中小企業診断士 第1次試験 投資の評価と資金調達 練習問題 第8問: ある企業の資金調達は、負債が簿価・時価とも400万円(税引前の負債コスト5%)、株主資本が簿価100万円・時価600万円(株主資本コスト10%)である。法人税等
投資の評価と資金調達
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第8問
ある企業の資金調達は、負債が簿価・時価とも400万円(税引前の負債コスト5%)、株主資本が簿価100万円・時価600万円(株主資本コスト10%)である。法人税等の税率は30%である。この企業の加重平均資本コスト(WACC)として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 7.4%
「7.4%」が適切です。WACCは、負債コストを税引後にしてから、負債と株主資本の時価の構成比で加重平均します。
支払利息は課税所得から差し引かれるので、税引後の負債コストは5×(1−0.3)=3.5%です。時価の合計は400+600=1,000万円で、比率は負債0.4・株主資本0.6です。
WACC=0.4×3.5+0.6×10=1.4+6.0=7.4%です。「8.0%」は、税引前の5%のまま0.4×5+0.6×10とした値です。
「4.8%」は、簿価の構成比(負債400:株主資本100=0.8:0.2)で0.8×3.5+0.2×10とした値です。「6.0%」は、簿価の構成比で、しかも税引前の5%のまま0.8×5+0.2×10とした値です。
(1−税率)を掛けるのは負債コストだけであること、重みは簿価ではなく時価で取ることを押さえましょう。
関連キーワード: 加重平均資本コスト・WACC・負債コスト・株主資本コスト
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