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本免の学科試験に受かるコツ|95問・50分・90点とイラスト問題の決まり・普通免許でも二輪車から11問

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本免の学科試験に受かるコツ|95問・50分・90点とイラスト問題の決まり・普通免許でも二輪車から11問
目次

本免の学科試験は、文章問題90問(1問1点)とイラスト問題5問(1問2点)の100点満点で、90点以上 が合格です。時間は50分。仮免より問題数も範囲も広く、宮城県警察の公表では、本免の学科の合格率は 69.1%(令和5〜7年の平均。免許センターで受験した人)でした。仮免の86.3%より低く、宮城県では3割ほどが落ちています。

この記事では、警察庁の通達(出題基準)から、本免の点数の組み立てと出やすい分野、仮免のあとに足すべき範囲、イラスト問題の決まりを整理します。全国の合格率は公表されていません。

結論: 落とせるのは10点分、仮免に無かった範囲から少なくとも22問

  • 本免は 文章問題90問+イラスト問題5問・50分・100点満点で90点以上。
  • イラスト問題は 3つの小問がすべて正しいときだけ2点。1つでも間違えると0点。
  • イラスト問題を全部取っても、文章問題で落とせるのは10問まで。
  • 高速道路・二輪車・事故と災害・自動車所有者の義務だけで 22問。どれも仮免では出ない章。
  • 普通免許の本免でも、二輪車の章から11問出る。「普通免許だから二輪車は関係ない」と飛ばすと、ここで落とす。

本免の学科試験の形

項目内容
文章問題90問(正誤式)・1問1点
イラスト問題5問(三肢の正誤式)・1問2点。3つの小問がすべて正しいときだけ配点
時間50分
合格基準100点満点中90点以上(90%)
範囲国家公安委員会の「交通の方法に関する教則」の範囲内

95問を50分なので、1問あたり約31秒 です。仮免(1問36秒)より短くなります。

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点数の組み立て — 90点の作り方

イラスト問題が何問取れたかで、文章問題で必要な正解数が変わります。

イラスト問題の正解イラストの点文章問題で必要な正解文章問題で落とせる数
5/510点80/9010問
4/58点82/908問
3/56点84/906問
2/54点86/904問

イラスト問題を1問落とすと、文章問題で落とせる数が2問減ります。イラスト問題は1問で文章問題2問分 です。

出題基準から見た「出やすい分野」

警察庁の通達「学科試験の出題形式、出題範囲及び出題基準等について」(令和5年3月30日)は、普通免許などの本免の文章問題90問を、教則の章ごとに次のように割り振っています。

教則の章本免の問題数仮免の問題数
第1章 歩行者と運転者に共通の心得12問12問
第4章 自動車や一般原動機付自転車を運転する前の心得11問4問
第5章 自動車や一般原動機付自転車の運転の方法35問33問
第6章 危険な場所などでの運転10問1問
第7章 高速道路での走行7問—
第8章 二輪車の運転の方法11問—
第10章 交通事故、故障、災害などのとき3問—
第11章 自動車所有者などの義務(第1節)1問—
文章問題の合計90問50問

いちばん多いのは仮免と同じく第5章(35問)ですが、本免では 第4章が4問から11問に、第6章が1問から10問に 増え、仮免に無かった第7章・第8章・第10章・第11章が加わります。

仮免のあとに足す範囲

仮免の出題区分から除かれていて、本免で出る範囲は次のとおりです。

範囲教則の場所
自動車の点検・乗車と積載・安全運転に必要な知識第4章 第3〜5節
駐車と停車第5章 第8節
夜間(灯火)・悪天候・緊急時の措置第6章 第3〜5節
高速道路での走行第7章(7問)
二輪車の運転の方法第8章(11問)
交通事故・故障・災害のとき、自動車所有者などの義務第10章(3問)・第11章(1問)

章ごと仮免に無かった第7章・第8章・第10章・第11章だけで 7+11+3+1=22問。第4章・第5章・第6章の増えた分にも、駐車と停車や夜間・悪天候のような本免だけの節が入ります。仮免の勉強をそのまま繰り返すだけでは、本免の範囲の一部しか見ていないことになります。

普通免許でも二輪車から11問

出題基準の表では、大型・中型・準中型・普通・大型特殊・大型二輪・普通二輪の各免許が 同じ「普通等」の列 にまとめられていて、その列で第8章(二輪車の運転の方法)に11問が割り当てられています。普通免許の本免でも二輪車の章から出る、ということです。

二輪車の章は、乗車用ヘルメット、正しい乗車姿勢、ブレーキの掛け方、カーブの曲がり方などを扱います。教習で二輪車に乗らない人には見慣れない内容なので、本免の前に1回は通して読み、問題で確かめておく 価値があります。11問は、合格ラインの「落とせる10問」を上回る量です。

イラスト問題の決まりとコツ

イラスト問題は、通達の言葉では「イラストを使用し、実際の交通場面から危険を認知して必要な判断を行う能力を判定する問題」です。1つの場面について3つの文があり、それぞれの正誤を答えます。

  • 3つの小問がすべて正しいときだけ2点。2つ正しくても0点です。
  • 3つの文は それぞれ別に正誤を判断する。「どれか1つが正しい」形ではないので、ほかの文の答えにつられないようにします。
  • 危険を認知する力を見る問題なので、場面の中の 見えていない危険 を考えて判断します。たとえば教則の第5章第3節は、止まっている車のそばを通るときは急にドアが開いたり、車の陰から人が飛び出したりすることがあると書いています。教則の第5章・第6章で、こうした「起こりうること」が書かれた場面を拾っておくと、判断の軸ができます。

1問で文章問題2問分なので、ここを落とさないことが合格のいちばんの近道です。

古い問題集で間違えやすい改正

教則は改正され、そのたびに試験問題も点検されます(警察庁の通達は、教則が改正されたときは全ての学科試験問題を点検して更新するよう求めています)。最近の改正で、古い問題集と答えが変わるものは次のとおりです。

施行日改正の中身本免の章
2026年9月1日中央線・車両通行帯がなく、往復の方向別に分離もされていない一般道路は、自動車の法定速度が 時速30キロメートル(それ以外の一般道路は60km/h)第5章
2026年4月1日同じ方向に進む自転車などの右側を通過する(追い越す場合を除く)とき、十分な間隔がなければ 間隔に応じた安全な速度で進行第5章
2025年4月1日教則から、保管場所標章を後面ガラスに表示する義務の記述が削除された第11章
2025年3月24日運転免許証の携帯・提示が「運転免許証又は免許情報記録個人番号カード(免許証等)」に(マイナ免許証)第4章

「標識などで指定されていない一般道路の最高速度は60km/h」とだけ覚えていると、2026年9月からは誤りになる場面があります。

本免の前にやること

  1. 仮免に無かった範囲を先に1周する — 高速道路・二輪車・駐車と停車・夜間と悪天候・点検と積載・事故と災害。特に二輪車の11問を飛ばさない。
  2. 数字を一覧にする — 駐車と停車の禁止の距離、高速道路の最高速度と最低速度、積載の制限など、本免で増える数字を表にして繰り返す。
  3. イラスト問題の考え方を固める — 車の陰や見通しの悪い場所など、見えていない危険が書かれた場面を、教則の第5章・第6章で確かめる。
  4. 最後に通しで解く — 95問を50分で解き切れるか、文章問題で落とせる数(10問以内)に収まるかを確かめる。
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ぴよパスでは、普通免許の学科試験(仮免・本免)のオリジナル練習問題を分野ごとに○×で解けます。本試験の問題の写しではなく、教則の範囲から独自に作った予想問題で、2026年の改正にも合わせています。

本免で足す範囲の分野:

本免の文章問題と同じ90問・50分で、章ごとの問題数も出題基準に合わせた模擬試験(本免モード)は Premium の機能です。イラスト問題はまだ収録していないので、模擬試験は文章問題の部分の練習として使ってください。

まとめ

  • 本免は文章問題90問+イラスト問題5問・50分・100点満点で90点以上。宮城県警察の公表では合格率69.1%(令和5〜7年の平均)。
  • イラスト問題は3つの小問がすべて正しいときだけ2点。全部取っても文章問題で落とせるのは10問まで。
  • 仮免に無かった第7章・第8章・第10章・第11章だけで22問。普通免許でも二輪車の章から11問出る。
  • 2026年9月の法定速度30km/h、4月の自転車の右側を通過するときの決まりなど、最近の改正で古い問題集と答えが変わる。

関連記事

出典

  • 警察庁「学科試験の出題形式、出題範囲及び出題基準等について(通達)」丁運発第46号(令和5年3月30日): https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutuu/menkyo/menkyo20230330_46.pdf
  • 警察庁「学科試験の適正な管理について(通達)」丁運発第135号(令和3年6月18日): https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutuu/menkyo/menkyo20210618_135.pdf
  • 宮城県警察「県内指定自動車教習所別仮免許・本免許学科試験合格率状況」: https://www.police.pref.miyagi.jp/menkyo/pdf/gokakuritu.pdf
  • 道路交通法 第18条第3項・第4項、第97条第3項(e-Gov法令検索)
  • 道路交通法施行令 第11条(e-Gov法令検索・2026年9月1日施行の版)
  • 道路交通法施行規則 第25条(学科試験の方法と合格基準)
  • 国家公安委員会告示 令和6年第47号・令和8年第32号(交通の方法に関する教則の改正): https://www.npa.go.jp/laws/kaisei/kokuji/npsc.html

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試験時間
本免50分/仮免30分
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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士、危険物取扱者、衛生管理者、ボイラー技士、冷凍機械責任者、 電気工事士、FP 技能検定、IT パスポート、宅地建物取引士、登録販売者 など 102 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照し、 記事の正確性を担保しています。問題はすべて編集部によるオリジナルで、12 項目の自動ガード (スキーマ検証、正答一意性、計算問題の再検算ほか) + 編集長による最終承認を経て公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

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