二種免許の学科試験は、文章問題90問(1問1点)とイラスト問題5問(1問2点)の100点満点で、90点以上 が合格です。時間は50分。大型二種・中型二種・普通二種の学科試験は同じ「第二種」の試験で、問題の範囲も同じです。ぴよパスでは、二種の出題範囲から作ったオリジナルの○×問題を 100問、登録不要・無料で公開しています。全問に、教則や法令の該当箇所を示した解説が付いています。
当サイトの問題は本試験の問題ではなく、国家公安委員会の「交通の方法に関する教則」と、道路交通法令・旅客自動車運送事業運輸規則などをもとに独自に作った予想問題です。二種の学科試験の例題を公開している警察のページは、当サイトの調べ(2026年10月14日時点)では見つかっていません。
二種免許の学科試験の形
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文章問題 | 90問(正誤式)・1問1点 |
| イラスト問題 | 5問(三肢の正誤式)・1問2点。3つの小問がすべて正しいときだけ配点 |
| 時間 | 50分 |
| 合格基準 | 90%以上(100点満点で90点以上) |
形・時間・合格基準は普通免許(第一種)の本免の学科試験と同じで、95問を50分なので 1問あたり30秒あまり です。違うのは章ごとの問題数です。
一種の免許を持っていても、二種の学科試験は免除されません。二種の学科試験が免除されるのは、受ける免許と別の種類の二種免許をいま持っている人や、二種の学科試験に合格してから6か月たっていない人などです(道路交通法施行令第34条の5)。
出典: 警察庁「学科試験の出題形式、出題範囲及び出題基準等について(通達)」(令和5年3月30日)、道路交通法施行規則第25条
100問の内訳 — 二種だけの第9章を厚く
警察庁の出題基準は、二種の文章問題90問を教則の章ごとに割り振っています。普通免許と比べると、二種には 第9章「旅客自動車や代行運転自動車の運転者などの心得」が20問 あり、第8章(二輪車)は出ません。ぴよパスの100問を同じ章で分けると次のとおりです。
| 教則の章 | 本番の問題数 | ぴよパスの問題数 |
|---|---|---|
| 第1章 歩行者と運転者に共通の心得 | 13問 | 13問 |
| 第4章 自動車や一般原動機付自転車を運転する前の心得 | 6問 | 8問 |
| 第5章 自動車や一般原動機付自転車の運転の方法 | 30問 | 30問 |
| 第6章 危険な場所などでの運転 | 9問 | 9問 |
| 第7章 高速道路での走行 | 8問 | 8問 |
| 第9章 旅客自動車や代行運転自動車の運転者などの心得 | 20問 | 28問 |
| 第10章 交通事故、故障、災害などのとき | 3問 | 3問 |
| 第11章 第1節 自動車所有者などの義務 | 1問 | 1問 |
| 合計 | 90問 | 100問 |
第9章のほかも、バス・タクシーの運転者の立場で書いています。分野ごとの入口は次の8個です。
例題: 二種だけの決まりと、乗用と貨物の違い
二種の問題は、旅客自動車の運転者だけに求められる決まりや、乗用と貨物で分かれる数値で答えが変わります。100問の中から4問を載せます。
例題1 故障で踏切内で動かなくなったバスの運転者は、一般の車と同じく、まず列車の運転士などに知らせて車を踏切の外に移動させることに努め、旅客を降ろすのは移動できないと分かってからにする。
答え: ×。教則 第9章は、踏切内で動かなくなったときは「速やかに旅客を誘導して退避させるとともに、発炎筒などで列車に合図をすること」としています。旅客の退避は、車を移動できないと分かってからではなく、速やかに行います。 この問題を解く →
例題2 タクシーの運転者は、食事や休憩のため旅客を乗せることができないときは、回送板ではなく休憩中の表示板を掲示する。
答え: ×。教則 第9章は、タクシーの運転者は「食事や休憩、回送のため旅客を乗せることができないときは、回送板を掲示すること」としています。食事や休憩のときに掲示するのも回送板です。 この問題を解く →
例題3 旅客自動車の運転者が業務を交代するとき、ハンドルやブレーキなどの機能について点検することとされているのは、申し継ぎをした運転者ではなく、申し継ぎを受けた運転者である。
答え: ○。教則 第9章は、交代するときは道路や車の状況について申し継ぎをし、「申し継ぎを受けた運転者は、ハンドル、ブレーキなどの機能について点検すること」としています。申し継ぐのは乗務を終える運転者、点検するのはこれから乗務する運転者です。 この問題を解く →
例題4 マイクロバスのような乗車定員11人以上29人以下の中型自動車は、最高速度の指定がない高速自動車国道の本線車道では、時速90キロメートルが最高速度である。
答え: ×。中型自動車のうち専ら人を運搬する構造のものは 時速100キロメートル です(道路交通法施行令第27条第1項第1号ロ)。時速90キロメートルになるのは、大型貨物自動車や特定中型貨物自動車です(教則 第7章の表)。乗用か貨物かで数値が分かれます。 この問題を解く →
100問の回し方
- 第9章から解く — 旅客自動車・代行運転の運転者の心得の28問は、普通免許で習っていない範囲です。本番の文章問題では、教則 第9章から20問が出ます。
- ほかの7分野を1周する — 正誤だけ記録します。一般の車の決まりとの違いが答えの分かれ目になる問題は、解説の教則と条文で確かめます。
- 間違えた問題だけ解き直す — 例題1〜3のように、旅客自動車の運転者だけの決まりで答えが変わる問題を、もう一度解きます。
- 共通の章を広げる — 第1章・第5章などは普通免許と同じ教則の範囲です。数を解きたいときは、本免の学科試験の練習問題も使えます(二輪車の章は二種では出ません)。
二種の模擬試験はまだありません。在庫を増やしてから、本番の文章問題と同じ形で出す予定です。
出典
- 警察庁「学科試験の出題形式、出題範囲及び出題基準等について(通達)」丁運発第46号(令和5年3月30日。別添の学科試験出題基準の第二種の列): https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutuu/menkyo/menkyo20230330_46.pdf
- 警察庁「学科試験の適正な管理について(通達)」(令和3年6月18日。教則の範囲内からの出題)
- 道路交通法第97条第3項(学科試験は教則の内容の範囲内)(e-Gov法令検索)
- 道路交通法施行令 第27条(高速自動車国道の最高速度)・第34条の5(試験の免除)(e-Gov法令検索)
- 道路交通法施行規則 第25条(学科試験の方法と合格基準)
- 旅客自動車運送事業運輸規則 第50条(運転者の遵守事項)(e-Gov法令検索)
- 交通の方法に関する教則 第9章: https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/20241113kyousoku.pdf
- 都道府県警察の運転免許の案内(2026年10月14日に確認)
次に読む
- 本免の学科試験の練習問題を無料で解く — 普通免許の本免の範囲の300問
- 原付の学科試験の過去問はある? — 原付の○×144問






