投資の評価と資金調達
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- 正解済みまだ正解していませんQ1
ある投資案は、第4年度末・第5年度末・第6年度末にそれぞれ100万円ずつ受け取る。割引率は年5%で、3年の年金現価係数は2.723、現価係数は第3年度末0.864、第4年度末0.823、第6年度末0.746とする。この受取りの現在価値として、最も適切なものはどれか。
正解: 4. 235.3万円
解説: 「235.3万円」が適切です。年金現価係数2.723は、毎年度末に1ずつ3回受け取るときの価値を、最初の受取りの1年前の時点で表した値です。受取りが第4〜第6年度末なので、100×2.723=272.3万円は第3年度末の時点の価値です。これを第3年度末の現価係数0.864で今に割…
関連キーワード: 現在価値・現価係数・年金現価係数・据置期間のある年金
- 正解済みまだ正解していませんQ2
ある設備投資案の投資額は1,000万円で、このうち50万円は昨年すでに支払った設計費(返金されない)、残りの950万円は今支出する。キャッシュフローは第1年度末500万円、第2年度末400万円、第3年度末300万円である。資本コストは年10%で、現価係数は第1年度末0.909、第2年度末0.826、第3年度末0.751とする(3年間の年金現価係数は2.486)。正味現在価値(NPV)法で今この投資案を評価したときの記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 4. NPVは+60.2万円となり、この投資案を採用する
解説: 「NPVは+60.2万円となり、この投資案を採用する」が適切です。NPV(正味現在価値)は、これから生じるキャッシュフローの現在価値から、これから支出する投資額を引いて求めます。昨年支払った設計費50万円は、採用してもしなくても戻らない埋没費用なので、今の判断には入れません。現価…
関連キーワード: 正味現在価値・埋没費用・現価係数・年金現価係数
- 正解済みまだ正解していませんQ3
ある企業が新しい設備を導入すると、毎年の売上高(すべて現金で回収)が600万円増え、現金で支払う営業費用が300万円増える。設備の減価償却費は毎年100万円である。設備の購入資金は全額を借入れでまかない、その支払利息は毎年40万円である。法人税等の税率は30%で、企業全体は黒字のため、利益の増減はその年の税額にそのまま反映されるものとする。この投資案を資本コストで割り引いて評価するときに用いる、毎年の税引後のキャッシュフローの増加額として、最も適切なものはどれか。
正解: 1. 240万円
解説: 「240万円」が適切です。資本コストで割り引く投資の評価では、資金の調達にかかる費用は割引率の側で考えるので、キャッシュフローから支払利息を引きません。営業利益の増加は600−300−100=200万円、税額は200×0.3=60万円で、税引後の営業利益は140万円です。税引後キ…
関連キーワード: 税引後キャッシュフロー・減価償却費・支払利息・資本コスト
- 正解済みまだ正解していませんQ4
ある投資案の正味現在価値(NPV)は、割引率6%のとき+60万円、割引率10%のとき−20万円である。6%と10%の間ではNPVが割引率に対して直線的に変わるとみなして補間するとき、内部収益率(IRR)の近似値として、最も適切なものはどれか。
正解: 2. 9%
解説: 「9%」が適切です。IRR(内部収益率)はNPVがちょうど0になる割引率です。割引率を6%から10%へ4ポイント上げると、NPVは+60から−20へ、60+20=80(万円)下がります。NPVが0になるのは+60から60だけ下がった所なので、6%からの上げ幅は4×60÷80=3ポ…
関連キーワード: 内部収益率・IRR法・線形補間・正味現在価値
- 正解済みまだ正解していませんQ5
ある企業は、互いに排他的な投資案A・Bのどちらか一方だけを実行できる。資本コストは10%で、資金の調達に制約はない。投資案Aは投資額100万円、正味現在価値(NPV)30万円、内部収益率(IRR)25%であり、投資案Bは投資額1,000万円、NPV120万円、IRR15%である。収益性指数は「将来のキャッシュフローの現在価値÷投資額」とする。企業価値の増加を最大にする観点からの記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 1. NPVが120万円とAより大きいBを採用する
解説: 「NPVが120万円とAより大きいBを採用する」が適切です。NPV(正味現在価値)は、将来のキャッシュフローの現在価値から投資額を引いた額で、投資によって増える企業価値を金額で表します。資金の制約がなく、どちらか一方しか選べないときは、NPVの大きい案が企業価値を最も増やします。…
関連キーワード: 相互排他的投資・正味現在価値・内部収益率・収益性指数
- 正解済みまだ正解していませんQ6
ある投資案は、今800万円で設備を取得する。設備は耐用年数4年・残存価額ゼロの定額法で償却し、この投資による税引後利益の増加は第1年度100万円、第2年度200万円、第3年度300万円、第4年度400万円と見込む。運転資本の増減は無く、各年度の現金の出入りは年度の中で均等に生じるものとする。この投資案の回収期間として、最も適切なものはどれか。
正解: 1. 2.2年
解説: 「2.2年」が適切です。回収期間は、投資から生じるキャッシュフローの累計が投資額に届くまでの期間で、利益ではなくキャッシュフローで数えます。減価償却費は800÷4=200万円で、現金の支出を伴わないので、各年度のキャッシュフローは税引後利益に足し戻した300・400・500・60…
関連キーワード: 回収期間法・減価償却費・税引後利益
- 正解済みまだ正解していませんQ7
ある設備投資案は、取得原価1,000万円、耐用年数5年、残存価額ゼロで定額法により償却する。この投資による税引後のキャッシュフローは毎年260万円で、運転資本の増減は無い。分母に平均投資額を用いる会計的投資利益率として、最も適切なものはどれか。
正解: 4. 12%
解説: 「12%」が適切です。会計的投資利益率は、キャッシュフローではなく会計上の利益(減価償却費を引いた後の利益)を投資額で割って求めます。減価償却費は1,000÷5=200万円なので、税引後利益は260−200=60万円です。平均投資額は、定額法で帳簿価額が1,000万円から0へ一定…
関連キーワード: 会計的投資利益率・平均投資額・定額法・減価償却費
- 正解済みまだ正解していませんQ8
ある企業の資金調達は、負債が簿価・時価とも400万円(税引前の負債コスト5%)、株主資本が簿価100万円・時価600万円(株主資本コスト10%)である。法人税等の税率は30%である。この企業の加重平均資本コスト(WACC)として、最も適切なものはどれか。
正解: 3. 7.4%
解説: 「7.4%」が適切です。WACCは、負債コストを税引後にしてから、負債と株主資本の時価の構成比で加重平均します。支払利息は課税所得から差し引かれるので、税引後の負債コストは5×(1−0.3)=3.5%です。時価の合計は400+600=1,000万円で、比率は負債0.4・株主資本0…
関連キーワード: 加重平均資本コスト・WACC・負債コスト・株主資本コスト
- 正解済みまだ正解していませんQ9
法人税も倒産のコストも無い完全な資本市場で、モジリアーニ・ミラー(MM)の命題が成り立つとする。ある企業の事業のリスクに見合う資本コスト(負債が無いときの株主資本コスト)は8%、負債コストは4%で、負債と株主資本の時価の比率は1対1である。この企業の株主資本コストとして、最も適切なものはどれか。
正解: 2. 12%
解説: 「12%」が適切です。税の無いMMの命題では、企業価値もWACCも資本構成によって変わりません。負債を増やすと株主の負うリスクが高まるため、株主資本コストは、事業のリスクに見合う資本コストに、その資本コストと負債コストの差に負債÷株主資本を掛けた分を上乗せした値になります。数を入…
関連キーワード: MM理論・株主資本コスト・財務レバレッジ・加重平均資本コスト
- 正解済みまだ正解していませんQ10
負債の無い企業Uの企業価値は1,000万円である。事業の内容がUと同じで、永久に借り換えて維持する負債400万円を持つ企業Lがある。法人税率は30%で、支払利息は全額が課税所得から差し引かれ、倒産のコストは無く、法人税のあるモジリアーニ・ミラー(MM)の命題が成り立つとする。企業Lの企業価値として、最も適切なものはどれか。
正解: 3. 1,120万円
解説: 「1,120万円」が適切です。法人税のあるMMの命題では、負債の利息が課税所得から差し引かれる分だけ税が減り、その節税額の現在価値だけ企業価値が増えます。負債の利子率をrとすると、毎年の利息は400×r、節税額は0.3×400×rです。これが永久に続き、負債と同じリスクとしてrで…
関連キーワード: MM理論・節税効果・企業価値・資本構成
- 正解済みまだ正解していませんQ11
企業の資金調達は、自己資本か他人資本か、内部金融か外部金融か、直接金融か間接金融か、という三つの観点で分けられる。資金調達の分類に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 3. 減価償却費に見合って手元に残る資金は、企業が自ら生み出すため、内部金融に当たる
解説: 「減価償却費に見合って手元に残る資金は…内部金融に当たる」が適切です。減価償却費は利益から差し引かれる費用ですが、その期に現金は出ていきません。例えば、税を考えずに現金の売上1,000万円、現金の費用700万円、減価償却費100万円とすると、利益は200万円ですが、手元に残る現金…
関連キーワード: 内部金融・自己金融・直接金融・企業間信用
- 正解済みまだ正解していませんQ12
ある企業の当期純利益は1,000万円である。この企業は当期中に、当期の中間配当の総額120万円と、前期の期末配当の総額150万円を支払った。当期の期末配当の総額180万円は、翌期に支払う予定である。当期中にはほかに、自己株式を200万円で取得し、株主優待の費用として50万円を支出した。年間の配当総額は、当期中の日を基準日とする配当(中間配当と期末配当)の合計とする。配当性向は「年間の配当総額÷当期純利益」、総還元性向は「(年間の配当総額+自己株式の取得額)÷当期純利益」とする。この企業の配当性向と総還元性向の組合せとして、最も適切なものはどれか。
正解: 2. 配当性向30%、総還元性向50%
解説: 「配当性向30%、総還元性向50%」が適切です。配当性向は、当期純利益のうち配当として株主に配る割合です。この問題では年間の配当総額を基準日で数えるので、当期中の日を基準日とする当期の中間配当と、当期末を基準日とする当期の期末配当を入れます。支払いが翌期でも当期の配当です。前期の…
関連キーワード: 配当性向・総還元性向・自社株買い・株主優待
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この科目の学習ポイントを読む
ぴよパスでは中小企業診断士 第1次試験の問題を12カテゴリに分けています。投資の評価と資金調達にはオリジナル予想問題を12問収録し、サイト内の中小企業診断士 第1次試験全150問の約8%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには正味現在価値・減価償却費・現価係数・年金現価係数などがあります。本試験の情報は合格率23.0%(令和8年度・第1次試験の試験合格率)・試験時間7科目で計510分(2日間。経営法務・経営情報システムは各60分)・受験料17,200円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。関連する用語や条件は、会社法と事業の開始・組織再編・倒産・知的財産権・民法と取引・契約などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
投資の評価と資金調達の出題傾向 — 収録全12問の分析
ぴよパスに収録している中小企業診断士 第1次試験「投資の評価と資金調達」のオリジナル練習問題 全12問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 正味現在価値3問
- 減価償却費3問
- 現価係数2問
- 年金現価係数2問
- 内部収益率2問
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編集部の評価 (解説・演習・法令) と対象読者を並べました。
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![]() #1 2026年度版 みんなが欲しかった! 中小企業診断士の教科書 (上) 企業経営理論、財務・会計、運営管理 | ![]() #2 2026年度版 みんなが欲しかった! 中小企業診断士の教科書 (下) 経済学・経済政策、経営情報システム、経営法務、中小企業経営・中小企業政策 | |
|---|---|---|
| 役割 | 1次の主要3科目を図解で固める(上巻) | 1次の残り4科目を図解で固める(下巻) |
| Amazon評価(参考) | 4.4 (28) | 4.6 (24) |
| 解説 | ||
| 演習 | ||
| 法令 | ||
| こんな人に | 中小企業診断士1次を独学で始める人。企業経営理論・財務会計・運営管理の主要科目をフルカラーで効率的に学びたい人。 | 上巻と揃えて1次7科目を完成させたい人。経済・情報・法務・中小政策の暗記科目を効率的に整理したい人。 |
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- 1次の残り4科目を図解で固める(下巻)2026年度版 みんなが欲しかった! 中小企業診断士の教科書 (下) 経済学・経済政策、経営情報システム、経営法務、中小企業経営・中小企業政策
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上巻に続く下巻で、暗記要素の多い『経済学・経済政策/経営情報システム/経営法務/中小企業経営・中小企業政策』の4科目を収載。フルカラーと図解で整理され、上巻と同じシリーズなので解説スタイルが統一される。上下巻セットで1次7科目すべてをカバーできるのが強み。★4.6と上巻を上回る高評価で、診断士1次の独学テキストとして安心して薦められる。
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投資の評価と資金調達 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
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- テキストで学んだ範囲や、確認したい用語の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。ぴよパスでは中小企業診断士 第1次試験の問題を12カテゴリ(投資の評価と資金調達 / 会社法と事業の開始・組織再編・倒産・知的財産権・民法と取引・契約・競争・消費者・資本市場の法)に分けているので、関連する内容は別のカテゴリでも確認できます。
- 投資の評価と資金調達の問題数は、通常演習と模試でどう違いますか?
- 投資の評価と資金調達は、ぴよパスで中小企業診断士 第1次試験の問題を分けている12カテゴリの一つです。ぴよパスに収録している投資の評価と資金調達の問題数は12問 / 全150問で、収録全体の約8%にあたります。ぴよパスの模擬試験の基本設定では、投資の評価と資金調達を全25問中0問(約0%)出題します。これは模試の配分であり、本試験の出題比率を示すものではありません。
- 投資の評価と資金調達で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 中小企業診断士 第1次試験の合格基準は「総点数の60%以上で、かつ1科目でも満点の40%未満がないことを基準に、試験委員会が相当と認めた得点比率(令和4〜8年度はいずれも60%と40%)。科目合格の基準は満点の60%」です。科目別の条件は「1科目でも満点の40%未満があると不合格です(科目ごとの足切り。免除した科目は判定に入りません)」です。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。投資の評価と資金調達の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。

