無線工学
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- 正解済みまだ正解していませんQ1初級
ある抵抗に 24 V の直流電圧を加えたところ、この抵抗で消費される電力は 48 W であった。この抵抗の値として、正しいものはどれか。
解説: 肢4が正解です。電力は P = V² ÷ R で表されるので、抵抗は R = V² ÷ P で求めます。値を代入すると R = 24² ÷ 48 = 576 ÷ 48 = 12 Ω です。確かめとして、電流は I = V ÷ R = 24 ÷ 12 = 2 A で、P = V ×…
関連キーワード: オームの法則・電力・抵抗・P = V²/R
- 正解済みまだ正解していませんQ2初級
6 Ω の抵抗と 12 Ω の抵抗を並列に接続し、その組に 6 Ω の抵抗を直列に接続した回路がある。この回路全体の合成抵抗として、正しいものはどれか。
解説: 肢2が正解です。並列部分の合成抵抗は「和分の積」で求め、6 × 12 ÷ (6 + 12) = 72 ÷ 18 = 4 Ω です。これに 6 Ω が直列につながるので、全体は 4 + 6 = 10 Ω になります。肢1の 4 Ω は並列部分を求めたところで直列の 6 Ω を足し忘…
関連キーワード: 合成抵抗・直列接続・並列接続・和分の積
- 正解済みまだ正解していませんQ3中級
コイルとコンデンサのリアクタンスに関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 肢1が誤りです。コンデンサのリアクタンスは X_C = 1 ÷ (2πfC) で、周波数 f に反比例します。周波数を 2 倍にすると X_C は 1/2 倍になり、2 倍にはなりません。周波数に比例するのはコイルのリアクタンス X_L = 2πfL のほうです。肢2は正しく、X…
関連キーワード: リアクタンス・コイル・コンデンサ・周波数特性
- 正解済みまだ正解していませんQ4中級
次の記述の( A )及び( B )に入れる字句の組合せとして、正しいものはどれか。 コイルとコンデンサを直列に接続した回路に加える交流の周波数を変えていくと、ある周波数で回路のインピーダンスが( A )になる。この周波数を共振周波数という。コンデンサの静電容量を変えずに、コイルのインダクタンスを 4 倍にすると、共振周波数は元の( B )になる。
解説: 肢3が正解です。直列共振回路では、共振周波数でコイルのリアクタンス X_L = 2πfL とコンデンサのリアクタンス X_C = 1 ÷ (2πfC) が等しくなって打ち消し合い、インピーダンスは (コイルの抵抗分などを除けば) ほぼ 0 まで小さくなって最小になります。そのため…
関連キーワード: 直列共振・共振周波数・インピーダンス・f₀ = 1/(2π√LC)
- 正解済みまだ正解していませんQ5初級
電圧制御発振器 (VCO) で、加える制御電圧によって発振周波数を変えるために、同調回路に入れて使うダイオードとして、適切なものはどれか。
解説: 肢1が正解です。可変容量ダイオード (バラクタ) は、逆方向に加える電圧を大きくすると接合部の空乏層が広がり、静電容量が小さくなる性質を持ちます。これを VCO の同調回路 (コイルとコンデンサ) に入れると、制御電圧で静電容量が変わり、共振周波数 f₀ = 1 ÷ (2π√(L…
関連キーワード: 可変容量ダイオード・バラクタ・VCO・ツェナーダイオード・ダイオード
- 正解済みまだ正解していませんQ6中級
トランジスタを使った増幅回路の動作の級 (A 級・B 級・C 級) に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 肢2が正解です。C 級増幅は動作点を遮断点よりさらに深い位置に置き、コレクタ電流が流れる期間は入力信号の半周期より短くなります。効率は高い反面、出力の波形のひずみが大きいので、同調回路で基本波の成分を取り出して使います (周波数逓倍器にも使われます)。肢1は B 級増幅の説明で、…
関連キーワード: 増幅の級・A級増幅・B級増幅・C級増幅・直線増幅
- 正解済みまだ正解していませんQ7初級
振幅変調 (A3E)、単側波帯 (J3E)、周波数変調 (F3E) の電波に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 肢4が誤りです。F3E (周波数変調) では、音声信号に応じて搬送波の周波数を変化させるので、側波帯が広い範囲に現れ、占有周波数帯幅は同じ音声を送る A3E より一般に広くなります。肢1は正しく、A3E は搬送波の上下に上側波帯と下側波帯ができ、占有周波数帯幅は最高の変調周波数の…
関連キーワード: 変調方式・A3E・J3E・F3E・占有周波数帯幅
- 正解済みまだ正解していませんQ8中級
振幅変調 (A3E) の電波で、変調された波の振幅の最大値が 160 V、最小値が 40 V であった。この電波の変調度として、正しいものはどれか。
解説: 肢3が正解です。変調された波の振幅の最大値を A、最小値を B とすると、変調度 m は m = (A − B) ÷ (A + B) × 100 [%] で求めます。値を代入すると m = (160 − 40) ÷ (160 + 40) × 100 = 120 ÷ 200 × 1…
関連キーワード: 変調度・振幅変調・A3E・過変調
- 正解済みまだ正解していませんQ9中級
送信機を構成する各段の働きに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 肢1が正解です。緩衝増幅器は発振器のすぐ後に置かれる増幅器で、後段の増幅器などの負荷が変動しても、その影響が発振器に及んで発振周波数が変わらないようにします。肢2は誤りで、周波数逓倍器はひずみの大きい C 級増幅などで入力の高調波を発生させ、同調回路で入力の整数倍 (2 倍・3 …
関連キーワード: 送信機・緩衝増幅器・周波数逓倍器・水晶発振器・電力増幅器
- 正解済みまだ正解していませんQ10上級
次の記述の( A )及び( B )に入れる字句の組合せとして、正しいものはどれか。 SSB (J3E) 送信機では、音声信号と搬送波を( A )に加えて、搬送波を抑圧した両側波帯の信号を作り、その出力から( B )によって一方の側波帯を取り出す。
解説: 肢3が正解です。平衡変調器は、音声信号と搬送波を加えると搬送波を打ち消し、上下の側波帯からなる信号を出力する回路です (A)。その出力を、一方の側波帯の周波数範囲を通す帯域フィルタ (BPF) に通すと J3E の信号が得られます (B)。周波数弁別器は FM 受信機で周波数の変…
関連キーワード: SSB送信機・平衡変調器・帯域フィルタ・J3E
- 正解済みまだ正解していませんQ11上級
スーパヘテロダイン受信機で、受信周波数が 21.150 MHz、局部発振周波数が 21.605 MHz (受信周波数より高い) のとき、影像周波数 (イメージ周波数) として、正しいものはどれか。
解説: 肢2が正解です。中間周波数は局部発振周波数と受信周波数の差なので、21.605 − 21.150 = 0.455 MHz (455 kHz) です。局部発振周波数が受信周波数より高いとき、局部発振周波数よりさらに中間周波数の分だけ高い周波数の電波も、混合すると同じ中間周波数になっ…
関連キーワード: スーパヘテロダイン・影像周波数・中間周波数・局部発振
- 正解済みまだ正解していませんQ12中級
受信機に用いられる回路とその働きの組合せとして、正しいものはどれか。
解説: 肢4が正解です。クラリファイヤ (RIT) は、送信周波数を変えずに受信周波数 (局部発振周波数) をわずかに変える回路で、SSB 波の受信で音声が高すぎたり低すぎたりして聞き取りにくいときに調整します。肢1の、受信電波の強さが変わっても出力の変動を小さくする働きは AGC (自…
関連キーワード: 受信機・クラリファイヤ・AGC・スケルチ・周波数弁別器
- 正解済みまだ正解していませんQ13上級
最大目盛が 10 V、内部抵抗が 20 kΩ の直流電圧計で、最大 50 V までの電圧を測れるようにしたい。倍率器の接続のしかたと抵抗値の組合せとして、正しいものはどれか。
解説: 肢3が正解です。倍率器は電圧計と直列に接続し、測定範囲を超える分の電圧を受け持たせます。最大目盛のときに電圧計に流れる電流は 10 ÷ 20,000 = 0.0005 A (0.5 mA) で、50 V を加えたときに同じ電流が流れる全体の抵抗は 50 ÷ 0.0005 = 10…
関連キーワード: 倍率器・電圧計・内部抵抗・測定範囲の拡大
- 正解済みまだ正解していませんQ14上級
アマチュア局の電波によるテレビやラジオなどの受信障害と、その対策に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 肢4が誤りです。テレビ放送の電波は短波帯よりはるかに高い周波数 (地上デジタル放送は UHF 帯) を使うので、テレビ受信機の入力側に入れるのは、テレビの電波を通して短波帯の電波を減衰させる高域フィルタ (HPF) です。低域フィルタ (LPF) を入れると、短波帯の電波を通した…
関連キーワード: 電波障害・TVI・BCI・混変調・高域フィルタ
- 正解済みまだ正解していませんQ15中級
次の記述の( A )及び( B )に入れる字句の組合せとして、正しいものはどれか。 21.3 MHz の電波を発射している送信機から第 2 高調波が出ると、その周波数は( A )である。この高調波が空中線から発射されるのを防ぐには、( B )を入れる。
解説: 肢2が正解です。第 n 高調波の周波数は基本波の周波数の n 倍なので、第 2 高調波は 21.3 × 2 = 42.6 MHz です (A)。高調波は基本波より高い周波数の成分なので、空中線から発射されないようにするには、基本波を通して高い周波数を減衰させる低域フィルタ (LP…
関連キーワード: 高調波・低域フィルタ・LPF・スプリアス発射
- 正解済みまだ正解していませんQ16中級
電源回路に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 肢1が誤りです。全波整流では、交流の正と負の半周期がどちらも同じ向きの電流になるので、1 周期の間に脈動が 2 回現れ、脈動の基本周波数は電源周波数の 2 倍の 100 Hz になります。電源周波数と同じ 50 Hz になるのは、正か負の一方の半周期にしか出力が出ない半波整流の場…
関連キーワード: 電源回路・全波整流・平滑回路・脈動・定電圧回路
- 正解済みまだ正解していませんQ17初級
起電力 12 V、容量 15 Ah の蓄電池 2 個を並列に接続し、無線機に 3 A の電流を流し続ける。蓄電池は容量どおりに放電できるものとしたとき、電源の電圧と、使用できる時間の目安の組合せとして、正しいものはどれか。
解説: 肢3が正解です。同じ蓄電池を並列に接続すると、電圧は 1 個分の 12 V のままで、容量 (Ah) は 2 個分の和になります。容量は 15 × 2 = 30 Ah なので、3 A を流し続けたときに使用できる時間の目安は 30 ÷ 3 = 10 時間です。肢2の 5 時間は容…
関連キーワード: 蓄電池・並列接続・容量 (Ah)・電源
- 正解済みまだ正解していませんQ18初級
50 MHz の電波で使う半波長ダイポールアンテナの全長 (両端の間の長さ) として、正しいものはどれか。ただし、波長 λ [m] は 300 ÷ f [MHz] で求め、短縮率は考えないものとする。
解説: 肢1が正解です。波長は λ = 300 ÷ f = 300 ÷ 50 = 6 m です。半波長ダイポールアンテナは全長が波長の 1/2 のアンテナなので、全長は 6 ÷ 2 = 3 m で、中央の給電点から左右に 1.5 m ずつのエレメントが伸びた形になります。肢2の 6 m …
関連キーワード: 波長・半波長ダイポール・アンテナの長さ・λ = 300/f
- 正解済みまだ正解していませんQ19上級
八木アンテナと給電線に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 肢2が正解です。定在波比 (SWR) は、給電線上にできる定在波の電圧の最大値と最小値の比で、給電線とアンテナが整合して反射波が無いときに最小の 1 になり、整合がずれて反射波が増えるほど 1 より大きくなります。肢1は誤りで、3 素子の八木アンテナで給電線をつなぐ素子は放射器で…
関連キーワード: 八木アンテナ・SWR・同軸ケーブル・特性インピーダンス・導波器
- 正解済みまだ正解していませんQ20中級
電波の伝わり方に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 肢4が正解です。短波 (HF) 帯の電波は、主に電離層の F 層で反射されて地表に戻り、地表でまた反射されることを繰り返して、遠距離まで伝わることがあります。肢1は誤りで、VHF 帯の電波はふつう電離層を突き抜けるので、主に見通し内を直接波や大地反射波で伝わります。肢2は誤りで、…
関連キーワード: 電波伝搬・電離層・D層・スポラジックE層・直接波
この科目の学習ポイントを読む
ぴよパスでは第四級アマチュア無線技士の問題を2カテゴリに分けています。無線工学にはオリジナル予想問題を20問収録し、サイト内の第四級アマチュア無線技士全40問の約50%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには並列接続・A3E・J3E・オームの法則などがあります。本試験の情報は合格率日本無線協会の公開資料では公表されていません (受験案内・令和7年度事業報告書で確認。2026年9月時点)・試験時間1時間・受験料5,100円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。関連する用語や条件は、法規などのカテゴリでも確認できます。
無線工学の出題傾向 — 収録全20問の分析
ぴよパスに収録している第四級アマチュア無線技士「無線工学」のオリジナル練習問題 全20問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級6問・中級9問・上級5問の全20問構成です。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 並列接続2問
- A3E2問
- J3E2問
次の科目へ
法規20 問無線工学 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 第四級アマチュア無線技士の無線工学は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは第四級アマチュア無線技士の無線工学に全20問のオリジナル練習問題を用意しています。第四級アマチュア無線技士の収録全40問のうち約50%です。回答後に解説を確認できます。初級・中級・上級のバッジは問題の難易度の目安で、解いた人の習熟度を示すものではありません。
- 無線工学はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 確認したい用語や手順の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。
- 無線工学で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 第四級アマチュア無線技士の合格基準は「法規・無線工学とも配点60点のうち40点以上 (各12問・四肢択一)」です。科目別の条件は「法規・無線工学のどちらも40点以上であること (CBTの終了時に表示される2科目の合計点では判定しない)」です。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。無線工学の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。