計算・個別論点
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- 正解済みまだ正解していませんQ1中級
当社は前期に着工した工事に工事進行基準を適用し、工事進捗度は原価比例法で算定している。この工事は当期に完成し、発注者に引き渡した。次の資料にもとづき、当期の完成工事高として正しいものはどれか。 ・当初の請負金額 84,000,000円、着工時の総工事原価見積額 70,000,000円 ・前期の工事原価発生額 28,000,000円 (前期は見積りの変更なし) ・当期に発注者と追加工事について合意し、請負金額が7,500,000円増えた ・当期の工事原価発生額 45,500,000円
解説: 正解は2です。工事が完成した期は、最終的な請負金額から前期までに計上した完成工事高を差し引いた残りが当期の完成工事高になります(完成した期に進捗度を出し直す必要はありません)。前期の計上額は、前期の進捗度28,000,000円÷70,000,000円=40%を当初の請負金額に掛け…
関連キーワード: 工事進行基準・原価比例法・追加請負金・完成工事高・完成年度
- 正解済みまだ正解していませんQ2初級
工事現場の作業員の賃金について、次の資料にもとづき、当月に現金で支払った額 (源泉所得税などを差し引いた後の手取額) として正しいものはどれか。なお、作業員の賃金は全額を労務費とし、未成工事支出金に振り替えている。未払賃金は月末に計上し、翌月の支給日に支払っている。 ・当月の労務費 5,010,000円 ・前月末の未払賃金 1,080,000円、当月末の未払賃金 1,230,000円 ・当月の支給の際に、源泉所得税と社会保険料の本人負担分 420,000円を差し引いて預り金とした
解説: 正解は1です。当月の労務費は、当月に支給した賃金の総額から前月末の未払分を差し引き、当月末の未払分を加えた額です。したがって支給総額は、労務費から逆にたどって5,010,000円+1,080,000円−1,230,000円=4,860,000円です。このうち源泉所得税と社会保険料…
関連キーワード: 労務費・未払賃金・預り金・支給総額・逆算
- 正解済みまだ正解していませんQ3上級
次の資料にもとづき、当期の材料の仕入高として正しいものはどれか。なお、材料は購入時に材料勘定で処理し (購入時資産処理法)、現場に払い出したときに未成工事支出金に振り替えている。棚卸減耗は生じていない。 ・完成工事原価報告書の材料費 18,600,000円 ・未成工事支出金に含まれる材料費 期首 2,400,000円、期末 3,100,000円 ・材料勘定の残高 期首 1,250,000円、期末 980,000円
解説: 正解は1です。完成工事原価報告書 (建設業法施行規則の別記様式第十六号) の材料費は、当期に完成した工事の材料費です。まず未成工事支出金の動きから当期に現場へ払い出した材料費を求め、次に材料勘定の動きから仕入高を求めます。当期の払出高=18,600,000円−期首の未成工事支出金…
関連キーワード: 完成工事原価報告書・材料費・未成工事支出金・材料仕入高・逆算
- 正解済みまだ正解していませんQ4初級
会計期間は1年 (4月1日〜3月31日) である。当社は賞与を年2回、6月と12月に支給しており、6月の支給分の支給対象期間は前年の12月1日から5月31日までである。当期末に、翌期6月の支給見込額のうち当期に属する分を賞与引当金に計上する。次の資料にもとづき、当期の賞与引当金繰入額 (販売費及び一般管理費) として正しいものはどれか。 ・翌期6月の支給見込額 工事現場の従業員分 4,200,000円、本社の従業員分 3,300,000円 ・工事現場の従業員分の繰入額は工事原価 (未成工事支出金) に計上し、本社の従業員分は賞与引当金繰入額 (販売費及び一般管理費) とする
解説: 正解は2です。6月に支給する賞与の支給対象期間は12月1日から5月31日までの6か月で、このうち12月から3月までの4か月が当期に属します。本社の従業員分の繰入額は3,300,000円×4か月÷6か月=2,200,000円です。工事現場の従業員分4,200,000円×4か月÷6か…
関連キーワード: 賞与引当金・賞与引当金繰入額・支給対象期間・工事原価・販売費及び一般管理費
- 正解済みまだ正解していませんQ5上級
当社は前々期に着工した工事に工事進行基準を適用し、工事進捗度は原価比例法で算定している。次の資料にもとづき、当期の完成工事高として正しいものはどれか。なお、工事は当期末において未完成である。 ・当初の請負金額 150,000,000円、着工時の総工事原価見積額 120,000,000円 ・前々期の工事原価発生額 30,000,000円 (前々期は見積りの変更なし) ・前期に資材価格の上昇により総工事原価見積額を125,000,000円に変更した。前期の工事原価発生額 45,000,000円 ・当期に発注者と請負金額の増額について合意し、請負金額が10,000,000円増えた (総工事原価見積額は前期の変更後の額から変わらない) ・当期の工事原価発生額 37,500,000円
解説: 正解は4です。工事原価の発生累計÷総工事原価見積額の進捗度を請負金額に掛けて累計の完成工事高を出し、前期までの計上額を差し引いて当期分とします。前期末の累計は150,000,000円×75,000,000円÷125,000,000円=90,000,000円で、これが前期までの計上…
関連キーワード: 工事進行基準・原価比例法・見積りの変更・追加請負金・完成工事高
- 正解済みまだ正解していませんQ6初級
当社の本店は、支店に材料を送付する際に、本店の仕入原価に20%の利益を加算した価格で振り替えている。支店の期末の材料棚卸高は2,160,000円で、このうち本店から受け入れた分は1,560,000円、残りは支店が外部の業者から購入した分である。本支店合併財務諸表を作成するときに控除する期末の内部利益として正しいものはどれか。
解説: 正解は3です。本店から受け入れた材料は、本店の仕入原価に20%を加算した振替価格で記帳されているので、振替価格に含まれる利益は振替価格×20%÷(100%+20%)です。控除する内部利益は1,560,000円×20÷120=260,000円です。検算として、本店の仕入原価は1,5…
関連キーワード: 本支店会計・内部利益・振替価格・本支店合併財務諸表・材料
- 正解済みまだ正解していませんQ7中級
会計期間は1年 (4月1日〜3月31日) である。当社は当期の7月1日に、額面総額80,000,000円の社債を額面100円につき98円で発行し、払込金は当座預金とした。償還期間は5年、年利率は1.5%、利払日は12月末日と6月末日 (各6か月分を後払い) である。額面金額と払込金額との差額は、償却原価法 (定額法) により月割で償却し、社債利息に含める。当期の損益計算書に計上される社債利息として正しいものはどれか。
解説: 正解は1です。社債利息は、約定の利息のうち当期に属する分と、償却原価法による当期の償却額の合計です。約定の利息は7月1日から3月31日までの9か月分で、80,000,000円×1.5%×9か月÷12か月=900,000円(12月末日に支払った6か月分600,000円と、決算で未払…
関連キーワード: 社債・償却原価法・社債利息・未払利息・月割
- 正解済みまだ正解していませんQ8中級
会計期間は1年 (4月1日〜3月31日) である。当社は当期の7月1日に、他社の建設事業の一部を譲り受け、対価21,000,000円を当座預金から支払った。譲り受けた資産と負債は次のとおりである。対価と、時価で評価した純資産との差額をのれんとし、譲受日から10年間にわたり定額法で月割償却する。当期末の貸借対照表に計上されるのれんの金額として正しいものはどれか。 ・完成工事未収入金 18,400,000円 (帳簿価額と時価は同額) ・機械装置 時価 12,600,000円 (相手の帳簿価額 10,800,000円) ・工事未払金 9,200,000円、借入金 6,000,000円 (いずれも帳簿価額と時価は同額)
解説: 正解は3です。のれんは、譲り受けた事業の対価と、受け入れた資産・負債を時価で評価した純資産との差額です。時価の純資産は18,400,000円+12,600,000円−9,200,000円−6,000,000円=15,800,000円、のれんは21,000,000円−15,800,…
関連キーワード: のれん・事業の譲受け・時価・月割償却・無形固定資産
- 正解済みまだ正解していませんQ9中級
決算日の銀行の残高証明書の金額は4,290,000円で、当社の当座預金勘定の残高と一致していなかった。調べたところ、次の事実が判明した。当社の帳簿の修正前の当座預金勘定の残高と、修正後の当座預金勘定の残高の組合せとして正しいものはどれか。 ・発注者から完成工事未収入金420,000円が振り込まれていたが、当社に通知が届いておらず未記帳であった ・外注先への工事未払金の支払のために作成した小切手350,000円が、決算日現在まだ外注先に渡されずに金庫に保管されていた ・資材の仕入先に工事未払金の支払として渡した小切手280,000円が、決算日までに銀行に呈示されていなかった ・決算日の銀行の営業時間後に現金190,000円を預け入れ、銀行では翌日の入金として扱われた ・本社の通信費36,000円が当座預金から引き落とされていたが、当社では未記帳であった
解説: 正解は2です。当社の帳簿で修正するのは、未記帳の振込み・未渡しの小切手・未記帳の引落しの3つです。未取付の小切手と営業時間後の預入れは銀行側の記帳の時期のずれなので、帳簿は修正しません。修正後の残高は銀行の残高から求められます。4,290,000円−280,000円+190,00…
関連キーワード: 銀行勘定調整表・未渡小切手・未取付小切手・時間外預入・当座預金
- 正解済みまだ正解していませんQ10上級
当社は支店独立会計制度を採用している。決算日における本店の帳簿の支店勘定は借方残高4,850,000円であり、次の未達事項を整理したところ、本店の支店勘定と支店の本店勘定の残高は一致した。整理前の支店の帳簿の本店勘定の残高 (貸方) として正しいものはどれか。 ・支店が本店に送金した現金600,000円が、本店に未達である ・本店が支店に発送した材料350,000円 (原価で振替) が、支店に未達である ・支店が本店の工事未払金280,000円を本店に代わって支払ったが、その通知が本店に未達である ・本店が支店の完成工事未収入金450,000円を回収したが、その通知が支店に未達である
解説: 正解は4です。未達事項は、通知が届いていない側の帳簿で整理します。本店側の未達は送金と工事未払金の代払いの2つで、どちらも本店では支店勘定の貸方に記入するので、整理後の支店勘定は4,850,000円−600,000円−280,000円=3,970,000円です。支店側の未達は、材…
関連キーワード: 本支店会計・未達事項・支店勘定・本店勘定・完成工事未収入金
- 正解済みまだ正解していませんQ11中級
当社は次の3台の機械装置を総合償却している。減価償却は定額法、残存価額は取得原価の10%である。平均耐用年数は、各機械装置の要償却額の合計を、各機械装置の耐用年数で計算した年償却額の合計で割って求め、1年未満の端数は切り捨てる。総合償却による年間の減価償却費 (要償却額の合計÷平均耐用年数) として正しいものはどれか。 ・A機械 取得原価 12,000,000円、耐用年数 6年 ・B機械 取得原価 7,500,000円、耐用年数 5年 ・C機械 取得原価 4,500,000円、耐用年数 3年
解説: 正解は1です。要償却額は取得原価の90%で、A機械10,800,000円・B機械6,750,000円・C機械4,050,000円、合計21,600,000円です。各機械の年償却額は、A機械10,800,000円÷6年=1,800,000円・B機械6,750,000円÷5年=1,3…
関連キーワード: 総合償却・平均耐用年数・要償却額・定額法・減価償却費
- 正解済みまだ正解していませんQ12初級
会計期間は1年 (4月1日〜3月31日) である。当社は本社建物の損害保険料を毎年8月1日に向こう1年分まとめて現金で支払い、支払時に保険料勘定で処理している。決算で翌期に属する分を前払保険料に振り替え、翌期首に再振替している。前期の8月1日の支払額は480,000円、当期の8月1日の支払額は540,000円であった。当期の損益計算書に計上される保険料として正しいものはどれか。
解説: 正解は2です。当期の保険料は、期首に再振替した前期からの前払分に当期の支払額を加え、期末に翌期分を前払保険料として差し引いた額です。前期に支払った480,000円のうち当期に属するのは4月から7月までの4か月分で、480,000円×4か月÷12か月=160,000円。当期に支払っ…
関連キーワード: 経過勘定・前払保険料・再振替・保険料・月割
- 正解済みまだ正解していませんQ13中級
当社は消費税を税抜方式で処理している。当期の完成工事高 (税抜) は93,500,000円で、すべて税率10%の課税取引であり、このほかに仮受消費税が生じる取引は無い。消費税の中間納付額1,500,000円は仮払金で処理している。決算で、仮受消費税から仮払消費税と中間納付額を差し引いた残額680,000円を未払消費税に計上した。当期の仮払消費税の額として正しいものはどれか。
解説: 正解は4です。仮受消費税は、税抜の完成工事高に税率を掛けて93,500,000円×10%=9,350,000円です。決算では仮受消費税−仮払消費税−中間納付額=未払消費税となるので、仮払消費税は9,350,000円−1,500,000円−680,000円=7,170,000円です…
関連キーワード: 消費税・税抜方式・仮受消費税・仮払消費税・中間納付
- 正解済みまだ正解していませんQ14上級
会計期間は1年 (4月1日〜3月31日) である。当社は前々期の4月1日に、額面総額60,000,000円の社債を額面100円につき97.5円で発行した。償還期間は5年、年利率は1.2%、利払日は毎年3月末日 (1年分を後払い) で、額面金額と払込金額との差額は償却原価法 (定額法) により月割で償却している。当期の9月30日に、この社債のうち額面24,000,000円を額面100円につき98.9円 (端数利息を含まない価格) で買入償還し、代金は端数利息とともに当座預金から支払った。買入償還の際には、償還する社債について当期首から償還日までの償却額を計上する。この買入償還によって生じる損益として正しいものはどれか。
解説: 正解は4です。償還する額面24,000,000円の社債の払込金額は24,000,000円×97.5円÷100円=23,400,000円で、差額600,000円を60か月で償却するので1か月10,000円です。発行から償還日までは、前々期と前期の24か月に当期の4月から9月までの6…
関連キーワード: 社債・買入償還・償却原価法・端数利息・帳簿価額
- 正解済みまだ正解していませんQ15中級
会計期間は1年 (4月1日〜3月31日) である。当社の資材倉庫 (建物) が当期の10月31日に火災で焼失した。建物の取得原価は36,000,000円、期首の減価償却累計額は14,400,000円 (定額法・耐用年数30年・残存価額ゼロ・間接法) である。焼失時に、当期首から焼失日までの減価償却費を月割で計上し、帳簿価額を火災未決算勘定に振り替えた。建物には保険金額25,000,000円の火災保険を掛けており、後日、保険会社から保険金21,300,000円を支払う旨の通知を受けた。この通知を受けたときに計上する保険差益または災害損失として正しいものはどれか。
解説: 正解は3です。当期首から焼失日までの減価償却費は4月から10月までの7か月分で、36,000,000円÷30年×7か月÷12か月=700,000円です。火災未決算に振り替える帳簿価額は36,000,000円−14,400,000円−700,000円=20,900,000円で、確定…
関連キーワード: 火災未決算・保険差益・災害損失・減価償却・月割
この科目の学習ポイントを読む
ぴよパスでは建設業経理士2級の問題を5カテゴリに分けています。計算・個別論点にはオリジナル予想問題を15問収録し、サイト内の建設業経理士2級全100問の約15%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには月割・工事進行基準・原価比例法・追加請負金などがあります。本試験の情報は合格率47.5%(第38回・2026年3月)/ 32.2%(第37回・2025年9月)・試験時間2時間・受験料7,120円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。関連する用語や条件は、仕訳・費目別計算・工事間接費・部門別・工事別計算と原価の理論などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
計算・個別論点の出題傾向 — 収録全15問の分析
ぴよパスに収録している建設業経理士2級「計算・個別論点」のオリジナル練習問題 全15問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級4問・中級7問・上級4問の全15問構成です。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 月割3問
- 工事進行基準2問
- 原価比例法2問
- 追加請負金2問
- 完成工事高2問
次の科目へ
費目別計算・工事間接費20 問計算・個別論点 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 建設業経理士2級の計算・個別論点は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは建設業経理士2級の計算・個別論点に全15問のオリジナル練習問題を用意しています。建設業経理士2級の収録全100問のうち約15%です。回答後に解説を確認できます。初級・中級・上級のバッジは問題の難易度の目安で、解いた人の習熟度を示すものではありません。
- 計算・個別論点はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- テキストで学んだ範囲や、確認したい用語の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。ぴよパスでは建設業経理士2級の問題を5カテゴリ(計算・個別論点 / 仕訳・費目別計算・工事間接費・部門別・工事別計算と原価の理論・決算整理・精算表)に分けているので、関連する内容は別のカテゴリでも確認できます。
- 計算・個別論点の問題数は、通常演習と模試でどう違いますか?
- 計算・個別論点は、ぴよパスで建設業経理士2級の問題を分けている5カテゴリの一つです。ぴよパスに収録している計算・個別論点の問題数は15問 / 全100問で、収録全体の約15%にあたります。ぴよパスの模擬試験の基本設定では、計算・個別論点を全34問中4問(約12%)出題します。これは模試の配分であり、本試験の出題比率を示すものではありません。
- 計算・個別論点で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 建設業経理士2級の合格基準は「100点満点で正答率70%を標準として判定(建設業振興基金が各回の合格基準として公表。第34回〜第39回は同じ基準)」です。科目別の条件は「公表されている合格基準は正答率70%の標準だけで、大問ごと・科目ごとの基準点は公表されていません」です。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。計算・個別論点の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。