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運転免許の学科試験とは|仮免・本免・原付・二種の問題数と合格点、出題範囲(教則)、予約・手数料・合格率

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運転免許の学科試験とは|仮免・本免・原付・二種の問題数と合格点、出題範囲(教則)、予約・手数料・合格率
目次

運転免許の学科試験は、公安委員会(都道府県警察)が行う、自動車などの運転に必要な知識の試験です。 本免(普通免許など)と第二種免許は文章問題90問とイラスト問題5問の100点満点を50分、原付免許は文章問題46問とイラスト問題2問の50点満点を30分、仮免許は文章問題50問を30分で解き、どれも90%以上の成績で合格です。問題は国家公安委員会の「交通の方法に関する教則」の範囲から出ます。

ぴよパスでは、普通免許(仮免・本免)・原付免許・二種免許の学科試験のオリジナル予想問題を、登録不要・無料で解けます。警察庁・都道府県警察・指定自動車教習所とは関係がなく、本試験の問題を載せたものではありません。

結論: 運転免許の学科試験の要点

  • 形: 本免・二種は95問(100点満点)・50分、原付・小型特殊は48問(50点満点)・30分、仮免は50問・30分。合格は90%以上。
  • 答え方: 文章問題は正誤式(○×)で1問1点。イラスト問題は1つの場面に3つの正誤を答え、3つとも正しいときだけ2点。
  • 範囲: 「交通の方法に関する教則」。章ごとの出題数が区分ごとに決まっている。2026年は4月と9月に教則が改正された。
  • 受け方: 住所地の試験場で、適性試験 → 学科試験 → 技能試験の順。教習所の卒業者は技能試験が免除。確かめた4都府県(東京・神奈川・埼玉・大阪)は、どれも学科試験を予約制にしている(埼玉の原付は講習の予約)。
  • 費用: 試験手数料の国の標準は、教習所を卒業して普通免許を受ける人が1,900円、原付免許が1,600円。ほかに免許証の交付手数料がかかる。
  • 合格率: 学科だけの全国の数字は公表されていない。運転免許試験全体では普通免許72.8%・原付免許58.7%(令和7年)。

学科試験の種類と問題数・時間・合格点

区分問題満点時間合格
本免(普通・準中型・中型・大型・大型特殊・大型二輪・普通二輪)文章問題90問+イラスト問題5問100点50分90点以上
第二種(大型・中型・普通・大型特殊・牽引)文章問題90問+イラスト問題5問100点50分90点以上
原付・小型特殊文章問題46問+イラスト問題2問50点30分45点以上
仮免許文章問題50問50点30分45点以上

問題数・配点・時間は警察庁の通達「学科試験の出題形式、出題範囲及び出題基準等について」(令和5年3月30日・丁運発第46号)、合格基準の「九十パーセント以上の成績」は道路交通法施行規則第25条が定めています。この通達は、令和8年2月4日の警察庁の通達(丁運発第22号)でも、試験がこれに適合しているかを点検する基準として挙げられています。

区分ごとの詳しい形と勉強の順番は、本免は本免の学科試験に受かるコツ、仮免は仮免の学科試験によく出る分野、原付は原付免許の取り方、二種は二種免許の学科試験のコツで説明しています。

本試験の問題は都道府県警察が教則の範囲内で作っていて、一般には公開されていません。警察庁の通達「学科試験の適正な管理について」(丁運発第135号)は、漏えいを防ぐため問題のパターンを入れ替えて出題するよう指示しています。過去問を探している人は、仮免の学科試験の過去問はある?・原付の学科試験の過去問はある?の記事を参照してください。

文章問題は正誤式で、1問1点です。イラスト問題は「実際の交通場面から危険を認知して必要な判断を行う能力」をみる問題で、1つのイラストに3つの正誤を答え、3つとも正しいときだけ2点になります。通達は、新しく作る試験問題のすべての漢字に振り仮名を付けることも求めています。

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出題範囲 — 交通の方法に関する教則

学科試験は、国家公安委員会が作って公表する教則の内容の範囲内で行われます(道路交通法第97条第3項・第108条の28第4項)。教則の名前は「交通の方法に関する教則」です。通達の「学科試験出題基準」は、教則の章ごとに文章問題の数を決めています。

教則の章第二種普通など小型特殊原付仮免
第1章 歩行者と運転者に共通の心得131210812
第4章 運転する前の心得611744
第5章 運転の方法3035191833
第6章 危険な場所などでの運転910851
第7章 高速道路での走行87———
第8章 二輪車の運転の方法—11—8—
第9章 旅客自動車や代行運転自動車の運転者などの心得20————
第10章 交通事故、故障、災害などのとき3322—
第11章 自動車所有者、使用者などの心得11—1—
文章問題の合計9090464650

イラスト問題は章を横断して危険の予測を問い、配点は第二種と普通などが10点、小型特殊と原付が4点です。仮免許は、第4章の点検・乗車と積載・安全運転に必要な知識(第3〜5節)、第5章の駐車と停車(第8節)、第6章の夜間・悪天候・緊急時の措置(第3〜5節)を出題の区分から除いています。表のとおり、第7章(高速道路)・第8章(二輪車)・第10章・第11章も、仮免では出ません。

表から分かるとおり、普通免許の本免でも二輪車の章から11問が出ます。第二種は旅客自動車の運転者などの心得から20問が出るのが特徴です。

2026年の教則の改正

教則は法令の改正に合わせて変わり、出題範囲も動きます。2026年は次の2回の改正が施行されました。

  • 令和8年4月1日(国家公安委員会告示第9号): 自動車などが自転車などの右側を通過する場合の決まりが加わりました。
  • 令和8年9月1日(国家公安委員会告示第32号): 道路交通法施行令の改正に合わせて、生活道路のような中央線などがない一般道路では時速30キロメートルとする内容が入りました。

改正の前に作られた問題集やアプリでは、この2つの決まりに関わる問題の答えが変わっていることがあるので、発行日や更新日を確かめます。

受け方 — 試験場・順序・技能試験と学科試験の免除

免許を受けようとする人は、住所地の公安委員会に申請し、運転免許試験を受けます(道路交通法第89条第1項)。試験は公安委員会の管理する試験場などで行われ(同法施行規則第22条)、適性試験と学科試験を技能試験の前に行い、どちらかに合格しないと技能試験は受けられません(同第26条)。警視庁は、適性試験・学科試験・技能試験の順に行い、適性試験では視力・色彩識別・深視力などをみると案内しています。

  • 技能試験の免除: 指定自動車教習所の卒業証明書を持つ人は、卒業検定(技能検定)を受けた日から1年以内なら技能試験が免除されます(道路交通法第97条の2第1項第2号)。教習所を卒業した人が試験場で受けるのは、適性試験と学科試験です。
  • 学科試験の免除: 第一種免許を受けるときは、受けようとする免許と別の種類の第一種免許(小型特殊・原付を除く)か第二種免許を持つ人は、学科試験が免除されます。第二種免許を受けるときに学科試験が免除されるのは、別の種類の第二種免許を持つ人などで、第一種免許だけでは免除されません(道路交通法施行令第34条の5)。
  • 原付免許: 試験は適性試験と学科試験だけで、技能試験はありません(道路交通法第97条第1項)。原付講習(3時間)を受けないと免許は交付されません(同法第90条の2。失効した免許の再取得など、講習が免除される人もいます)。

確かめた4都府県では、学科試験(埼玉の原付は原付講習)を予約制にしています。

都道府県警察予約の決まり(2026年10月20日時点の案内)
警視庁学科試験はすべて予約制。午前と午後に実施、平日のみ
神奈川県警察原付・小型特殊の試験、指定自動車教習所の卒業者の学科試験、直接受験の普通免許の試験は予約が必要
埼玉県警察教習所を卒業して普通免許を新しく受ける人(原付・小型特殊の免許を持つ人を除く)の学科試験と、運転免許センターで受ける仮免許の学科試験はオンライン予約。原付は学科試験ではなく原付講習が予約制
大阪府警察学科試験はオンライン予約による完全予約制

指定自動車教習所に通っている人の仮免許の学科試験は、場所や予約の扱いを教習所の案内で確かめます。警視庁は、2026年10月の時点で学科試験の予約が非常に取りにくいとして、電話での予約受付を11月以降も当面延長する予定としています。受ける都道府県の試験場の案内を早めに確かめます。

手数料 — 国の標準と都道府県の額

手数料は都道府県の条例で決まり、道路交通法第112条と同法施行令第43条がその標準を定めています。主な標準額は次のとおりです。

手数料国の標準
普通免許の試験(教習所の卒業者など)1,900円
普通免許の試験(直接受験)2,500円(試験場の車を使う場合は3,300円)
原付免許・小型特殊免許の試験1,600円
仮免許の試験(教習所の修了者)1,800円
第二種免許(大型・中型・普通)の試験(教習所の卒業者)1,800円
免許証の交付(第一種・第二種)2,350円
原付講習(3時間)5,250円

たとえば警視庁は、教習所を卒業した人の普通免許で4,250円(受験料1,900円・免許証交付料2,350円)、原付免許で3,950円(受験料1,600円・免許証交付料2,350円)と別に原付講習の受講料5,250円と案内しています。マイナ免許証にする場合は、交付(記録)の手数料が変わります。

合格率 — 学科試験だけの全国の数字は無い

警察庁の「運転免許統計」は、適性・学科・技能を合わせた運転免許試験の合格率を出しています。学科試験だけの全国の合格率は載っていません。

区分年受験者数合格者数合格率
普通免許(第一種)令和7年1,528,263人1,111,893人72.8%
仮免許(普通)令和7年1,270,945人994,592人78.3%
原付免許令和7年162,668人95,495人58.7%
普通第二種免許令和7年55,964人34,019人60.8%

受験者数は延べ人数で、同じ人が何度受けてもその回数だけ数えます。原付の58.7%には、失効した免許の取り直しや外国の免許からの切り替えで学科試験を免除された人(合格者の約2割)も入っているので、学科試験を受けた人だけの合格率はこれより低くなります。

学科試験の合格率を県として出している例に宮城県警察があり、県内の指定自動車教習所ごとの学科試験の合格率を公表しています。令和5年〜令和7年の県内平均は、仮免許の学科試験が86.3%(普通車のみ)、本免許の学科試験が69.1%でした。

落ちたとき — 受け直しの決まり

  • 回数: 学科試験の受験回数に上限を置く条文は見当たりません。回数の面で受けられなくなるのは、不正の手段で受けた人に公安委員会が1年以内の期間を定めたときです(道路交通法第97条の3第3項)。
  • 手数料: 警視庁は、受け直すたびに受験料がかかると案内しています。神奈川県警察は、適性試験(視力検査など)の後は手数料を返さないとしています。
  • 1日の回数: 神奈川県警察は、1日に2回は受けられないと案内しています。
  • 期限: 教習所の卒業証明書は、卒業検定(技能検定)を受けた日から1年を過ぎると技能試験の免除に使えません。

警視庁のページの「再試験」は受け直しの意味で使われています。道路交通法第100条の2の「再試験」は、初心運転者期間中の違反で受ける別の試験です。

読み書きに不安がある人へ

警察庁の通達は、新しく作る学科試験の問題のすべての漢字に振り仮名を付けるよう求めています。障害などで学科試験に不安がある人の相談窓口を公表している都道府県もあり、合理的配慮の例として次のものを挙げています。

  • 神奈川県警察: 車いすの利用、個室での受験、補助用具の使用など。
  • 愛知県警察: 拡大文字の問題冊子、○×方式による解答、個室や出入口に近い席、補聴器・人工内耳の装用、リーディングルーラーの使用。

どちらも事前の相談が前提なので、受ける試験場に早めに問い合わせます。

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例題: ぴよパスの普通免許の問題から

ぴよパスのオリジナル予想問題から、2026年の教則の改正に関わる3問です(本試験の問題ではありません)。正しければ○、誤りなら×で答えます。

例題1 標識や標示で最高速度が指定されていない「中央線などがない一般道路」では、普通自動車は時速30キロメートルを超えて運転してはいけない。

答え: ○。令和8年9月1日からの決まりです。 この問題を解く →

例題2 中央線がなくても車両通行帯が設けられている一般道路は、「中央線などがない一般道路」に当たる。

答え: ×。車両通行帯がある道路は当たりません。 この問題を解く →

例題3 普通自動車は、車道を同じ方向に進む自転車の右側を追い抜くときに十分な間隔がなければ、その間隔に応じた安全な速度で進行しなければならない。

答え: ○。令和8年4月1日からの決まりです。 この問題を解く →

練習問題と模擬試験の使い方

ぴよパスの学科試験の練習問題は、教則の分野ごとに○×で解け、全問に解説があります。普通免許の模擬試験には、本試験と同じ章ごとの問題数で出す本免モード(文章問題90問・50分)と仮免モード(文章問題50問・30分)があり、原付免許の模擬試験は文章問題46問・30分、二種免許の模擬試験は文章問題90問・50分です。どれもイラスト問題は含まず、Premium の機能です。

区分ごとの詳しい記事は次のとおりです。

まとめ

  • 学科試験は、本免・二種が95問・100点満点・50分、原付が48問・50点満点・30分、仮免が50問・30分。合格は90%以上。
  • 範囲は「交通の方法に関する教則」で、章ごとの出題数が区分ごとに決まっている。2026年は4月と9月に改正。
  • 試験場では適性 → 学科 → 技能の順。教習所の卒業者は技能試験が免除。確かめた4都府県はどれも予約制。
  • 手数料は都道府県の条例。国の標準は普通(卒業者)1,900円・原付1,600円と、交付2,350円。
  • 学科だけの全国の合格率は無い。落ちても受け直せるが、そのたびに手数料がかかる。

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合格率
宮城県警察の公表例で仮免86.3%・本免69.1%(令和5年〜令和7年の県内平均。全国の数値は非公表)
受験料
都道府県で異なる(例: 宮城県警察の指定自動車教習所卒業者は試験手数料1,900円、別に免許証の交付手数料)
試験時間
本免50分/仮免30分

ここまで読めたら、オリジナル予想問題を 1 問だけ解いて、今の理解度を 30 秒で確認しましょう。

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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士・危険物取扱者・電気工事士などの国家資格、普通免許・原付の学科、 簿記・FP 技能検定・IT パスポート・宅地建物取引士などの検定・資格まで117 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照しています。 記事と問題の作成には AI を使っています。問題はすべてオリジナルで、 自動の検査と、作成とは別の担当による反証 (事実と出典を選択肢ごとに確かめる) を通してから公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

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