実技(鑑別)
全12問
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この科目の学習ポイントを読む
実技(鑑別)は消防設備士 乙種第2類を構成する4科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全12問 (試験全体の約14%相当) を収録しています。本試験は合格率約26.3%・試験時間1時間45分・受験料4,400円の試験で、実技(鑑別)は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは整備・点検・移動式泡消火設備・ホース接続口などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると消防設備士 乙種第2類受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
12問のうち12問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (消防関係法令・基礎的知識(機械・電気)・構造・機能及び整備) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- Q1中級移動式泡消火設備・ホース接続口・水平距離15メートル
防火対象物に設けられた移動式の泡消火設備について、ホース接続口の配置が技術上の基準に適合しているかを点検で判定する。判定の基準として正しいものはどれか。
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解説: 消防法施行令第15条第2号は、移動式の泡消火設備について、防護対象物の各部分から一のホース接続口までの水平距離が15メートル以下となるように設けることを定めている。屋内・屋外の別による区分はない。よって4が正しい。1は距離の測り方が歩行距離となっている点で誤り。2の25メートル、…
根拠法令: 消防法施行令第15条第2号
- Q2中級移動式泡消火設備・ホースの外観点検・結合金具
移動式の泡消火設備の格納箱を開き、ホース、ノズル及び結合金具の外観点検を行った。不良と判定して是正しなければならないものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 1は、著しい摩耗や亀裂のあるホースは加圧されたときに破断するおそれがあり、また結合金具のパッキンが欠損していれば接続部から泡水溶液が漏れて所定の放射ができないため、ホースの交換及びパッキンの取替えを要する不良である。2は折れぐせによる通水障害がない良好な状態、3はノズルが正常に機…
根拠法令: —
- Q3中級高発泡用泡放出口・発泡網・送風
航空機の格納庫のような大空間を泡で満たして消火する泡消火設備の点検を行った。発泡網(スクリーン)に泡水溶液を吹き付け、送風によって膨張率の高い泡を大量に発生させる構造をもつ機器の名称として、正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 発泡網に泡水溶液を吹き付け、送風によって膨張率の高い泡を大量に発生させるのは高発泡用泡放出口である。1のフォームヘッドは低発泡の泡を防護対象物の表面に放射する固定式の放出口で、送風により泡を発生させる機構をもたない。2の一斉開放弁は火災信号等を受けて放射区域の配管へ泡水溶液を送る…
根拠法令: —
- Q4上級泡消火薬剤の補充・異種薬剤の混合・希釈容量濃度の型式
泡消火薬剤を補充するときの取扱いとして、最も適切なものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 泡消火薬剤は種類ごとに基剤が異なり、希釈容量濃度の型式によって混合装置が加える割合も異なる。異なるものを混ぜると性状が変化し、所定の発泡性能や消火性能が得られないおそれがあるため、5のとおり設計上定められたものと同一の薬剤を補充するのが正しい。1・2は種類の異なる薬剤を混ぜる取扱…
根拠法令: —
- Q5初級フォームヘッド・外観点検・放射障害
フォームヘッドの外観点検を行った。次のうち、不良と判定して是正しなければならないものはどれか。
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解説: 2は、放射口が塗料でふさがれると所定の量の泡水溶液を放射できず、泡の分布にも影響するため、直ちに除去又はヘッドの交換が必要な不良である。1・4はヘッドが確実に固定され外観に異常がないという良好な状態であり、是正の必要はない。3は放射障害がない良好な状態である。5は放射区域ごとに配…
根拠法令: —
- Q6上級移動式泡消火設備・放射量の不足・ホースの折れ
移動式の泡消火設備の放射試験を行ったところ、ノズルからの放射量が規定に達しなかった。原因として最も適切なものはどれか。
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解説: 放射量が出ないという症状は、送水の経路が絞られているか、送水する圧力そのものが足りないかのいずれかで説明できる。1はホースの折れ、ノズルや吸込器の詰まりという流路の閉塞と、加圧送水装置の吐出圧力の低下という送水能力の不足を挙げており、いずれも放射量の不足に直結するので正しい。2は…
根拠法令: —
- Q7上級放射試験後の措置・配管の洗浄・薬剤の補充
泡消火設備の点検で実際に泡を放射させる試験を行った。試験の終了後に行う措置として、最も適切なものはどれか。
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解説: 放射試験の後は、配管や放出口に残った泡水溶液を水で洗い流して残留や固着による目詰まりを防ぎ、消費した薬剤を補充して所定の貯蔵量に戻し、試験のために操作した弁を平常時の状態に戻す必要がある。よって2が正しい。1は残留した泡水溶液が放出口の目詰まりの原因となる。3は薬剤が不足したまま…
根拠法令: —
- Q8初級泡消火薬剤・分離・沈殿物
泡消火薬剤貯蔵槽から採取した泡消火薬剤に、明らかな分離や沈殿物の発生が認められた。整備上の措置として、最も適切なものはどれか。
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解説: 泡消火薬剤に分離や沈殿物が生じている状態は、所定の発泡性能・消火性能を発揮できないおそれがあるため、4のとおり薬剤を交換し、以後の確認方法や交換の目安はその薬剤の基準に従うのが適切である。1は上澄みだけを用いても組成が変わっており性能を保証できない。2は薬剤の濃度が変わってしまう…
根拠法令: —
- Q9上級発泡倍率・空気吸入部・混合濃度
泡消火設備の点検で採取した泡試料の発泡倍率が、設計上想定される値を大きく下回っていた。原因として最も適切なものはどれか。
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解説: 発泡倍率は泡水溶液がどれだけの体積の泡になったかを表す値であり、薬剤の混合濃度が不足すれば泡立ちが悪くなり、放出口の空気吸入部が付着物でふさがれれば泡に取り込まれる空気が減るため、いずれも発泡倍率を低下させる。よって3が正しい。1は配管を満たしておくこと自体が異常ではない。2は水…
根拠法令: —
- Q10中級希釈容量濃度・3パーセント型・6パーセント型
泡消火薬剤を更新する際、希釈容量濃度3パーセント型を前提として設計された泡消火設備に、誤って6パーセント型の泡消火薬剤を充填した。この設備を作動させた場合に生じる不具合として、最も適切なものはどれか。
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解説: 泡消火薬剤には希釈容量濃度3パーセント型と6パーセント型があり、混合装置は設備の設計濃度に合わせて薬剤を水に混合する。3パーセント型用の設備に6パーセント型の薬剤を入れると、混合される薬剤は必要量の半分にとどまり、泡水溶液が薄くなって規定の発泡性能が得られないので4が正しい。1は…
根拠法令: —
- Q11中級放射試験・泡が生成されない・泡消火薬剤の残量
泡消火設備の放射試験を行ったところ、泡放出口からは水が放射されたものの、泡がほとんど生成されなかった。まず確認すべき箇所として、最も適切なものはどれか。
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解説: 水は出るが泡が生成されないという症状は、水の送水系統は生きている一方で、泡消火薬剤が水に混合されていないことを示す。したがって1のとおり、薬剤の残量が不足していないか、薬剤側の配管の弁が閉じたままになっていないかをまず確認する。2は電源が失われていれば送水自体ができないので本症状…
根拠法令: —
- Q12上級制御弁・性能試験配管・平常時の弁の状態
フォームヘッド方式の泡消火設備について、平常時(火災が発生していない通常の状態)における弁の状態を点検した。正しい組合せはどれか。
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解説: 一斉開放弁の一次側の制御弁は、火災時に直ちに泡水溶液を送れるよう平常時から開いておく。一方、性能試験配管の弁はポンプの性能試験を行うときだけ開くもので、平常時は閉じておく。したがって3が正しい。1・2は制御弁が閉じており火災時に送水できない。2・4は吸水側の弁が閉じておりポンプが…
根拠法令: —
実技(鑑別)の出題傾向 — 収録全12問の分析
ぴよパスに収録している消防設備士 乙種第2類「実技(鑑別)」のオリジナル練習問題 全12問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級2問・中級5問・上級5問の全12問構成です。うち12問には根拠となる法令・条文を解説に明記しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 整備6問
- 点検5問
- 移動式泡消火設備3問
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- 泡消火設備の全体像を掴む最初の1冊 3.6 (36件)よくわかる!第2類消防設備士試験資格研究会KAZUNO・弘文社
乙2は泡消火設備という単一分野の試験で、まず設備の全体像(水源・加圧送水装置・混合装置・泡ヘッド)を掴めるかで進み方が決まる。弘文社の国家・資格シリーズは消防設備士の定番で、甲種1類・4類でも同シリーズが最初の1冊として機能している。図解中心で、機械と電気の基礎的知識にも触れられる。 ⚠️ 2類の市販書は甲乙共用しかないため、乙2 では実技のうち製図の章を飛ばして読む。
こんな人に: 乙2を初めて受験する人。または甲1・甲4を持っていて、泡消火設備の知識だけを新規に積みたい人。
解説◎演習○法令○Amazonで価格を見る - 2類テキストの最新版 (2024年7月・改訂2版)ラクラクわかる! 2類消防設備士 集中ゼミ(改訂2版)オーム社・オーム社
乙2 は泡消火設備という単一の設備を深く問う類で、混合装置4方式 (ポンプ混合・ライン混合・プレッシャー混合・プレッシャーサイド混合) の理解が得点の中心になる。本書は章ごとに区切って進める集中ゼミ形式なので、方式を1つずつ閉じてから次へ行ける。出版社が「乙種2類、乙種2類の定番テキスト」と明記しており、2類のテキストとしては最新 (2024年7月の改訂2版)。 ⚠️ 2類の市販書は甲乙共用しかないため、乙2 では実技のうち製図の章を飛ばして読む。
こんな人に: 乙2 を初めて受験する人。泡の混合方式を図で理解したい人。
解説◎演習○法令○Amazonで見る - 2類で現行唯一の問題集準備バッチリ 消防設備士2類問題集髙田純二・電気書院
2類は市販の問題集が少なく、電気書院の現行カタログに残っている2類の問題集は実質これだけ。乙2 は筆記45問と実技7問 (鑑別5+製図2) を同時に越える必要があり、泡消火薬剤の標準放射量や発泡倍率といった数値は解いて引き当てる練習をしないと定着しない。テキストを1周したあとの反復用に置く。 ⚠️ 2類の市販書は甲乙共用しかないため、乙2 では実技のうち製図の章を飛ばして読む。
こんな人に: テキストを1周し、薬剤別の数値と混合方式を引き当てられるようにしたい人。
解説○演習◎法令○Amazonで見る
書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
※ 編集部が 2026-08-02 に Amazon.co.jp + コミュニティ評判サイトを cross-check して選定
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実技(鑑別) — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 消防設備士 乙種第2類の実技(鑑別)は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは消防設備士 乙種第2類の実技(鑑別)に全12問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。83問ある消防設備士 乙種第2類全体のうち実技(鑑別)は約14%を占める重要科目です。
- 実技(鑑別)はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 実技(鑑別)は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。消防設備士 乙種第2類は合計4科目 (実技(鑑別) / 消防関係法令・基礎的知識(機械・電気)・構造・機能及び整備) の構成なので、実技(鑑別)単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- 消防設備士 乙種第2類全体で実技(鑑別)の出題比率はどのくらいですか?
- 実技(鑑別)は消防設備士 乙種第2類の4科目のうちの1科目で、ぴよパスでの実技(鑑別)の問題数は12問 / 全83問 ≈ 14%です。本試験の出題比率もほぼこの割合に準拠しており、実技(鑑別)を捨て科目にすると合格ラインを大きく下回るリスクがあります。合格率約26.3%の試験ですが、科目別に最低ラインを確保する学習戦略が結果として最短ルートになります。
- 実技(鑑別)で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 消防設備士 乙種第2類は科目別に足切りラインが設定されている試験が多く、実技(鑑別)で極端に落とすと他科目が満点でも不合格になる仕組みです。試験時間1時間45分の中で、ぴよパスの実技(鑑別)練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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