中小企業診断士 第1次試験 投資の評価と資金調達 練習問題 第6問: ある投資案は、今800万円で設備を取得する。設備は耐用年数4年・残存価額ゼロの定額法で償却し、この投資による税引後利益の増加は第1年度100万円、第2年度200
ある投資案は、今800万円で設備を取得する。設備は耐用年数4年・残存価額ゼロの定額法で償却し、この投資による税引後利益の増加は第1年度100万円、第2年度200万円、第3年度300万円、第4年度400万円と見込む。運転資本の増減は無く、各年度の現金の出入りは年度の中で均等に生じるものとする。この投資案の回収期間として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 2.2年
「2.2年」が適切です。回収期間は、投資から生じるキャッシュフローの累計が投資額に届くまでの期間で、利益ではなくキャッシュフローで数えます。
減価償却費は800÷4=200万円で、現金の支出を伴わないので、各年度のキャッシュフローは税引後利益に足し戻した300・400・500・600万円です。累計は第1年度末300万円、第2年度末700万円で、残りの100万円を第3年度の500万円で回収するので100÷500=0.2年、回収期間は2.2年です。
「3.5年」は、税引後利益の累計(100・300・600万円)で数え、残りの200万円を第4年度の利益400万円で割った値です。「3.2年」は、800万円を税引後利益の平均250万円で割った値です。
「1.8年」は、800万円をキャッシュフローの平均450万円で割った値(約1.78年)で、毎年の額が違うのに平均を使っています。回収期間法は毎年のキャッシュフローの累計で数えることを押さえましょう。
関連キーワード: 回収期間法・減価償却費・税引後利益
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