仮免許の学科試験は、文章問題50問を30分で解き、45点以上(9割) で合格です。仮免の出題範囲から作ったオリジナルの○×問題 172問 を、ぴよパスで登録不要・無料で公開しています。全問に、教則や法令の該当箇所を示した解説が付いています。
仮免の学科試験の問題は公開されていないので、本番の問題を集めた過去問はありません。当サイトの問題も本試験の問題ではなく、国家公安委員会の「交通の方法に関する教則」と道路交通法令をもとに独自に作った予想問題です。
仮免の学科試験の形
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題 | 文章問題50問(正誤式)。イラスト問題は出ない |
| 時間 | 30分 |
| 配点 | 1問1点 |
| 合格基準 | 90%以上(45点以上) |
50問を30分なので、1問あたり36秒 です。
出典: 警察庁「学科試験の出題形式、出題範囲及び出題基準等について(通達)」(令和5年3月30日)、道路交通法施行規則第25条
172問の内訳 — 教則の章ごとに本番の3倍以上
警察庁の出題基準は、仮免の50問を教則の章ごとに割り振っています。右の列の172問は、この範囲の中だけで作っています。
| 教則の章(仮免の出題範囲) | 本番の問題数 | ぴよパスの問題数 |
|---|---|---|
| 第1章 歩行者と運転者に共通の心得 | 12問 | 44問 |
| 第4章 自動車や一般原動機付自転車を運転する前の心得(第1節 運転に当たっての注意・第2節 運転免許の仕組み) | 4問 | 14問 |
| 第5章 自動車や一般原動機付自転車の運転の方法(第8節 駐車と停車を除く) | 33問 | 102問 |
| 第6章 危険な場所などでの運転(第1節 踏切・第2節 坂道・カーブ) | 1問 | 12問 |
| 合計 | 50問 | 172問 |
本番の約3分の2(50問中33問)が第5章なので、ぴよパスでも第5章の問題がいちばん多くなっています。分野ごとの入口は次の5つです。
| 分野 | 問題数 | 教則の章 |
|---|---|---|
| 信号・標識・標示と警察官の指示 | 30問 | 第1章 |
| 運転者の心得と運転前の注意 | 28問 | 第1章・第4章 |
| 通行するところと歩行者の保護 | 36問 | 第5章 |
| 速度・車間距離・進路変更・追越し | 36問 | 第5章 |
| 交差点・踏切・坂道とカーブ・AT車 | 42問 | 第5章・第6章 |
残りの6分野(駐車と停車、点検・乗車と積載・安全運転の知識、夜間・悪天候・緊急時、高速道路、二輪車の運転、事故・故障・災害と自動車所有者の義務)の128問は、本免で加わる範囲です。仮免の学科試験の範囲は、この5分野に入っています。教習所の効果測定(仮免前)の前に、範囲を一通り確かめる使い方もできます。
例題: 2026年の改正と、言い切り・標識の意味のひっかけ
172問の中から4問を載せます。答えと解説は各問のすぐ下にあります。
例題1 標識や標示で最高速度が指定されていない「中央線などがない一般道路」では、普通自動車は時速30キロメートルを超えて運転してはいけない。
答え: ○。2026年9月1日施行の道路交通法施行令第11条の改正で、中央線や車両通行帯がなく、往復の方向別に分離もされていない一般道路(自動車専用道路などを除く)では、自動車の最高速度が時速30キロメートルになりました。「指定がなければ60キロ」は改正前の覚え方です。 この問題を解く →
例題2 普通自動車は、車道を同じ方向に進む自転車の右側を追い抜くときに十分な間隔がなければ、その間隔に応じた安全な速度で進行しなければならない。
答え: ○。2026年4月1日施行の道路交通法第18条第3項の決まりで、教則の第5章にも同じ内容が加わりました。 この問題を解く →
例題3 信号が黄色の灯火に変わったときは、どんな場合も、車は停止位置を越えて進んではならない。
答え: ×。黄色の灯火に変わったときに停止位置に近づいていて、安全に停止できない場合は、そのまま進むことができます。「どんな場合も」と言い切る文は、例外が無いかを確かめます。 この問題を解く →
例題4 「前方優先道路」の標識は、その標識が設けられている道路が優先道路であることを示している。
答え: ×。この標識は、交差する前方の道路が優先道路であることを示します。標識のある道路が優先道路であることを示すのは「優先道路」の標識です。 この問題を解く →
ひっかけの型(数字・例外・対象・言い切り)と、2026年の2つの改正の詳しい説明は、仮免の学科試験によく出る分野とひっかけの型にまとめています。
172問の回し方
- 分野ごとに1周する — 5分野を1つずつ解いて、正誤だけ記録します。最初は時間を気にしなくて構いません。
- 間違えた問題だけ解き直す — 間違えた問題の解き直しは、分野ごとに登録不要・無料で使えます。解説の「教則の第◯章」を見て、同じ節の決まりをまとめて読み直します。
- 数字と例外を1組で覚える — 例題1と例題3のように、正誤式は数字と例外で差がつきます。「原則」と「例外」を同じ行に書いたメモを作ります。
- 最後に50問を30分で通す — 1問36秒のペースで解き切れるか、45問以上取れるかを確かめます。
模擬試験(仮免モード)は Premium です
本番と同じ 50問・30分 で、章ごとの問題数も出題基準に合わせた模擬試験(仮免モード)は Premium(月480円)の機能です。172問の練習問題と解説は、登録しなくても無料のまま解けます。
仮免に受かったら、本免の範囲(高速道路・二輪車・駐車と停車など)が加わります。本免の点数の組み立てとイラスト問題の決まりは、本免の学科試験に受かるコツをご覧ください。
出典
- 警察庁「学科試験の出題形式、出題範囲及び出題基準等について(通達)」丁運発第46号(令和5年3月30日): https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutuu/menkyo/menkyo20230330_46.pdf
- 道路交通法 第18条第3項(e-Gov法令検索)
- 道路交通法施行令 第2条・第11条(e-Gov法令検索・2026年9月1日施行の版)
- 道路交通法施行規則 第25条(学科試験の方法と合格基準)
- 交通の方法に関する教則: https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/20241113kyousoku.pdf
- 国家公安委員会告示 令和8年第32号(交通の方法に関する教則の改正): https://www.npa.go.jp/laws/kaisei/kokuji/20260717_kyousoku.pdf
次に読む
- 仮免の学科試験によく出る分野とひっかけの型 — 出題基準の章ごとの問題数と、正誤式のひっかけ4つ
- 本免の学科試験に受かるコツ — 95問・50分・90点とイラスト問題の決まり
- 原付の学科試験によく出る決まりとひっかけ — 二段階右折・法定速度30km/h・積載30kg





