建設業経理士2級 計算・個別論点 練習問題 第5問: 当社は前々期に着工した工事に工事進行基準を適用し、工事進捗度は原価比例法で算定している。次の資料にもとづき、当期の完成工事高として正しいものはどれか。なお、工事
当社は前々期に着工した工事に工事進行基準を適用し、工事進捗度は原価比例法で算定している。次の資料にもとづき、当期の完成工事高として正しいものはどれか。なお、工事は当期末において未完成である。 ・当初の請負金額 150,000,000円、着工時の総工事原価見積額 120,000,000円 ・前々期の工事原価発生額 30,000,000円 (前々期は見積りの変更なし) ・前期に資材価格の上昇により総工事原価見積額を125,000,000円に変更した。前期の工事原価発生額 45,000,000円 ・当期に発注者と請負金額の増額について合意し、請負金額が10,000,000円増えた (総工事原価見積額は前期の変更後の額から変わらない) ・当期の工事原価発生額 37,500,000円
解答と解説を先に見る
正解: 4. 54,000,000円
正解は4です。工事原価の発生累計÷総工事原価見積額の進捗度を請負金額に掛けて累計の完成工事高を出し、前期までの計上額を差し引いて当期分とします。前期末の累計は150,000,000円×75,000,000円÷125,000,000円=90,000,000円で、これが前期までの計上額です。当期末の進捗度は112,500,000円÷125,000,000円=90%、請負金額は160,000,000円なので累計は144,000,000円、当期分は144,000,000円−90,000,000円=54,000,000円です。1は追加請負金を加えていません(150,000,000円×90%−90,000,000円)。2は前期の見積りの変更を反映せず、当初の見積額120,000,000円のまま計算しています(160,000,000円×112,500,000円÷120,000,000円−150,000,000円×75,000,000円÷120,000,000円)。3は当期の発生額だけで進捗度を出しています(160,000,000円×37,500,000円÷125,000,000円)。前期の見積りの変更は前期の計上額に反映済みで、請負金額が変わった当期は累計で計算し直してから前期までの計上額を差し引きます。
関連キーワード: 工事進行基準・原価比例法・見積りの変更・追加請負金・完成工事高
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