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炉筒煙管ボイラーの構造と特徴に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 選択肢1が正しい。炉筒煙管ボイラーには、押込み送風機で炉筒の中を大気圧より高い圧力に保つ加圧燃焼の方式をとり、狭い炉筒の中でも多くの燃料を燃やせるよう燃焼室熱負荷を大きくしたものがある。燃焼ガスが外へ漏れないよう燃焼室は気密に造る。炉筒は胴の内部にあってボイラー水に囲まれた内だき…
関連キーワード: 炉筒煙管ボイラー・加圧燃焼・燃焼室熱負荷・外だき・パッケージ形式
立てボイラーの構造と特徴に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 選択肢1が正しい。立てボイラーは、胴を直立させ、その下部の火室で燃焼させる丸ボイラーである。横管式は火室を横切る横管を設けたもので、横管の内部はボイラー水で満たされ、外側を燃焼ガスが流れる(伝熱面積はボイラー則第2条第1号により燃焼ガスに触れる外側の面で算定する)。多管式は火室の…
関連キーワード: 立てボイラー・横管・火室・多管式・煙管
丸ボイラーの種類(立てボイラー・炉筒ボイラーなど)とその構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 選択肢1が誤り。炉筒ボイラーは、円筒形の胴の中に燃焼室となる炉筒を通したもので、炉筒が1本のものをコルニッシュボイラー、2本のものをランカシャボイラーと呼ぶ。2本のものをコルニッシュボイラーとするのは逆である。立てボイラーは、胴を立てて下部に火室を置いた丸ボイラーで、胴の中の水面…
関連キーワード: 丸ボイラー・立てボイラー・炉筒ボイラー・火室・横管
炉筒煙管ボイラーで、炉筒を出た燃焼ガスが向きを変えて煙管へ入る反転室の構造(ウェットバック式・ドライバック式)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 選択肢5が正しい。ドライバック式では、炉筒を出た燃焼ガスの向きを変える反転室が胴の後部鏡板の外側にあり、高温のガスから守るためにその内面を耐火材で覆っている。ウェットバック式はこれと違い、反転室を胴の中に収めて周りをボイラー水で囲んだもので、水ジャケットを外に付けた構造ではない(…
関連キーワード: 炉筒煙管ボイラー・反転室・ウェットバック式・ドライバック式・伝熱面積
ボイラー構造規格における最小厚さの定め方に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 5が正しい。ボイラー構造規格第35条第1項は、煙管の最小厚さについて第20条を準用している。第20条は、炉筒などの板の最小厚さを、座屈が生じる応力を基に定めるものである。炉筒煙管ボイラーの煙管は、管の中を燃焼ガスが通り、外側をボイラー水が囲むので、外から押される力によるつぶれに耐…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第9条・第20条・第35条
関連キーワード: 煙管・座屈・水管・過熱管・節炭器用鋼管
炉筒煙管ボイラーの伝熱面積の計算に含まれる面に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 炉筒煙管ボイラーの伝熱面積は、燃焼ガスが直接触れる面(燃焼ガス側の伝熱面)の合計で算定されます(ボイラー及び圧力容器安全規則第2条第1号。水管ボイラー及び電気ボイラー以外のボイラーは「燃焼ガス等に触れる本体の面で、その裏面が水又は熱媒に触れるものの面積」で算定する)。炉筒は内部に…
根拠・参照資料: ボイラー及び圧力容器安全規則第2条
関連キーワード: 伝熱面積・炉筒・煙管・燃焼ガス側・火管式
自然循環式水管ボイラーの水の循環に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 選択肢5が正しい。自然循環式水管ボイラーは、蒸発管の中の気水混合物と降水管の中の水との密度の差だけで水を循環させるので、細い管では循環が妨げられやすく、径の大きい水管が用いられる。循環ポンプで水を送る強制循環式は、より径の小さい水管を使える。圧力が高くなるほど飽和水と飽和蒸気の密…
関連キーワード: 自然循環式・降水管・密度・強制循環式・循環ポンプ
強制循環式水管ボイラーの循環ポンプと水の流れに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 選択肢5が正しい。強制循環式水管ボイラーは、蒸気ドラムから水を下ろす降水管の途中に循環ポンプを置き、ボイラー水を蒸発管へ押し込んで強制的に循環させる。ポンプが扱うのは気泡を含まない水で、蒸発管を出た気水混合物は自らドラムへ上がる(選択肢1は誤り)。ドラムをもたず、送り込んだ水を管…
関連キーワード: 強制循環式・循環ポンプ・降水管・蒸発管・気水分離器
貫流ボイラーに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 選択肢4が正しい。貫流ボイラーは、給水ポンプで管の一端から押し込んだ水を、管の中で予熱・蒸発させて他端から蒸気として取り出す形式で、水と蒸気の密度の差を循環に使わないので、両者の区別がなくなる超臨界圧力のボイラーにも採用される。管系だけで構成され保有水量が少ないので、起動から蒸気…
関連キーワード: 貫流ボイラー・保有水量・乾き度・炉筒煙管ボイラー・ボイラー室
水管ボイラーを丸ボイラーと比べたときの特徴や分類に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 4が誤り。水管ボイラーは、小径の水管を多数並べて伝熱面にするので、丸ボイラーより伝熱面積を大きくとりやすく、熱効率を高くしやすい。1:燃焼室の大きさを自由に決められるので、さまざまな燃料や燃焼方式に合わせやすい。2:細い水管の内側はスケールを取り除きにくいので、給水やボイラー水の…
関連キーワード: 水管ボイラー・伝熱面積・熱効率・燃焼室・貫流式
二胴形の水管ボイラーの蒸気ドラムと水ドラムに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 4が正しい。二胴形では上部の蒸気ドラムが蒸気と水を分ける場所となるため大きく作られ、下部の水ドラムはそれより小径のものが一般的である。1:水ドラムは水で満たされていて水面がない。水面は蒸気ドラムの中にできるので、ガラス水面計は蒸気ドラム(又は水柱管)の水位を示すように取り付ける(…
関連キーワード: 二胴形・蒸気ドラム・水ドラム・降水管・ガラス水面計
水管ボイラーの過熱器の構造と配置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 3が正しい。ボイラー構造規格第63条第1項は、過熱器の出口付近に、過熱器の温度を設計温度以下に保持できる安全弁を備えることを定めている。1:過熱器では、蒸気はほぼ一定の圧力のもとで加熱されて温度が上がる。管内を流れる抵抗があるので、出口の圧力は入口よりむしろわずかに低い。2:蒸気…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第63条第1項
関連キーワード: 過熱器・安全弁・設計温度・節炭器・熱伝達率
鋳鉄製ボイラーの構造と材料に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 3が正しい。ボイラー構造規格第90条は、鋳鉄製ボイラーの構造を組合せ式としなければならないと定めている。複数のセクションを組み合わせる構造なので、セクションに分けて搬入し、据付け場所で組み立てることができる。1:同規格第88条で鋳鉄製としてはならないのは、圧力0.1MPaを超えて…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第88条・第90条
関連キーワード: 鋳鉄製ボイラー・組合せ式・セクション・ボイラー構造規格・引張強さ
鋳鉄製ボイラーの使用圧力制限に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 鋳鉄製ボイラーは引張強度が低く脆性破壊のリスクが高いため、ボイラー構造規格第88条により使用条件が制限されている。圧力0.1MPaを超えて使用する蒸気ボイラー(第1号)、圧力0.5MPa(日本産業規格B8203等による破壊試験の結果に基づき最高使用圧力を算定する場合は1MPa)を…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第88条、第98条
関連キーワード: 鋳鉄製ボイラー・最高使用圧力・0.1MPa・蒸気ボイラー・ボイラー構造規格第88条
鋳鉄製ボイラーの取扱いと使用の制限に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 3が誤り。ボイラー構造規格第88条第3号により、温水温度が120℃を超える温水ボイラーは鋳鉄製としてはならない。圧力が0.5MPa以下であっても、150℃までの温水を作る使い方はできない。1:鋳鉄はもろく、急な加熱や冷却を受けると割れることがあるので、急激な温度変化を避けて扱う。…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第88条
関連キーワード: 鋳鉄製ボイラー・温水ボイラー・温水温度・蒸気ボイラー・セクション
鋳鉄製ボイラーのセクションとその材料に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 3が正しい。鋳鉄は鋼に比べて耐食性に優れるので、鋳鉄製ボイラーのセクションは鋼製ボイラーの胴より腐食しにくい。一方で強度が低くもろいので、使える圧力や温度には制限がある。1:ボイラー構造規格第88条第1号により、圧力0.1MPaを超えて使う蒸気ボイラーは鋳鉄製としてはならず、この…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第88条
関連キーワード: 鋳鉄製ボイラー・セクション・耐食性・蒸気ボイラー
一定の圧力のもとで、飽和水、飽和蒸気及び過熱蒸気を加熱したり冷やしたりしたときの温度の変わり方に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 2が正しい。乾き飽和蒸気は、その圧力の飽和温度にあり水分を含まない蒸気で、同じ圧力のまま熱を失うと、温度は飽和温度から下がらずに直ちに凝縮が始まり、湿り蒸気となる。1:同じ圧力のもとでは、飽和水、湿り蒸気、乾き飽和蒸気の温度はいずれもその圧力の飽和温度で等しい。3:水分がすべて蒸…
関連キーワード: 飽和水・乾き飽和蒸気・過熱蒸気・湿り蒸気・飽和温度
標準大気圧のもとで、0℃の水1kgを100℃の飽和水になるまで加熱する。このとき加える熱は顕熱である。その量として最も近いものはどれか。ただし、この範囲の水の比熱は4.19kJ/(kg·K)とする。
解説: 正解は2。温度を変えるために加える熱を顕熱といい、質量×比熱×温度差で求める。1kg×4.19kJ/(kg·K)×(100−0)K=419kJである。1:4.19kJは温度差1Kあたりの熱量で、100Kの分を掛けていない。3:約2,257kJは、標準大気圧で100℃の飽和水1kg…
関連キーワード: 顕熱・潜熱・比熱・蒸発熱・飽和水
ボイラーの伝熱に関係する熱伝導、熱伝達、熱貫流及び放射伝熱に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 2が正しい。高温の流体から壁を通して低温の流体へ熱が移る現象を熱貫流(熱通過)といい、その伝わりやすさを表す熱貫流率は、壁の面積1m²当たり、温度差1K当たりの伝熱量で、単位はW/(m²・K)である。1:熱伝導率の単位はW/(m・K)で、W/(m²・K)は熱伝達率や熱貫流率の単位…
関連キーワード: 熱貫流・熱伝導率・熱伝達率・放射伝熱
ボイラーの水側の伝熱面にスケールが付着したときに起こることとして、正しいものはどれか。
解説: 1が正しい。スケールは熱を伝えにくいので、水側の伝熱面に付着すると、金属が水で十分に冷やされなくなって温度が上がる。厚くなると過熱による膨出や破裂の原因になる。2は誤りで、熱が水に移りにくくなるので、排ガスの温度は上がる。3は誤りで、燃焼ガスの通りを悪くするのは、燃焼ガス側に付着…
関連キーワード: スケール・伝熱面・排ガス・過熱・蒸発量
蒸気ボイラーに用いるばね安全弁の構造と作動に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 1が正しい。蒸気用のばね安全弁は、吹出し圧力に達すると弁体が急に持ち上がり(ポップ作動)、多量の蒸気を一気に吹き出すように作られている。2:調整ボルトを締め込んでばねを強く押し縮めると、弁体を弁座に押し付ける力が大きくなるので、弁が開く圧力は高くなる。3:いったん開いた弁は、圧力…
関連キーワード: ばね安全弁・吹出し圧力・調整ボルト・吹止まり圧力・弁座
蒸気ボイラーのばね安全弁に取り付ける排気管及びドレン抜きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 5が正しい。安全弁に排気管の重さや熱による伸びの力がかかると、弁体と弁座の当たりがずれて漏れや作動不良の原因になるので、排気管の荷重は安全弁に負わせず、別に設けた支持で受ける。1:安全弁箱や排気管の底部には、たまった凝縮水が常に抜けるよう、弁を付けない開放したドレン抜きを設ける。…
関連キーワード: 安全弁・排気管・ドレン抜き・背圧
揚程式安全弁と全量式安全弁では、弁が開いたときの流路のうち吹出し量を決める部分が異なる。その組合せとして、正しいものはどれか。
解説: 5が正しい。安全弁が開いたとき、流路の中で面積が最も小さい部分が吹出し量を決める。揚程式安全弁は弁体の持ち上がり(リフト)が比較的小さく、弁体と弁座の間のすき間の面積(カーテン面積)が最も小さくなるので、この面積で吹出し量が決まる。全量式安全弁は弁体を十分に持ち上げて、すき間の面…
関連キーワード: 揚程式安全弁・全量式安全弁・のど部・吹出し量・リフト
蒸気ボイラーなどに備える安全弁について、ボイラー構造規格上、正しいものはどれか。
解説: 5が正しい。ボイラー構造規格第64条第2項は、揚程式安全弁等の銘板に、製造者の名称又は商標、呼び径、設定圧力及び吹出し量を記載するよう定めている。1は誤り。第62条第1項の安全弁は、内部の圧力を最高使用圧力以下に保持できるものである。2は誤り。第63条第1項により、過熱器の安全弁…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第62条・第63条・第64条・第65条
関連キーワード: 安全弁・銘板・設定圧力・吹出し量・逃がし管
ガラス水面計、水柱管及び連絡管などの水面測定装置の構造と取付けに関する次の記述のうち、ボイラー構造規格に照らして正しいものはどれか。
解説: ボイラー構造規格第71条第2項は、水側連絡管を水柱管やボイラーに取り付ける口を、水面計で見ることができる最低水位より上にしてはならないと定めています(肢4が正しい)。ガラス水面計は、随時、掃除及び点検ができる構造とします(第69条第4項。肢1は誤り)。蒸気側連絡管は、途中にドレン…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第69条第4項、第71条第1項〜第3項、第72条第2項
関連キーワード: ガラス水面計・水側連絡管・蒸気側連絡管・験水コック・水柱管
鋼製ボイラーへの水面計の設置数に関する次の記述のうち、ボイラー構造規格上、正しいものはどれか。
解説: 貫流ボイラー以外の蒸気ボイラーに水面測定装置を2個以上設けることを定めているのはボイラー構造規格第69条です(ボイラー及び圧力容器安全規則第21条はボイラーと可燃物との距離の条であり、同規則に水面測定装置の個数の規定はありません)(選択肢4が正しい)。これは水面計が詰まる等の不具…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第67条、第69条
関連キーワード: 水面計・2個以上・蒸気ボイラー・ボイラー構造規格第69条・水面測定装置
ガラス水面計の点検・試験に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 水面計の機能試験(通水試験)は、ボイラー起動後(点火後に蒸気圧力が上がった後)に毎回実施することが推奨されており、水面計が正常に機能していることを確認することが重要です(選択肢4が正しい)。月に1回では不十分です(選択肢1は誤り)。ガラス管が汚れて水位が確認できない状態は危険であ…
根拠・参照資料: ボイラー及び圧力容器安全規則第21条
関連キーワード: 水面計試験・機能試験・毎回実施・ドレンコック・通水試験
ボイラーの主蒸気弁などに用いる弁の形式と、主蒸気弁まわりの装置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 仕切弁は、円盤状の弁体が流路に対して直角の向きに上下して開閉する弁で、全開にすると流路をほとんどふさがないため、流れの抵抗が小さくなります(肢4が正しい)。玉形弁は、入口と出口の中心が一直線上にあり、弁箱の中の隔壁によって流れがS字状に曲がる弁です(肢1は誤り)。主蒸気弁の位置は…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第77条第1項
関連キーワード: 主蒸気弁・仕切弁・玉形弁・蒸気止め弁・バイパス弁
ボイラーの容量と効率の表し方に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は4。ボイラーの容量は、最大連続負荷のときに1時間当たり発生する蒸発量で表す。蒸気の圧力や温度によって蒸気1kg当たりの熱量が違うので、容量を比べるときは、実際の蒸発量を、100℃の水から100℃の乾き飽和蒸気をつくる場合の蒸発量に換算した換算蒸発量を用いることがある。1は誤…
関連キーワード: ボイラーの容量・換算蒸発量・ボイラー効率・最大連続負荷・乾き飽和蒸気
ボイラーの給水量や燃料油の使用量を測る流量計の種類としくみに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 差圧式流量計は、管の途中に絞りを入れ、その前後に生じる圧力の差を測って流量を知る。この差は流量の2乗に比例するので、流量が2倍になれば圧力差は4倍になる(3が正しい)。1は誤りで、容積式は歯車が1回まわるごとに一定の体積が送り出されることを使うので、流量は体積の単位で示される。2…
関連キーワード: 流量計・差圧式流量計・容積式流量計・面積式流量計・積算計
油だきボイラーの燃焼安全装置のうち、主安全制御器を構成する機器とその働きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は3。主安全制御器は、安全スイッチのほか、炎の信号を受けるフレームリレーや、起動の信号を受ける出力リレーなどから成る。このうち安全スイッチはタイマの働きをもち、バーナを起動してから決められた時間がたっても炎が確かめられなければ、着火しなかったものとして燃料を断つ。1は誤り。火…
関連キーワード: 主安全制御器・安全スイッチ・フレームリレー・出力リレー・火炎検出器
ボイラーの胴内に設ける給水内管に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 給水内管は、多数の小穴をあけた管で、給水を胴内に分散して送り込み、冷たい給水による局部的な冷却を避けるためのものです。水位が下がっても水中にあるよう、安全低水面よりやや下方に取り付けます(肢3が正しい)。給水を一か所にまとめて送り込むものではありません(肢1は誤り)。給水内管は給…
関連キーワード: 給水内管・安全低水面・局部的な冷却・給水ポンプ
ボイラーの吹出し装置(吹出し管・吹出し弁)の構造と取付けに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は2。吹出し弁には、沈殿物がたまりにくい構造のY形弁や仕切弁が用いられる。玉形弁は弁箱の中の隔壁に沈殿物がたまりやすく、スラッジなどによる故障を招くので使わない。1は誤りで、吹出し管を固定してしまうと、本体との取付け部に無理な力がかかるので、伸縮が自由になるようにし、曲がりが…
関連キーワード: 吹出し弁・吹出し管・玉形弁・吹出しコック・連続吹出し
ボイラー水の濃度を管理するための連続吹出しに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 連続吹出しは、蒸発につれて濃くなるボイラー水の溶解固形物の濃度を一定の範囲に保つため、少量ずつ続けて吹き出す方法で、取出し口は濃縮が進みやすい胴や蒸気ドラムの水面に近い位置に設ける(肢2が正しい)。底部にたまったスラッジは、底部の吹出し弁を短時間開いて出す間欠吹出しで排出する(肢…
根拠・参照資料: ボイラー及び圧力容器安全規則第25条第1項第6号
関連キーワード: 連続吹出し・溶解固形物・電気伝導率・間欠吹出し・水面計
ボイラー構造規格の圧力計と温度計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: 誤っているのは2。ボイラー構造規格第66条第1項は、蒸気ボイラーの圧力計を、最大指示値が最高使用圧力の1.5倍以上3倍以下のものとすると定めており、上限は2倍ではない。1は同条第2項のとおりで、圧力計は停電の場合においても有効に機能するものとされている(令和7年厚生労働省告示第2…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第66条・第68条
関連キーワード: 圧力計・停電・最大指示値・温度計・連絡管
内圧を受ける円筒形の胴に生じる応力と、胴の継手や穴の配置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 内圧Pを受ける内径D、板厚tの薄い円筒では、胴を縦に割ろうとする力から求まる周方向の応力はPD/(2t)、胴を輪切りにしようとする力から求まる軸方向の応力はPD/(4t)で、周方向の応力が軸方向の2倍になります。周方向の応力を受け持つのは胴の軸方向に沿った長手継手なので、長手継手…
関連キーワード: 長手継手・周継手・周方向の応力・軸方向の応力・マンホール
運転中のボイラーの水位の見え方と水位制御に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ガラス水面計の水は、気泡を含まず、胴内の水より放熱で冷えて密度が大きいので、水面計の水位は胴内の平均の水位より低く現れる(肢2が正しい)。蒸気負荷が急に増えると、胴内の圧力がいったん下がってボイラー水の一部が蒸発し、気泡が増えて水位は一時的に上がって見えるので、肢1は誤り。二要素…
関連キーワード: ガラス水面計・水位制御・二要素式・単要素式・給水ポンプ
ボイラーの蒸気圧力を比例動作(P動作)で制御するときの動作と比例帯に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 比例動作は、目標値と制御量の差(偏差)に比例した量だけ操作量を変える動作で、蒸気圧力の制御では、比例帯の下限から上限までの範囲で燃焼量を最大から最小まで比例的に変える。圧力が比例帯の上限を超えると燃焼量は最小のまま、下限を下回ると最大のままとなり、それ以上は変わらない(肢1が正し…
関連キーワード: 比例動作・比例帯・オフセット・燃焼量・目標値
ボイラーのオン・オフ動作の制御とそれに用いる機器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は1。オン・オフ動作は、制御量が上限に達すると運転を止め、下限まで下がると運転を始める動作で、この上限と下限の差を動作すき間という。動作すき間を広くとると、制御量の振れは大きくなるが、切替えの間隔は長くなり、回数は少なくなる。2は誤り。偏差の大きさに応じて燃料の量を連続的に変…
関連キーワード: オンオフ式・動作すき間・制御量・比例式・小容量
ボイラーのシーケンス制御とフィードバック制御、及びそれらに用いる機器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 電磁リレーのb接点は、コイルに電流が流れていないときに閉じている接点で、コイルに電流が流れると開き、電流が切れると閉じます(肢1が正しい)。制御量を目標値と比べて差をなくすように訂正動作を行うのはフィードバック制御で、フィードフォワード制御は偏差によらず外乱などの情報から操作量を…
関連キーワード: シーケンス制御・フィードバック制御・電磁リレー・主安全制御器・フレームリレー
ボイラーの鏡板の形状と強さに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 煙管ボイラーなどで煙管を取り付ける鏡板を管板といい、煙管をころ広げで固定するのに必要な厚さがとれるよう、一般に平らな板が使われるので1が正しい。同じ材料・径・厚さなら、強さは全半球形、半だ円体形、皿形、平形の順に小さくなるので、皿形が半だ円体形より強いとする2は誤り。平鏡板は内部…
関連キーワード: 鏡板・管板・皿形鏡板・全半球形鏡板・ステー
炉筒煙管ボイラーの炉筒の形式と強さに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 炉筒には平形炉筒と波形炉筒があり、外圧に強く伝熱面積も大きい波形炉筒が現在の炉筒煙管ボイラーでは一般的で、平形炉筒の使用は少ないので4が正しい。炉筒は両端を鏡板に溶接で取り付けてあり、熱による伸縮は、平形炉筒では伸縮継手で、波形炉筒では波形の部分で吸収するので、後端を固定しないと…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第20条
関連キーワード: 炉筒・波形炉筒・平形炉筒・伸縮継手・圧壊
ボイラーのエコノマイザの形式と設置位置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: エコノマイザは、ボイラー本体や過熱器を通った後の燃焼ガスの余熱で給水を予熱する装置で、伝熱管の材料によって鋳鉄管形と鋼管形に分けられ、どちらにも平滑管のものとひれ付き管のものがあるので2が正しい。エコノマイザは過熱器より下流側の、ガス温度が下がった位置に設けるので1は誤り。伝熱管…
関連キーワード: エコノマイザ・伝熱管・過熱器・給水ポンプ・通風抵抗
ボイラーの空気予熱器の方式と設置の効果に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 排ガスを熱源とする空気予熱器には、管や板の伝熱面を隔てて燃焼ガスの熱を空気へ伝える熱交換式と、燃焼ガスで温めた蓄熱体(金属板など)を回転などで空気側へ移し、燃焼ガスと空気に交互に触れさせて熱を渡す再生式があるので、2が正しい。熱交換式は伝熱面の形によって鋼管形と鋼板形に分けられ、…
関連キーワード: 空気予熱器・再生式・熱交換式・過剰空気量・蓄熱体
蒸気トラップの種類と作動に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ディスク式はサーモダイナミック式に分類され、蒸気とドレンの流速の違いから生じる圧力の変化でディスクを開閉するので1が正しい。ベローズ式は液体を封入した金属ベローズが温度で伸縮して弁を動かすサーモスタチック式で、温度の差を利用するから2は誤り。バイメタル式は温度で変形するバイメタル…
関連キーワード: 蒸気トラップ・ディスク式・ベローズ式・バイメタル式・バケット式
沸水防止管の構造と設置場所に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 沸水防止管は、低圧ボイラーの胴の蒸気室で、蒸気出口の直下に設ける穴あき管である。蒸気は管の上面の多数の穴から入り、流れの向きを変えるときに水滴が分けられるので、水分が蒸気とともに運び出されるのを防ぐ。よって3が正しい。主に低圧のボイラーに用いるもので、高圧の水管ボイラーの蒸気ドラ…
関連キーワード: 沸水防止管・気水分離・蒸気室・遠心力・デミスタ
ボイラーの給水系統に設ける給水弁および給水逆止め弁に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ボイラーの給水管には給水弁と給水逆止め弁を備え、給水弁をボイラーに近い側に取り付けます。こうしておけば、給水弁を閉止することでボイラー内の圧力を給水管側から遮断でき、ボイラーに圧力がある状態のままでも逆止め弁の分解・修理が行えるからです(選択肢5が正しい)。「給水逆止め弁をボイラ…
関連キーワード: 給水弁・給水逆止め弁・スイング式・リフト式・取付け位置
水面測定装置の種類と特徴に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 平形反射式水面計は、ガラスの裏面に三角の溝(プリズム)を刻んだ構造で、光の通過と反射の性質を利用しています。水のある部分は光が通過するため黒色に、蒸気の部分は光が反射するため白色に光って見え、水位の判別が容易です(選択肢2が正しい)。二色水面計は光の屈折率の差を利用したもので、蒸…
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ボイラーの自動制御で、炉内圧力を一定に保つために一般に増減させる操作量として、正しいものはどれか。
解説: 炉内圧力を一定に保つ制御では、炉から出ていく排出ガス量を増減させる。したがって3が正しい。1と2は誤りで、燃料量と空気量は、蒸気圧力や温水温度を目標値に保つために燃焼量を変える操作量であり、炉内圧力の操作量ではない。4は誤りで、給水量はボイラー水位を制御するときの操作量である。5…
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ボイラーの燃焼安全装置に用いる火炎検出器の検出方法と特徴に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: フォトダイオードセルは、炎から出る可視光を光起電力効果で電流に変えて検出するもので、赤熱した炉壁から出る光にも反応し、炎がないのにあると判断する誤動作のおそれがあるので4が正しい。フレームロッドは、炎の中に入れたロッドに電圧を加え、炎があるときだけ電流が流れる炎の導電作用を利用す…
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湿り蒸気と乾き度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 乾き度xは、湿り蒸気1kgのうち乾き飽和蒸気がxkg、水分が(1−x)kgであることを表す質量の割合である。水分は蒸気よりはるかに体積が小さいので、同じ圧力では湿り蒸気の比体積は乾き飽和蒸気より小さく、乾き度が小さいほど小さくなり、3が正しい。湿り蒸気は水と蒸気が共存する飽和の状…
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過熱器出口の圧力計の指示が0.9MPa、過熱器を出た蒸気の温度が250℃であった。この過熱蒸気の過熱度として、正しいものはどれか。ただし、大気圧は0.1MPaとし、絶対圧力0.8MPa、0.9MPa、1.0MPaにおける飽和温度は、それぞれ170℃、175℃、180℃とする。
解説: ボイラーの圧力計が示すのは大気圧を基準としたゲージ圧力で、飽和温度は絶対圧力に対して定まるので、絶対圧力=ゲージ圧力+大気圧=0.9+0.1=1.0MPaの飽和温度180℃を用いる。過熱度は、過熱蒸気の温度とその圧力に対応する飽和温度との差なので、250−180=70Kとなり2が…
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炉筒煙管ボイラーのブリージングスペースに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 炉筒は燃焼ガスで加熱されて長手方向に伸縮し、炉筒を取り付けた鏡板はそれに合わせてわずかにたわむ。鏡板を補強するガセットステーが炉筒の近くまで及ぶとこのたわみが妨げられ、鏡板に大きな応力が生じるので、ガセットステーの鏡板への取付部の下端と炉筒との間に十分な間隔をとる。これがブリージ…
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自然循環式水管ボイラーの水の循環の強さに影響する条件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 自然循環は、加熱されない下降管の水と、加熱されて気泡を含む上昇管の気水混合物との密度の差によって生じる。この差が同じなら水柱が高いほど循環力は大きいので、蒸気ドラムを高い位置に置き、上昇管と下降管を長くするほど循環は強くなり、5が正しい。1は誤り。気泡が増えると上昇管内の水の密度…
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ブルドン管圧力計の測定原理に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ブルドン管圧力計は、断面が扁平(平たいだ円形)な金属管を円弧状(C字状)に曲げたブルドン管を用います。一端を固定して圧力を導き、他端(自由端)を閉じておくと、内部に圧力が加わったとき扁平な断面が円形に近づこうとして管の曲がりが広がり、自由端が外側へ変位します。この変位をリンクや歯…
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ボイラーに用いる安全弁の形式(ばね式、重錘式、てこ式)とその使われ方に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 安全弁は弁体を押さえる方法によりばね式、重錘式、てこ式に分けられる。てこ式はおもりの力をてこで弁に伝えるが、弁に加えられる力の大きさには限りがあり、小形のボイラーに用いられてきたものなので3が正しい。同じ理由で、高圧で大容量のボイラーに多く用いられるとした2は誤り。重錘式は動揺や…
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ボイラーの給水ポンプの種類に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: ディフューザポンプは、羽根車(インペラ)の外周に案内羽根(ガイドベーン)を備えた遠心ポンプです。羽根車から出た水の速度エネルギーを案内羽根で圧力エネルギーに効率よく変換できるため、高い吐出し圧力が得られ、高圧のボイラーの給水に適しています(選択肢4が正しい)。「渦巻ポンプは羽根車…
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ボイラーの自動制御に用いる積分動作と微分動作の働きに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は5。微分動作は、偏差が変化する速さに比例した操作量を出して変化を先取りする動作で、単独では用いず、比例動作(P動作)や比例積分動作(PI動作)と組み合わせて用いる。1は誤り。微分動作は偏差の変化の速さに応じて働くので、偏差が一定のまま変わらなければ操作量は出ない。2は誤り。…
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ボイラーの給水を自動で制御するために用いる水位検出器などの方式と特徴に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は1。熱膨張管式水位調整装置は、ボイラーの水位の変化で膨張管の温度が変わり、その伸び縮みをてこなどで給水調節弁に伝えて開度を変えるもので、電力などの補助動力を必要としない自力式の装置である。2は誤り。電極式は、ボイラー水が電気を通すことを利用し、電極棒が水につかっている間は電…
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標準大気圧のもとにある乾き度0.9の湿り蒸気4kgが持つ熱量(0℃の水を基準とした比エンタルピに質量を掛けた値)として、最も近いものはどれか。ただし、この圧力における飽和水の比エンタルピは419kJ/kg、蒸発熱は2,257kJ/kgとする。
解説: 正解は3。乾き度xの湿り蒸気1kgのうち、xkgが蒸発を終えた蒸気で、残りは飽和水なので、1kg当たりの熱量は、飽和水の値419kJ/kgと、蒸発熱をx倍した値との和になる。419+0.9×2,257=2,450.3kJ/kgで、4kgでは2,450.3×4≒9,801kJである…
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ボイラーの胴や鏡板などを補強するステーに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は2。管ステーは煙管ボイラーや炉筒煙管ボイラーの管板を支えるもので、火炎に触れる部分に取り付けるときは、端部を縁曲げして焼損を防ぐ。1は誤り。管ステーは水管ボイラーのドラムどうしを結ぶものではなく、煙管ボイラーや炉筒煙管ボイラーの管板に用いる。3は誤り。丸棒で両側の鏡板を胴の…
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ボイラーの送気系統に設ける蒸気逆止め弁及び蒸気ヘッダの目的と構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は1。2基以上のボイラーを蒸気管で連絡して使う場合、圧力の低くなったボイラーへほかのボイラーの蒸気が流れ込まないよう、各ボイラーの主蒸気管に蒸気逆止め弁を取り付ける。2は誤り。蒸気ヘッダは、ボイラーからの蒸気をいったん集めて多くの使用先へ分けて送るためのもので、蒸気の圧力を下…
関連キーワード: 蒸気逆止め弁・蒸気ヘッダ・主蒸気管・逆流
水管ボイラーの種類と伝熱面の配置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は4。曲管式の水管ボイラーは、炉壁の内面の水冷壁と、上下のドラムを曲がった水管でつないだ水管群とを組み合わせたもので、蒸気ドラム1個と水ドラム1個の二胴形が多く用いられる。1は誤りで、炉壁の内面に沿って並べた水冷壁は燃焼室に直面し、火炎からの放射熱を受ける放射伝熱面である。2…
関連キーワード: 水冷壁・曲管式・二胴形・放射形ボイラー・強制循環式
過熱蒸気の性質と、動力用・加熱用としての使い分けに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は5。過熱蒸気は同じ圧力の飽和温度より温度が高いが、伝熱面への熱伝達率が飽和蒸気の凝縮に比べて低く、熱を放出する間に温度も下がっていくので、熱交換器による加熱には飽和蒸気が適する。1は誤り。湿り蒸気の水滴はタービンの羽根を傷める(エロージョン)ので、タービンには過熱蒸気を送り…
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ボイラーの気水分離器の構造と取付け位置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は2。スクラバ式は波形の薄板を多数並べた構造で、その間を通る蒸気中の細かな水分を寄せ集めて分離する。大容量のボイラーでは、サイクロン式で分けた後の蒸気をスクラバに通して仕上げの分離を行うことが多い。1は誤り。気水分離器は蒸気ドラムなどの内部の蒸気取出口の手前に設け、水分を除い…
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ボイラーへの安全弁の取付けに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 安全弁は、ボイラー本体の容易に検査できる位置に直接取り付け、かつ、弁軸を鉛直にしなければなりません(ボイラー構造規格第62条第2項。選択肢3が正しい)。安全弁とボイラーの間に連絡管を設けて長くすると作動が正確になるという記述は誤りで、安全弁はボイラー本体に直接取り付けるものです(…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第62条第1項・第2項、ボイラー及び圧力容器安全規則第28条第1項第2号
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ボイラーの給水ポンプとインゼクタなどの給水装置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正しいのは4。遠心ポンプは、羽根車の中心から吸い込んだ水を外向きに流して水に速度エネルギーを与え、渦巻室を通る間にそれを圧力エネルギーに変えて吐き出す。1は誤り。インゼクタは蒸気の噴射力で給水する装置で、比較的圧力の低いボイラーや、給水ポンプの予備の給水に用いられる。2は誤り。給…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第75条
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蒸気圧力の調節に用いる圧力調節器などの機器に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は1。燃料調節弁や空気ダンパを動かすコントロールモータは、どちらの向きにも回転できるように2つのコイルをもつ小型の電動機に、減速機構を組み合わせたものである。2は誤り。蒸気圧力調節器は、ベローズなどの検出部に高温の蒸気が直接触れないよう、水を満たしたサイホン管を介して取り付け…
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ボイラーの自動点火装置と燃料遮断弁に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は5。自動運転のボイラーでは、点火の大部分がスパーク式で行われる。点火用変圧器で7,000〜15,000V程度の高電圧に昇圧した電流を点火プラグの電極間に放電させ、主バーナや点火用バーナの燃料に着火させる。1は誤りで、燃料遮断弁は燃料配管のバーナの近くに2個取り付け、軽質燃料…
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暖房用の鋳鉄製ボイラーの配管と附属品に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は1。ハートフォード式連結法は、返り管をボイラーに直接つながず、蒸気側とボイラー下部とを結ぶ均圧管に、常用水位より低く安全低水面より高い位置(常用水位から約50mm下)で接続する方法である。返り管が破損しても、ボイラー水がサイホン作用で流れ出て水位が大きく下がるのを防げる。2…
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第96条第1項、第100条
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炉筒煙管ボイラーの平滑な煙管を、らせん状の溝を付けたスパイラル管に取り替えたところ、同じ燃焼ガス量で伝熱量が増えた一方、煙管の入口と出口の圧力差も大きくなった。この結果の説明として、最も適切なものはどれか。
解説: 正解は5。スパイラル管は、らせん状の溝で伝熱効果を大きくした管である。管内の流れに旋回や乱れが加わると、管壁付近の流れの遅い層(境界層)が薄くなって燃焼ガスから管壁への熱伝達率が上がる。その一方で、乱れが増えるので摩擦による圧力損失も大きくなる。1は誤り。煙管は前後の管板の間に取…
関連キーワード: スパイラル管・煙管・摩擦損失・熱伝導率・層流
炉筒煙管ボイラーなどの鏡板・管板と、管ステーの構造及び取付けに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は3。管ステーは管板を補強する鋼管で、管板に溶接するか、ねじ込んで取り付ける。火炎に触れる位置にねじ込んで取り付ける場合は、端部が焼損しないよう縁曲げをする。1は誤り。管ステーには煙管より管壁の厚い鋼管を用いる。2は誤り。鏡板は、ふつう1枚の鋼板を成形して作る。4は誤り。煙管…
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暖房設備に用いる凝縮水給水ポンプ、真空給水ポンプ及び温水循環ポンプに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は4。重力還水式の蒸気暖房では、凝縮水は凝縮水槽まで自然に流れ下り、凝縮水給水ポンプがこれをボイラーへ送る。運転は凝縮水槽のフロートによる開閉器で自動的に行われ、水位が高くなると起動し、低くなると止まる。1は誤り。凝縮水給水ポンプは重力還水式に用いられ、真空還水式に用いるのは…
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蒸気用の自力式減圧弁の働きと取付けに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 正解は1。減圧弁は、蒸気の圧力を使用に適した圧力まで下げ、一次側の圧力や流量が変わっても、二次側の圧力をほぼ一定に保つ装置である。2は誤り。二次側の圧力が設定圧力に達すると、弁を閉じる方向に動いて蒸気を絞る。3は誤り。大容量で圧力の精度が高いのはパイロット式で、直動式は構造が簡単…
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ボイラーの蒸気を使用先まで送り出す主蒸気管の配置と、主蒸気管に設ける伸縮継手に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解説: 5が正しい。長い主蒸気管は温度の変化で伸び縮みするので、その影響を受けないよう途中に伸縮継手を設ける。伸縮継手には湾曲形(ベンド)のほか、すべり形、U字形、ベローズ形(蛇腹形)などがあり、なかでも湾曲形が多く用いられている。1は誤り。主蒸気管の曲がり部には十分な半径をもたせる。2…
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ぴよパスでは二級ボイラー技士の問題を4カテゴリに分けています。ボイラーの構造にはオリジナル予想問題を75問収録し、サイト内の二級ボイラー技士全300問の約25%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには鋳鉄製ボイラー・給水ポンプ・煙管・安全弁などがあります。本試験の情報は合格率52.9%(令和7年度)・試験時間3時間・受験料8,800円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。75問のうち18問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、ボイラーの取扱い・燃料及び燃焼・関係法令などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
ぴよパスに収録している二級ボイラー技士「ボイラーの構造」のオリジナル練習問題 全75問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級28問・中級35問・上級12問の全75問構成です。うち18問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
編集部の評価 (解説・演習・法令) と対象読者を並べました。
横にスクロールして 3 冊を比較できます
![]() #1 一発合格! これならわかる 2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集 第3版 Amazon評価(参考) 4.6 (30件) | ![]() #2 ユーキャンの2級ボイラー技士 過去問8回徹底解説 2026年版 | ![]() #3 これ1冊で合格! 2級ボイラー技士 令和8年版 図解テキスト&過去問6回 Amazon評価(参考) 4.4 (9件) | |
|---|---|---|---|
| 役割 | 初学者の最初の1冊 | 過去問演習で仕上げる1冊 | 短期合格・直前期の1冊 |
| 解説 | |||
| 演習 | |||
| 法令 | |||
| こんな人に | ボイラーに触れたことがない文系・初学者、ビルメン転職組、これから学習を始める受験者 | テキストを一周終え、本試験形式で実力を測りたい受験者、苦手分野を可視化したい中級者 | 学習期間1ヶ月以内の社会人、最短ルートで合格したい多忙な受験者、2冊目を買う余裕がない人 |
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清浦 昌之・ナツメ社
ボイラーは『燃焼』『構造』『取扱い』『法令』と4科目同時に学ぶ必要があり、理解の土台がないまま過去問だけ回しても本試験の応用問題で取りこぼす。本書を飛ばすと『なぜそうなるのか』が分からないまま暗記に走り、合格ラインギリギリで毎年再受験になるリスクが高い。著者は文部科学大臣優秀教職員表彰受賞の指導歴で、図解と確認問題のリズムが初学者の挫折を防ぐ。
ユーキャン2級ボイラー技士試験研究会・ユーキャン(自由国民社)
2級ボイラー技士は『類似問題が繰り返し出る』典型試験で、過去問8回を完答できるレベルに達しないと合格は危うい。テキスト1冊だけで挑むと『見たことのある問題なのに正答できない』本番事故が頻発する。別冊解答方式で本試験を時間管理しながら解ける本書を省くと、知識はあっても得点力に転換できない致命傷を負う。2024年12月発行で最新法改正に追随済み。
公論出版編集部・公論出版
受験申込から試験日まで30日切った段階で『どの本にするか迷う時間』そのものが命取り。本書は図解テキスト+〇×確認問題688問+過去問6回+購入特典の追加解説PDFを1冊2,310円で完結させ、書店比較10冊で1位選出の実績を持つ。これを選ばず複数冊を中途半端に手を出すと、どれも完走できないまま試験当日を迎える失敗パターンに陥る。令和8年版は最新出題傾向(R7.10公表問題)を反映。
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