FP3級CBT当日は、知識よりも手続きで崩れることがあります。本人確認書類、予約した会場、私物の扱い、試験時間。この4つを前日に固定しておけば、当日の不安はかなり減ります。
この記事では、日本FP協会ときんざいの公式案内をもとに、FP3級CBT当日の流れを整理します。日程や申込前の判断は FP3級CBT申込と日程、直前の学習配分は FP3級1か月前の直前計画 に分けています。
前日は本人確認書類と予約内容をそろえる
CBTでは、予約内容を自分で管理します。日本FP協会は、受検票を発行しないと案内しています。予約内容は、CBTソリューションズの受検者ページや予約完了メールで確認します。
前日に見るものは次の4つです。
| 確認するもの | 見るポイント |
|---|---|
| 本人確認書類 | 氏名、生年月日、有効期限 |
| 予約内容 | 会場、開始時刻、科目 |
| 交通手段 | 遅延しても間に合う出発時刻 |
| 学習メモ | 最後に見る1枚だけ |
氏名や生年月日の登録ミスは当日対応できない場合があります。会場に行く前に、本人確認書類とマイページの表記を見比べてください。
自席に持ち込めるものは少ない
日本FP協会の案内では、スマートフォン、腕時計、筆記用具、計算機、参考書を含め、自席への私物持込みは認められていません。ロッカー等に保管し、メモ用紙や筆記用具は会場で貸し出されます。計算問題では、試験画面上の計算機を利用できます。
| 項目 | 扱い |
|---|---|
| 本人確認書類 | 受付で提示する |
| スマートフォン | ロッカー等に保管 |
| 腕時計 | 自席へ持ち込まない |
| 筆記用具 | 会場貸出を使う |
| 計算機 | 画面上の計算機を使う |
| 参考書 | 自席へ持ち込まない |
手元の電卓で練習してきた人は、直前に画面計算機を意識した練習をしてください。桁の入力ミスを防ぐには、式を暗算でまとめず、メモ用紙に途中値を書く方が安定します。
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学科90分は「後で戻る問題」を決めて進める
日本FP協会3級の学科は90分60問です。合格基準は36点以上です。1問あたりの時間は十分に見えますが、制度名で迷い始めると後半の判断が荒れます。
| 時間 | 動き方 |
|---|---|
| 0-45分 | 迷わない問題を先に進める |
| 45-70分 | 計算問題と迷った問題へ戻る |
| 70-85分 | マーク・選択状態を見直す |
| 85-90分 | 変更する問題を絞る |
学科では、ライフプラン、リスク管理、金融資産、タックス、不動産、相続の6分野が広く出ます。金融資産で止まりやすい人は FP3級の金融資産運用、相続で止まりやすい人は FP3級の相続対策 を前日までに確認してください。
学科と実技を同日に受ける人は、間の時間も決めておきます。
| 間の時間でやること | やらないこと |
|---|---|
| 水分補給、トイレ、深呼吸 | 学科の答え合わせを長く考える |
| 実技で読む順番を思い出す | 新しい論点を覚え始める |
| 本人確認書類とロッカーを確認する | スマートフォンで情報を探し続ける |
学科の手応えが悪くても、実技は別の試験です。間の時間で気持ちを切り替え、設例を丁寧に読む準備へ戻してください。
実技60分は設例を読み飛ばさない
実技は、知識を設例に当てはめる試験です。日本FP協会は資産設計提案業務、きんざいは個人資産相談業務または保険顧客資産相談業務です。
| 団体 | 実技 | 当日の注意 |
|---|---|---|
| 日本FP協会 | 資産設計提案業務 | 表や設例の条件を先に拾う |
| きんざい | 個人資産相談業務 | 事例ごとの人物条件を混同しない |
| きんざい | 保険顧客資産相談業務 | 保険の契約者、被保険者、受取人を確認する |
実技で焦る人は、最初から計算に入らず、設例の人物、年齢、収入、保険、資産、家族関係を丸で囲むつもりで読んでください。数字を拾う前に条件を見落とすと、解ける問題まで落とします。
受検後はスコアレポートを復習メモに変える
受検後はスコアレポートで得点状況を確認できます。ただし、合否は合格発表日に確定します。翌月中旬ごろの発表日を待つ間に、次の判断をしておくと動きやすくなります。
| スコアの状態 | 次の動き |
|---|---|
| 学科が弱い | 6分野のうち2分野だけ復習する |
| 実技が弱い | 設例読みと計算の手順を直す |
| 両方が近い | 受検日を急がず、30日だけ再設計する |
| 合格見込み | 2級へ進むか、生活知識として使うか決める |
もし届かなかった場合は、FP3級に落ちた後の立て直し で学科だけ、実技だけ、両方の場合に分けてください。
当日チェックリスト
- 本人確認書類の原本を持った
- 予約会場と開始時刻を確認した
- 受付に間に合う出発時刻を決めた
- 自席に私物を持ち込めない前提で準備した
- 画面計算機を使う前提で計算練習をした
- 学科90分の戻り方を決めた
- 実技では設例を先に読むと決めた
FP3級160問のオリジナル予想問題で、当日前の弱点を確認する
出典:





















