建設業経理士2級 計算・個別論点 練習問題 第3問: 次の資料にもとづき、当期の材料の仕入高として正しいものはどれか。なお、材料は購入時に材料勘定で処理し (購入時資産処理法)、現場に払い出したときに未成工事支出金
次の資料にもとづき、当期の材料の仕入高として正しいものはどれか。なお、材料は購入時に材料勘定で処理し (購入時資産処理法)、現場に払い出したときに未成工事支出金に振り替えている。棚卸減耗は生じていない。 ・完成工事原価報告書の材料費 18,600,000円 ・未成工事支出金に含まれる材料費 期首 2,400,000円、期末 3,100,000円 ・材料勘定の残高 期首 1,250,000円、期末 980,000円
解答と解説を先に見る
正解: 1. 19,030,000円
正解は1です。完成工事原価報告書 (建設業法施行規則の別記様式第十六号) の材料費は、当期に完成した工事の材料費です。まず未成工事支出金の動きから当期に現場へ払い出した材料費を求め、次に材料勘定の動きから仕入高を求めます。当期の払出高=18,600,000円−期首の未成工事支出金の材料費2,400,000円+期末の3,100,000円=19,300,000円。仕入高=19,300,000円−材料の期首残高1,250,000円+期末残高980,000円=19,030,000円です。検算として、1,250,000円+19,030,000円−980,000円=19,300,000円、2,400,000円+19,300,000円−3,100,000円=18,600,000円と一致します。2は未成工事支出金の期首と期末の足し引きが逆です(18,600,000円+2,400,000円−3,100,000円−1,250,000円+980,000円)。3は材料勘定の期首と期末の足し引きが逆です(19,300,000円+1,250,000円−980,000円)。4は未成工事支出金の期首と期末を考慮していません(18,600,000円−1,250,000円+980,000円)。報告書の材料費は完成した工事の分なので、仕掛中の工事の分を戻してから材料勘定をさかのぼります。
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