この記事では、100問の構成と使い方に加えて、試験の科目と問題数、合格点、ぴよパスで練習できない科目、次の試験日と受験料を、公益財団法人日本無線協会の案内と電波法令から確かめてまとめました。
4科目の形と合格点
日本無線協会の表から分かる科目ごとの形は次のとおりです。
| 科目 | 問題 | 時間 | 満点 | 合格点 |
|---|---|---|---|---|
| 無線工学 | 14問 | 1時間30分 | 70点 | 49点 |
| 法規 | 20問 | 1時間30分 | 100点 | 70点 |
| 英語 | 筆記5問・会話7問 | 筆記1時間30分・会話30分以内 | 105点 | 60点 |
| 電気通信術 | 欧文の送話と受話 | 約2分 | 各100点 | 各80点 |
英語の配点は筆記が70点、会話が35点で、会話が15点に届かないと不合格になります。電気通信術は送話と受話のどちらも80点以上が必要です。
試験では電卓などの計算器具は使えません。無線工学の計算は、電卓なしで答えが出る数で練習しておきましょう。
100問の構成
公式の3科目に合わせて、次のように分けました。
法規には、電波法と無線局運用規則に加えて、航空法の関係する決まりも入れています。法規の範囲を定める無線従事者規則が、航空法の関係規定を含むと書いているためです。
ぴよパスで練習できないところ
- 電気通信術: 欧文の送話と受話の実技は、このサイトでは練習できません。
- 英語の会話: 音声を聞いて答える形は扱っていません。英語は、文字で読む練習問題だけです。英語の問題文は、本試験の問題を使わずにすべて自作しています。
- 国際法規の一部: 国際電気通信連合の条約や無線通信規則などは、日本の法令と総務省の資料に書かれた範囲だけで問題を作っています。
模擬試験の形
練習問題と解説は無料です。模擬試験 (Premium) は模擬試験のページから受けられます。無線工学14問と法規20問を本試験と同じ問題数で解き、科目ごとに70%以上を合格の目安にします。無線工学だけ、法規だけの模擬試験もあります。
英語と電気通信術は模擬試験に入っていないので、本試験全体の合否を示すものではありません。
試験日と受験料
| 項目 | 2月期 |
|---|---|
| 申請 | 2026年12月1日〜20日 |
| 試験日 | 2027年2月25日 (木)・26日 (金) |
| 受験料 | 11,000円 (電波法関係手数料令) と払込みの手数料 |
試験は年2回で、8月期と2月期があります。2027年8月期の日程は、2026年11月8日の時点ではまだ公表されていません。
申請者数と合格率
日本無線協会の事業報告書では、航空無線通信士の申請者は令和7年度が3,385人、令和6年度が3,144人でした。資格ごとの合格率は、公開されている資料には見当たりませんでした。
どの時点の法令で出題されるか
日本無線協会の案内には、どの時点の法令で出題するかを示す文が見つかりませんでした。ぴよパスの問題は、2026年11月7日・2027年2月25日・2027年8月20日の3つの版で中身が同じ条を正解の根拠にしています。
まとめ
- 航空無線通信士は無線工学・法規・英語・電気通信術の4科目で、無線工学は70点満点で49点、法規は100点満点で70点が合格点です。
- 英語は会話15点以上を含めて105点満点で60点、電気通信術は送話・受話とも80点以上が要ります。
- 次の試験は2027年2月25日・26日で、申請は2026年12月1日から20日までです。
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出典
- 公益財団法人日本無線協会「令和8年度 第四級海上無線通信士及び航空無線通信士国家試験案内」(2026年10月1日)・「試験科目・合格基準等」・「令和7年度 事業報告書」: https://www.nichimu.or.jp/ (2026年11月7日確認)
- e-Gov 法令検索「電波法」「無線従事者規則」「無線局運用規則」「電波法関係手数料令」




