簿記・FP・経理系の資格試験は計算量が多く、電卓の使いやすさが解答スピードと正確さを左右します。この記事では、試験で使える電卓の選び方と、定番の実務電卓を Amazon 実査の価格・評価つきで紹介します。簿記3級にしぼった選び方は 簿記3級の電卓の選び方 も参照してください。
結論: 12桁・早打ち対応の実務電卓を、CASIOかSHARPで1台に決める
試験用電卓の要件は次の5つです。
| 要件 | 理由 |
|---|---|
| 12桁表示 | 簿記の合計・試算表は大きな金額。10桁だと桁あふれしやすい |
| 早打ち対応 (キーロールオーバー) | 前のキーを離す前に次を押しても入力される=速く正確 |
| 検算機能 / GT (グランドトータル) | 入力ミスの確認・合計の集計が効率的 |
| キーが大きく見やすい | 連続入力でのミスを減らす |
| 静音 | 試験会場・自習室で周囲に配慮 |
そして最大のポイントは、価格ではなく「CASIOかSHARPか」です。両者はキー配列が異なり、一度慣れた配列を本番まで変えないことが操作ミスを防ぎます (価格・評価は編集部実査時点の Amazon 参考値で変動します。※Amazon アソシエイトのリンク)。
CASIO派 — JS-20WKA(本格実務電卓・検算機能)
CASIO の実務電卓の定番が JS-20WKA です。打鍵感と静粛性に定評があり、検算機能で入力した計算を後から確認できます。12桁・早打ち対応で、簿記・経理の連続入力でも取りこぼしにくいのが強みです。
SHARP派 — EL-N942(ナイスサイズ・早打ち)
SHARP の定番が EL-N942 です。手に収まりやすいナイスサイズで、早打ち(キーロールオーバー)に対応。SHARP独自のキー配列(「0」の位置や置数訂正の考え方)が手に合う人に向きます。CASIOより手頃な価格帯も魅力です。
CASIO と SHARP の選び方
- キー配列の違い: 「00」「AC」「メモリーキー(M+/MR/MC)」「置数訂正」の位置や挙動が両社で異なる
- 決め方: 優劣はないので、店頭で触れるなら触り、無理なら口コミで好みを確認。迷ったら受験仲間・職場で多い方に合わせると教え合える
- 鉄則: 一度決めたら本番まで変えない。配列を手が覚えることがスピードの源
関数電卓は試験では使えない (重要)
簿記・FP の試験では、関数電卓・プログラム機能・印刷機能つきの電卓は使用できません。使えるのは四則計算中心の一般的な電卓です。関数電卓が必要なのは電気・技術系の一部試験で、ルールは試験ごとに違います。購入前に必ず、受験する試験の受験案内で持ち込み可能な電卓の条件を確認してください。
まとめ
- 簿記・FP・経理系は 12桁・早打ち対応の実務電卓が有利。要件は12桁/早打ち/検算(GT)/見やすさ/静音
- 選択の本質は価格でなく CASIOかSHARPか。1台に決めて本番まで同じ機種で演習する
- 関数電卓・プログラム電卓は試験で使用不可。受験案内で条件を確認する
電卓を決めたら、あとは演習で使い込むことです。簿記3級にしぼった解説は 簿記3級の電卓の選び方、FP3級 の対策とあわせて、毎日の計算練習で手になじませましょう。
出典:
- 各商品の価格・評価は Amazon.co.jp の商品ページを編集部が実査した時点の参考値です (本文記載のリンク先)。変動します。
- 試験で持ち込める電卓の条件は、各試験実施団体の受験案内に従ってください。




















































































































