二級ボイラー技士 ボイラーの構造 練習問題 第26問: 鋼製ボイラーへの水面計の設置数に関する次の記述のうち、ボイラー構造規格上、正しいものはどれか。
鋼製ボイラーへの水面計の設置数に関する次の記述のうち、ボイラー構造規格上、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 4. 蒸気ボイラー(貫流ボイラーを除く。)には水面計を2個以上設けなければならない
貫流ボイラー以外の蒸気ボイラーに水面測定装置を2個以上設けることを定めているのはボイラー構造規格第69条です(ボイラー及び圧力容器安全規則第21条はボイラーと可燃物との距離の条であり、同規則に水面測定装置の個数の規定はありません)(選択肢4が正しい)。これは水面計が詰まる等の不具合で水位が確認できなくなった場合のバックアップとして2個設置が義務付けられています。「蒸気ボイラー(貫流ボイラーを除く。)には、ボイラー本体又は水柱管に水面計を1個設ければ足りる」は誤りで、貫流ボイラー以外の蒸気ボイラーには原則として2個以上が必要です(ボイラー構造規格第69条第1項。胴の内径が750mm以下のもの等でも、2個のうち1個をガラス水面計でない水面測定装置にできるにとどまります)(選択肢1は誤り)。「3個以上設けなければならない」は誤りで、3個以上の義務はありません(選択肢2は誤り)。「温水ボイラーには、水高計のほかガラス水面計を1個以上取り付けなければならない」は誤りで、温水ボイラーには水高計(又はこれに代わる圧力計)を取り付けます(ボイラー構造規格第67条)。第69条のガラス水面計の規定は蒸気ボイラーのものです(選択肢3は誤り)。貫流ボイラーは原則としてガラス水面計の取付義務の対象外で、令和8年4月1日適用の改正で対象になった多管式貫流ボイラーでも求められるのは1個以上です(選択肢5は誤り)。なお、鋳鉄製ボイラーについては第97条に別の定めがあり、低水位燃料遮断装置又は自動水位制御装置を有し、ガラス水面計に呼び径8A以上の直流形の排水弁又は排水コックを備えた蒸気ボイラーは、ガラス水面計を2個以上備える義務の対象から除かれています。
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第67条、第69条
関連キーワード: 水面計・2個以上・蒸気ボイラー・ボイラー構造規格第69条・水面測定装置
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