FP3級の1か月前にやることは、「知識を増やす」より「学科と実技の点に変える」ことです。日本FP協会の3級は、学科90分60問、実技60分20問。合格基準は学科36点以上、実技60点以上です。
残り1か月なら、広く読み直すほど不安が増えます。この記事では、30日を4週に分け、学科60問と実技を崩さない形に組み替えます。受検日が未定なら先に FP3級CBT申込と日程 を読んでください。
30日は「読む10日、解く14日、整える6日」に分ける
残り1か月の配分は、次のように割り切ります。
| 期間 | 主な作業 | 目的 |
|---|---|---|
| 1週目 | 6分野の穴を拾う | 何を落としているか見える化する |
| 2週目 | 学科60問を2回分回す | 知識を選択肢で使う |
| 3週目 | 実技を混ぜる | 設例、表、金額計算に慣れる |
| 4週目 | 同日リハーサル | 学科90分と実技60分の疲れ方を確認する |
FP3級は、ライフプラン、リスク管理、金融資産、タックス、不動産、相続の6分野が出ます。得意分野だけで押し切るより、苦手分野の失点を小さくする方が直前期は伸びやすいです。
1週目は6分野を1日1分野で棚卸しする
最初の7日は、完璧に理解する期間ではありません。各分野で「見た瞬間に止まる論点」を拾います。
| 日 | 分野 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 1日目 | ライフプランニング | 年金、社会保険、ローン |
| 2日目 | リスク管理 | 生命保険、損害保険、控除 |
| 3日目 | 金融資産運用 | 利回り、債券、投資信託 |
| 4日目 | タックス | 所得分類、控除、税額 |
| 5日目 | 不動産 | 登記、取引、税金 |
| 6日目 | 相続・事業承継 | 法定相続分、贈与、相続税 |
| 7日目 | 復習 | 間違い表を作る |
金融計算で止まる人は FP3級の計算問題対策、タックスで止まる人は FP3級のタックス対策 を併用してください。
1週目の終わりに、点数ではなく状態で分けます。
| 7日目の状態 | 2週目の組み方 |
|---|---|
| 6分野の用語が半分以上あいまい | 学科60問より、分野別20問を3回に分ける |
| 学科は取れるが計算で止まる | 計算問題だけを毎日10分入れる |
| 実技の設例が読めない | 学科の後に実技の設例読みを5分足す |
| 正答率は高いが時間がかかる | 70分で60問を解く練習へ移る |
直前期は、苦手を全部なくそうとすると崩れます。得点に影響するものから順に、2つまでに絞るのが安全です。
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2週目は学科60問を「時間付き」で回す
学科は90分60問です。1問あたりに使える時間は長く見えますが、迷う問題を抱え込むと後半が雑になります。
2週目の目標は、正答数よりも「戻る問題」を決めることです。
| 作業 | 目安 | 記録すること |
|---|---|---|
| 学科60問を解く | 70分以内 | 迷った問題番号 |
| 見直し | 20分 | 変えた答えの理由 |
| 復習 | 30分 | 用語不足か、計算不足か |
正答だけを見ても直前期は伸びません。間違い表は「分野」「論点」「間違えた理由」「翌日の再確認」の4列で十分です。
3週目は実技を後回しにしない
FP3級で怖いのは、学科の知識はあるのに実技で使えないことです。実技は設例を読み、必要な情報を拾い、金額や制度を当てはめます。
3週目は、毎日少しでも実技を混ぜてください。
| 状態 | やること |
|---|---|
| 設例を読むだけで疲れる | 設例の人物、収入、資産、保険だけ線で拾う |
| 計算で止まる | 式を覚えるより、何を代入するか確認する |
| 制度名を混同する | 学科テキストの該当ページへ戻る |
| 時間が足りない | 先に解く問題と後回しにする問題を決める |
実技は、1回分をまとめて解く日と、設例だけ読む日を分けても構いません。大事なのは、学科だけで1週間を終えないことです。
4週目は本番と同じ順番で1回通す
最後の週は、教材を増やさないでください。やることは、時間と疲れ方の確認です。
| 日 | 作業 |
|---|---|
| 22日目 | 学科60問を本番時間で解く |
| 23日目 | 学科の間違いだけ復習 |
| 24日目 | 実技を本番時間で解く |
| 25日目 | 実技の設例読みを復習 |
| 26日目 | 苦手2分野だけ回す |
| 27日目 | 学科30問+実技半分 |
| 28日目 | 当日の持ち物と会場を確認 |
| 29日目 | 軽い復習 |
| 30日目 | 睡眠と移動を優先 |
当日の受付、本人確認、私物の扱いは FP3級CBT当日の流れ に分けています。直前計画では、最後の2日で新しい論点に手を広げないことを優先します。
講座や教材を足すなら目的を1つに絞る
1か月前に教材を増やすなら、理由を1つに絞ってください。
| 詰まり方 | 足すなら |
|---|---|
| 用語が読めない | 図解の多いテキスト |
| 学習順が崩れる | 短い動画講座 |
| 問題演習が足りない | 問題集またはぴよパス |
| 実技だけ不安 | 実技の設例演習 |
講座比較は FP3級通信講座の選び方、教材比較は FP3級テキストおすすめ で確認できます。直前期は、買うことより回すことの方が大切です。
1か月前チェックリスト
- 受検日と会場を確定した
- 6分野のうち苦手2分野を書き出した
- 学科60問を70分以内で1回解いた
- 実技を少なくとも2回分触った
- 間違い表を4列で作った
- 本人確認書類と登録情報を確認した
- 試験2日前から新しい教材を増やさない
FP3級160問のオリジナル予想問題で、1か月前の弱点を確認する
出典:





















