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仮免に落ちたら|学科だけ・修了検定(技能)だけ落ちたときの受け直しと3か月の期限、落ちる人の割合と次の対策

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仮免・本免 学科の試験基本情報
312 問を解く
受験料
都道府県で異なる(例: 宮城県警察の指定自動車教習所卒業者は試験手数料1,900円、別に免許証の交付手数料)
試験時間
本免50分/仮免30分
合格率
宮城県警察の公表例で仮免86.3%・本免69.1%(令和5年〜令和7年の県内平均。全国の数値は非公表)
合格基準

本免・仮免とも90%以上(本免は文章問題90問(1問1点)とイラスト問題5問(1問2点)の100点満点で90点以上、仮免は文章問題50問(1問1点)で45点以上)

科目別などの条件:章ごとの足切りはありません(合格基準は総得点の90%以上。道路交通法施行規則第25条)

仮免に落ちたら|学科だけ・修了検定(技能)だけ落ちたときの受け直しと3か月の期限、落ちる人の割合と次の対策
目次

仮免に落ちたときの受け直し方は、どこで落ちたかで変わります。 学科試験だけ落ちたなら、修了検定(技能)の合格はそのまま使え、修了証明書の期限(修了検定から3か月)までに学科を受け直します。修了検定に落ちたなら、1時限以上の技能教習を受けてから次の修了検定を受けます。どちらも回数の上限はありませんが、受けるたびに手数料や教習の料金がかかります。

この記事では、仮免の試験の順番、学科だけ・技能だけ落ちたときの決まり、期限、落ちる人の割合、次に受かるための見直し方を、道路交通法・同施行令・同施行規則と都道府県警察の公表資料で整理します。

ぴよパスでは、普通免許の学科試験(仮免・本免)のオリジナル予想問題を登録不要・無料で解けます。警察庁・都道府県警察とは関係がなく、本試験の問題を載せたものではありません。

結論: 仮免に落ちたら

  • 学科だけ落ちた → 修了検定はやり直さない。修了証明書(修了検定の日から3か月以内)で技能試験が免除されるので、適性試験と学科試験を受け直す。
  • 修了検定(技能)に落ちた → 1時限以上の技能教習を受けてから、次の修了検定。
  • 回数を限る条文は無い。ただし受けるたびに手数料がかかる(仮免の試験は国の標準で1回1,800円)。
  • 期限は2つ。修了証明書は修了検定から3か月、普通免許の教習は9か月以内に修了。
  • 落ちる人は少なくない。宮城県警察の公表では、令和7年の仮免の学科の合格率は85.7%(普通車)で、不合格はおよそ7回に1回。

仮免の試験の順番 — 修了検定のあとに適性試験と学科試験

指定自動車教習所に通う人の仮免は、次の順番で進みます。

  1. 第一段階の教習(基本操作と基本走行の技能教習・学科(一)の学科教習)
  2. 修了検定(教習所の技能検定員が行う技能の検定)。合格すると教習所から修了証明書が出る(道路交通法第99条の5第5項)
  3. 仮免の試験(公安委員会の運転免許試験)。修了証明書がある人は技能試験が免除され(法第97条の2第1項第2号)、適性試験(視力など)と学科試験を受ける
  4. 合格すると仮免許証が交付される

学科試験は文章問題50問の正誤式で、30分、45点以上(9割)で合格です。適性試験と学科試験は技能試験の前に行い、どちらかに合格しなかった人には、ほかの試験を行いません(道路交通法施行規則第26条)。警視庁は、適性試験・学科試験・技能試験の順と案内しています。

仮免の適性試験と学科試験を、教習所で受けるか、運転免許試験場で受けるかは都道府県で違います。静岡県警察の要領(平成24年の例規)では、公安委員会から委託を受けた教習所が適性試験と学科試験を行い、警察が合否を判定してから仮免許証を交付する形です。岐阜県警察は、修了検定に合格した人も試験場で仮免の学科試験を受ける形で、「16時00分〜仮免許証交付」と案内しています。

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学科だけ落ちたとき — 修了証明書の3か月の間に受け直す

  • 修了検定はやり直さない。修了証明書は、修了検定を受けた日から3か月を過ぎていなければ、仮免の技能試験の免除に使えます(法第97条の2第1項第2号)。岐阜県警察も、持ち物を「修了証明書(指定教習所で修了検定に合格された方)」「*修了から3ヶ月以内のもの」と案内しています。
  • 受け直しの回数を限る条文は無い。運転免許試験の受験の回数を限る条文は無く、回数の面で受けられなくなるのは、不正な手段で受けて、受験できない期間を定められたときです(法第97条の3第3項)。
  • 受けるたびに手数料がかかる。仮免の試験手数料の国の標準は、修了証明書がある人で1回1,800円です(道路交通法施行令第43条。岐阜県警察の案内も「修了検定合格者は1,800円」)。教習所によっては、別に教習所の料金がかかります。
  • 3か月を過ぎると、その修了証明書では技能試験の免除を受けられません。そのあとどうするかを書いた公的な案内は見つからないので、学科に続けて落ちたときは早めに教習所に相談します。

いつ受け直せるか(同じ日にもう一度受けられるか、次の試験日はいつか)は、教習所と都道府県によって違います。

修了検定(技能)に落ちたとき — 1時限以上の技能教習のあとに受け直す

道路交通法施行規則第34条第3項第3号は、修了検定について「修了検定に合格しなかつた者に対しては、その者が更に一時限以上の技能教習を受けた後でなければ次の修了検定を行わないこと」と定めています。卒業検定も同じです(同条第2項第3号)。

  • 追加の技能教習が何時限になるか、その料金と検定料はいくらかは、教習所によって違います。
  • 普通免許の教習は、9か月以内に修了する決まりです(同規則第33条第5項第1号ラ)。修了検定に何度も落ちて教習が長引くと、この期限に近づきます。
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落ちる人の割合 — 宮城県警察の公表では7回に1回

学科試験だけの合格率は、全国では公表されていません。宮城県警察は、県内の指定自動車教習所ごとの仮免・本免の学科試験の合格率を公表しています(仮免は普通車のみ・本免は免許センターで受けた人)。

宮城県(県内平均)令和5年令和6年令和7年3年の平均
仮免許学科試験86.9%86.3%85.7%86.3%
本免許学科試験68.4%68.8%69.9%69.1%

令和7年の仮免の学科の合格率は、教習所ごとに74.9%から96.9%まで開いています。長崎県警察の交通統計(令和6年中)には、試験場で行った仮免の学科試験(普通)の数字(受験者2,798・合格者1,665・59.5%)がありますが、教習所で受けた人は入っていないので、宮城の数字と同じ物差しではありません。

次に受かるための見直し方

仮免の学科は50問で45点が合格なので、6問間違えると不合格です。落ちたときは、次の順で見直します。

  1. 間違えた問題の型を書き出す。正誤式のひっかけは、数字の入れ替え・「〜を除く」の例外・対象のすり替え・「必ず」の言い切りの4つの型が多い。
  2. 出題の多い範囲から固め直す。警察庁の出題基準では、50問のうち33問が教則の第5章「運転の方法」、12問が第1章(信号・標識・標示など)から出ます。
  3. 最近の改正を確かめる。2026年9月1日から、中央線などがない一般道路の自動車の法定速度は時速30キロメートルになりました。古い問題集で覚えた「指定がなければ60キロ」は、場面によって誤りになります。
  4. 50問を30分で通して解く。1問あたり36秒です。

出題基準の内訳とひっかけの型は仮免の学科試験によく出る分野とひっかけの型の記事で説明しています。

本免の学科に落ちたとき

本免(教習所を卒業した人が試験場で受ける学科試験)に落ちたときも、決まりの形は似ています。

  • 卒業証明書が使える1年の間に受け直す。卒業証明書は、卒業検定を受けた日から1年を過ぎていなければ、本免の技能試験の免除に使えます(法第97条の2第1項第2号)。
  • 受けるたびに受験料がかかる。警視庁は「再試験の場合は、その都度受験料がかかります」と案内しています(教習所卒業者の普通免許の受験料は1,900円)。
  • 同じ日に受け直せるとは限らない。神奈川県警察は「1日2回受験することはできません」と案内し、再受験の人は午後の受付です。

宮城県警察の公表では、本免の学科の合格率は令和7年が69.9%で、不合格は約3割です。本免は文章問題90問とイラスト問題5問で、仮免に無かった高速道路・二輪車などの範囲が加わります。点数の組み立ては本免の学科試験に受かるコツの記事で説明しています。

例題: ぴよパスの普通免許の問題から

ぴよパスのオリジナル予想問題から、仮免の範囲(教則の第5章)の2問です(本試験の問題ではありません)。正しければ○、誤りなら×で答えます。

例題1 標識や標示で最高速度が指定されていない「中央線などがない一般道路」では、普通自動車は時速30キロメートルを超えて運転してはいけない。

答え: ○。2026年9月1日施行の道路交通法施行令第11条の改正で、中央線や車両通行帯がなく、往復の方向別に分離もされていない一般道路では、自動車の最高速度が時速30キロメートルになりました。 この問題を解く →

例題2 交差点で右折するときの合図は、右折しようとする約3秒前に行えばよい。

答え: ×。右折や左折の合図は、その地点から30メートル手前に達したときに行います(道路交通法施行令第21条第1項)。約3秒前は、同じ方向に進みながら進路を変えるときです。数字の入れ替えの典型です。 この問題を解く →

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練習問題と模擬試験の使い方

ぴよパスの普通免許の練習問題は、教則の分野ごとに○×で解け、全問に解説があります。仮免の範囲の練習問題は仮免の学科試験の練習問題の記事で分野ごとに紹介しています。

仮免と同じ50問・30分で、章ごとの問題数も出題基準に合わせた模擬試験(仮免モード)は Premium の機能です。落ちたあとの見直しでは、まず分野ごとの練習で間違えた型をつぶし、最後に通しで45点に届くかを確かめます。

まとめ

  • 仮免は、修了検定(技能)に合格してから、適性試験と学科試験(50問・30分・45点以上)を受ける。
  • 学科だけ落ちたら修了検定はやり直さず、修了証明書が使える3か月の間に学科を受け直す。
  • 修了検定に落ちたら、1時限以上の技能教習のあとに次の修了検定。普通免許の教習は9か月以内に修了する。
  • 回数を限る条文は無いが、受けるたびに手数料がかかる(仮免の試験は国の標準で1回1,800円)。
  • 宮城県警察の公表では、令和7年の仮免の学科の合格率は85.7%(普通車)。本免は69.9%。
  • 見直しは、間違えた型の書き出し → 第5章と第1章の固め直し → 改正の確認 → 50問30分の通し。

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出典

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合格率
宮城県警察の公表例で仮免86.3%・本免69.1%(令和5年〜令和7年の県内平均。全国の数値は非公表)
受験料
都道府県で異なる(例: 宮城県警察の指定自動車教習所卒業者は試験手数料1,900円、別に免許証の交付手数料)
試験時間
本免50分/仮免30分

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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士・危険物取扱者・電気工事士などの国家資格、普通免許・原付の学科、 簿記・FP 技能検定・IT パスポート・宅地建物取引士などの検定・資格まで117 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照しています。 記事と問題の作成には AI を使っています。問題はすべてオリジナルで、 自動の検査と、作成とは別の担当による反証 (事実と出典を選択肢ごとに確かめる) を通してから公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

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