実技(鑑別)
全16問
この科目の学習ポイントを読む
実技(鑑別)は消防設備士 乙種第5類を構成する4科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全16問 (試験全体の約15%相当) を収録しています。本試験は合格率約32.1%・試験時間1時間45分・受験料4,400円の試験で、実技(鑑別)は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは緩降機・救助袋・点検・整備などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると消防設備士 乙種第5類受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
16問のうち16問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (消防関係法令・基礎的知識(機械)・構造・機能及び整備) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- Q1中級緩降機・固定式緩降機・可搬式緩降機
設置されている緩降機の整備にあたり、固定式緩降機と可搬式緩降機の区別を確認することとした。緩降機の技術上の規格を定める省令に照らして正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 緩降機の技術上の規格を定める省令第3条第2項は、固定式緩降機の構造について、一般構造に定めるもののほか取付け具に確実に固定できるものでなければならないと定めているので2が正しい。1は同令第2条第3号が定める可搬式緩降機の定義であり、固定式緩降機は同条第2号で常時取付け具に固定され…
根拠法令: 緩降機の技術上の規格を定める省令第3条第2項
- Q2中級立てかけはしご・上部支持点・滑り止め
立てかけはしごの点検において、上部支持点及び下部支持点に設けられていることを確認すべき装置の組合せとして、金属製避難はしごの技術上の規格を定める省令に照らして正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 同令第5条は立てかけはしごについて、第1号で上部支持点(先端から六十センチメートル以内の任意の箇所)に滑り及び転倒を防止するための安全装置を、第2号で下部支持点に滑り止めを設けることを定めている。したがって5が正しい。1と4は上下が入れ替わっているので誤り。2の突子は第6条第1号…
根拠法令: 金属製避難はしごの技術上の規格を定める省令第5条第1号・第2号
- Q3初級縮梯防止装置・立てかけはしご・折りたたみ防止装置
金属製避難はしごに設ける次の装置のうち、伸縮させることができる構造の立てかけはしごに、使用の際に自動的に作動するものとして設けることとされているものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 金属製避難はしごの技術上の規格を定める省令第5条第3号は、伸縮させることができる構造の立てかけはしごについて、使用の際に自動的に作動する縮梯防止装置を設けることを求めているので1が正しい。2の折りたたみ防止装置は同条第4号により、折りたたむことができる構造の立てかけはしごに設ける…
根拠法令: 金属製避難はしごの技術上の規格を定める省令第5条第3号
- Q4上級避難器具用ハッチ・下ぶた・上ぶた
避難器具用ハッチの整備において、そのふたについて確認する事項として、避難器具の設置及び維持に関する技術上の基準の細目(平成8年消防庁告示第2号)に照らして正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 下ぶたの下端の高さは第三第1号(二)チに定められており、下ぶたが開いた場合に避難空地の床面上一・八メートル以上の位置であることを要するので3が正しい。1は第八第5号(一)ハ(ハ)が上ぶたの板厚を二ミリメートル以上(補強等の措置を講じる場合は一・五ミリメートル以上)と定めているので…
根拠法令: 平成8年消防庁告示第2号 第三 第1号(二)チ
- Q5中級救助袋・取手・垂直式
救助袋の取手について、避難器具の基準(昭和53年消防庁告示第1号)が定める内容として正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 第九第1号(三)リは垂直式について四個以上の取手を出口付近に左右均等に、同号(四)トは斜降式について六個以上の取手を出口付近に左右対象に、それぞれ強固に取り付けることを定めている。よって4が正しい。1と2は数が誤りである。斜降式は(四)柱書により(三)のうちイ、ロ及びニからトまで…
根拠法令: 昭和53年消防庁告示第1号 第九 第1号(三)リ・(四)ト
- Q6初級救助袋・下部支持装置・垂直式
救助袋の構成部品のうち、垂直式の救助袋にあっては設けないことができるものとして避難器具の基準(昭和53年消防庁告示第1号)に掲げられているものはどれか。
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解説: 第九第1号(二)は、救助袋を入口金具、袋本体、緩衝装置、取手及び下部支持装置等により構成されるものとしたうえで、ただし書において、降着の際強い衝撃を受けるおそれのないものにあっては緩衝装置を、垂直式の救助袋にあっては下部支持装置を設けないことができると定めている。よって1が正しい…
根拠法令: 昭和53年消防庁告示第1号 第九 第1号(二)ただし書
- Q7中級救助袋・誘導綱・斜降式
救助袋の誘導綱について、避難器具の基準(昭和53年消防庁告示第1号)が定める内容として正しいものはどれか。
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解説: 第九第1号(四)チは、斜降式の附属装置は(三)ヌによるとしたうえで、この場合において誘導綱の長さは袋本体の全長以上の長さとすることができると定めているので5が正しい。1は(三)ヌ(2)が直径四ミリメートル以上としているので誤り。2は同号が袋本体の下端に取り付けるとしているので誤り…
根拠法令: 昭和53年消防庁告示第1号 第九 第1号(四)チ
- Q8中級緩降機・調速器・整備
緩降機の調速器について、緩降機の技術上の規格を定める省令が定める内容として誤っているものはどれか。
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解説: 第4条第1項第2号は、調速器について常時分解掃除等を行わなくても作動することを求めており、使用のたびに分解掃除を要するものはこれに適合しない。よって2が誤りであり、これが正解となる。1は同項第1号、3は同項第3号、4は同項第5号、5は同項第7号にそれぞれ定められた要件であっていず…
根拠法令: 緩降機の技術上の規格を定める省令第4条第1項第2号
- Q9中級緩降機・表示・最大使用荷重
緩降機の整備において表示を確認するとき、緩降機の技術上の規格を定める省令第16条に基づき表示されていなければならない事項に当たらないものはどれか。
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解説: 第16条が表示すべき事項として掲げているのは、型式、型式番号、ロープ長、最大使用荷重、最大使用者数、製造者名又は商標、製造年月、製造番号及び取扱い上の注意事項の九項目である。降下速度の範囲は第9条の降下速度試験の基準として定められているものであって表示事項には含まれていないため、…
根拠法令: 緩降機の技術上の規格を定める省令第16条
- Q10初級標識・避難器具・対比色
避難器具に係る標識について、避難器具の設置及び維持に関する技術上の基準の細目(平成8年消防庁告示第2号)が定める内容として正しいものはどれか。
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解説: 第五第1号(三)は、標識に「避難器具」又は「避難」若しくは「救助」の文字を有する器具名を記載することとし、ただし書で避難器具である旨が容易にわかるシンボルマークを表示した場合を除いているので3が正しい。1は同号(二)が縦〇・一二メートル以上横〇・三六メートル以上と定めており縦横が…
根拠法令: 平成8年消防庁告示第2号 第五 第1号(三)
- Q11上級避難用タラップ・取付部の開口部・滑り台
「階段状のもので、使用の際、手すりを用いるもの」と説明されている避難器具について、避難器具の設置及び維持に関する技術上の基準の細目(平成8年消防庁告示第2号)が定める取付部の開口部の大きさとして正しいものはどれか。
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解説: 「階段状のもので、使用の際、手すりを用いるもの」は、避難器具の基準(昭和53年消防庁告示第1号)第二第5号にいう避難用タラップである。避難用タラップの取付部の開口部の大きさは、平成8年消防庁告示第2号第三第8号(一)により高さ一・八メートル以上、幅は避難用タラップの最大幅以上とさ…
根拠法令: 平成8年消防庁告示第2号 第三 第8号(一)
- Q12上級収納式・固定はしご・保安装置
点検において、横桟を縦棒内に収納しておき、使用の際にこれを取り出して使用可能の状態にすることができる構造の金属製避難はしごを確認した。このはしごについて、金属製避難はしごの技術上の規格を定める省令に照らして正しいものはどれか。
答えと解説を先に見る
解説: 横桟を縦棒内に収納しておき、使用の際にこれを取り出して使用可能の状態にすることができるものは、第2条第2号の括弧書きにいう収納式の固定はしごである。第4条第1号は、この構造のものについて震動その他の衝撃で止め金の部分が容易にはずれないように保安装置を設けることを求めているので4が…
根拠法令: 金属製避難はしごの技術上の規格を定める省令第2条第2号・第4条第1号
- Q13中級緩降機・緊結金具・規格省令第4条第5項
緩降機の技術上の規格を定める省令が緊結金具について定める内容として、正しいものはどれか。
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解説: 緩降機の技術上の規格を定める省令第4条第5項は緊結金具について、ロープと着用具を離脱しない方法で連結してあること、使用中に離脱・分解・損傷又は変形を生じないこと、使用者に損傷を与えるおそれがないことの三つを定めている。したがって2が正しい。1は同条第4項第2号が着用具について定め…
根拠法令: 緩降機の技術上の規格を定める省令第3条第3項第2号
- Q14中級格納箱・避難器具・耐食措置
避難器具の格納について、避難器具の設置及び維持に関する技術上の基準の細目(平成8年消防庁告示第2号)が定める内容として正しいものはどれか。
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解説: 第七第3号(一)は、格納箱等について当該器具の種類、設置場所及び使用方法に応じて耐候性、耐食性及び耐久性を有する材料を用いることとし、耐食性を有しない材料には耐食措置を施すことを求めているので5が正しい。1は第七第1号が常時使用状態に取り付けてあるものを除いているので誤り。2は同…
根拠法令: 平成8年消防庁告示第2号 第七 第3号(一)
- Q15上級避難器具用ハッチ・三動作・開口部
避難器具用ハッチの構造について、避難器具の設置及び維持に関する技術上の基準の細目(平成8年消防庁告示第2号)が定める内容として正しいものはどれか。
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解説: 第八第5号(一)ヌは、避難器具用ハッチについて三動作以内で確実かつ容易に避難器具を展張できるものであることを求めているので1が正しい。2は動作数が誤り。3は同(一)リが避難上有効な開口部の大きさを直径〇・五メートル以上の円が内接する大きさ以上としているので誤り。4は同(一)ロ(イ…
根拠法令: 平成8年消防庁告示第2号 第八 第5号(一)ヌ
- Q16上級操作面積・降下空間・救助袋
避難器具ごとに定められている操作面積及び降下空間について、避難器具の設置及び維持に関する技術上の基準の細目(平成8年消防庁告示第2号)に照らして正しいものはどれか。
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解説: 第三第3号(一)ロは、救助袋の操作面積を、救助袋の設置部分を含み幅一・五メートル以上、奥行一・五メートル以上と定めている(操作に支障のない範囲で形状を変える場合は二・二五平方メートル以上)ので3が正しい。1は第三第2号(三)が緩降機の降下空間を半径〇・五メートルの円柱形としている…
根拠法令: 平成8年消防庁告示第2号 第三 第3号(一)ロ
実技(鑑別)の出題傾向 — 収録全16問の分析
ぴよパスに収録している消防設備士 乙種第5類「実技(鑑別)」のオリジナル練習問題 全16問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級3問・中級8問・上級5問の全16問構成です。うち16問には根拠となる法令・条文を解説に明記しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 緩降機5問
- 救助袋5問
- 点検3問
- 整備3問
- 垂直式3問
消防設備士 乙種第5類の他のカテゴリ
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こんな人に: 乙5 を初めて受験する人。避難器具を実務で触ったことがない人。
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こんな人に: テキストを1周し、算定と数値の取り違えを潰したい人。
解説○演習◎法令○Amazonで見る - 令和8年版 (2026年7月刊)。乙5 は上巻だけで足りる消防設備士第5類 令和8年上巻公論出版・公論出版
公論出版は実際に出題された問題を再現収録するシリーズで、当サイトでも甲1・甲4・乙4・乙6・乙7 で採用している定番。令和8年版が2026年7月に出たばかりで現時点の最新。上巻は消防関係法令 (共通・第5類)・機械の基礎的知識・構造機能の機械部分を収める。乙5 は製図が無いため、甲種と違って上巻だけでも成立する。
こんな人に: テキストを1周し、出題のされ方に慣れたい人。
解説○演習◎法令◎Amazonで見る
書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
※ 編集部が 2026-08-02 に Amazon.co.jp + コミュニティ評判サイトを cross-check して選定
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実技(鑑別) — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 消防設備士 乙種第5類の実技(鑑別)は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは消防設備士 乙種第5類の実技(鑑別)に全16問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。108問ある消防設備士 乙種第5類全体のうち実技(鑑別)は約15%を占める重要科目です。
- 実技(鑑別)はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 実技(鑑別)は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。消防設備士 乙種第5類は合計4科目 (実技(鑑別) / 消防関係法令・基礎的知識(機械)・構造・機能及び整備) の構成なので、実技(鑑別)単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- 消防設備士 乙種第5類全体で実技(鑑別)の出題比率はどのくらいですか?
- 実技(鑑別)は消防設備士 乙種第5類の4科目のうちの1科目で、ぴよパスでの実技(鑑別)の問題数は16問 / 全108問 ≈ 15%です。本試験の出題比率もほぼこの割合に準拠しており、実技(鑑別)を捨て科目にすると合格ラインを大きく下回るリスクがあります。合格率約32.1%の試験ですが、科目別に最低ラインを確保する学習戦略が結果として最短ルートになります。
- 実技(鑑別)で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 消防設備士 乙種第5類は科目別に足切りラインが設定されている試験が多く、実技(鑑別)で極端に落とすと他科目が満点でも不合格になる仕組みです。試験時間1時間45分の中で、ぴよパスの実技(鑑別)練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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