建設業経理士2級 計算・個別論点 練習問題 第14問: 会計期間は1年 (4月1日〜3月31日) である。当社は前々期の4月1日に、額面総額60,000,000円の社債を額面100円につき97.5円で発行した。償還期
会計期間は1年 (4月1日〜3月31日) である。当社は前々期の4月1日に、額面総額60,000,000円の社債を額面100円につき97.5円で発行した。償還期間は5年、年利率は1.2%、利払日は毎年3月末日 (1年分を後払い) で、額面金額と払込金額との差額は償却原価法 (定額法) により月割で償却している。当期の9月30日に、この社債のうち額面24,000,000円を額面100円につき98.9円 (端数利息を含まない価格) で買入償還し、代金は端数利息とともに当座預金から支払った。買入償還の際には、償還する社債について当期首から償還日までの償却額を計上する。この買入償還によって生じる損益として正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 4. 損失 36,000円
正解は4です。償還する額面24,000,000円の社債の払込金額は24,000,000円×97.5円÷100円=23,400,000円で、差額600,000円を60か月で償却するので1か月10,000円です。発行から償還日までは、前々期と前期の24か月に当期の4月から9月までの6か月を加えた30か月なので、償還日の帳簿価額は23,400,000円+10,000円×30か月=23,700,000円。買入価額は24,000,000円×98.9円÷100円=23,736,000円なので、23,736,000円−23,700,000円=36,000円の損失です。端数利息24,000,000円×1.2%×6か月÷12か月=144,000円は社債利息で、償還の損益には含めません。1は当期の6か月分の償却を計上していません(帳簿価額23,640,000円)。2は帳簿価額を額面24,000,000円としています(24,000,000円−23,736,000円)。3は端数利息を含めた支払額と比べています(23,880,000円−23,700,000円)。償還の損益は、償還日までの償却を済ませた帳簿価額と、端数利息を除いた買入価額との差額です。
関連キーワード: 社債・買入償還・償却原価法・端数利息・帳簿価額
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