汚水処理特論
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- 正解済みまだ正解していませんQ1
沈降分離に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 2. 理想的な沈殿池では、離散粒子の除去率は池の水深を深くするほど高くなり、水面積の大きさにはよらない。
解説: 肢2が誤りです。理想沈殿池 (流れが一様で、粒子が独立に沈降し、底に達した粒子は再浮上しないと仮定した沈殿池) では、ある沈降速度をもつ粒子が完全に除去される条件は、沈降速度が水面積負荷 (流量 ÷ 水面積) 以上であることで決まります。除去率は水面積で決まり、水深や滞留時間には…
関連キーワード: 沈降分離・理想沈殿池・水面積負荷・ストークスの法則・傾斜板
- 正解済みまだ正解していませんQ2
凝集処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 2. 凝集処理では、混和槽で緩速攪拌により凝集剤を分散させ、続くフロック形成槽で急速攪拌によりフロックを成長させる。
解説: 肢2が誤りで、攪拌の強さが逆です。凝集処理では、まず混和槽 (急速攪拌槽) で強い攪拌により凝集剤を短時間で均一に分散させてコロイドの電荷を中和し (凝結)、次にフロック形成槽 (緩速攪拌槽) で穏やかな攪拌により微細なフロックを衝突・合体させて大きく成長させます。フロック形成槽…
関連キーワード: 凝集・無機凝集剤・高分子凝集剤・急速攪拌・緩速攪拌
- 正解済みまだ正解していませんQ3
浮上分離及び油水分離に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 1. 油水分離槽 (API型など) による自然浮上分離は、界面活性剤などで乳化した油分に対して最も効果が高い。
解説: 肢1が誤りです。油水分離槽による自然浮上分離は、油と水の比重差を利用して油滴を水面に浮上させる方法なので、比較的大きな油滴として存在する浮上油には有効ですが、界面活性剤などにより微細な油滴として水中に安定に分散した乳化油には効果がほとんどありません。乳化油を処理するには、肢4のよ…
関連キーワード: 加圧浮上法・乳化油・解乳化・微細気泡・油水分離
- 正解済みまだ正解していませんQ4
ろ過及び膜分離に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 4. 限外ろ過膜 (UF膜) は、逆浸透膜 (RO膜) よりも細孔径が小さく、溶存している塩類の除去に用いられる。
解説: 肢4が誤りです。膜の分離性能は、細孔径の大きい順に精密ろ過膜 (MF) > 限外ろ過膜 (UF) > ナノろ過膜 (NF) > 逆浸透膜 (RO) となります。UF膜はコロイドやたんぱく質などの高分子物質を分離できますが、溶存している塩類 (イオン) は透過してしまうため、塩類の…
関連キーワード: 急速ろ過・精密ろ過膜・逆浸透膜・ファウリング・限外ろ過膜
- 正解済みまだ正解していませんQ5
活性炭吸着に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 3. 活性炭は、水への溶解度が大きく極性の高い物質ほど強く吸着する。
解説: 肢3が誤りです。活性炭は疎水性の表面をもつため、一般に水への溶解度が小さく、極性が低く、分子量が比較的大きい有機物ほどよく吸着します。溶解度が大きく極性の高い物質 (低級アルコールなど) は水との親和性が強く、活性炭には吸着されにくい傾向があります。このため活性炭吸着は、生物処理…
関連キーワード: 活性炭吸着・物理吸着・フロイントリッヒの式・破過点・難分解性有機物
- 正解済みまだ正解していませんQ6
イオン交換法に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 1. 水素形 (H形) の陽イオン交換樹脂の再生には、水酸化ナトリウム溶液を用いる。
解説: 肢1が誤りです。水素形の陽イオン交換樹脂は、水中の陽イオン (Na⁺、Ca²⁺ など) を捕捉して代わりに H⁺ を放出するので、再生には塩酸や硫酸などの酸を通して樹脂を再び H⁺ で飽和させます。ナトリウム形の陽イオン交換樹脂 (軟水器など) の再生には食塩水を用います。水酸化…
関連キーワード: イオン交換・陽イオン交換樹脂・再生・純水製造・クロム酸の回収
- 正解済みまだ正解していませんQ7
中和処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 3. 水酸化カルシウムによる中和は、水酸化ナトリウムによる中和に比べて、中和に伴って生成する汚泥の量が少ないという利点がある。
解説: 肢3が誤りです。水酸化カルシウムで硫酸酸性の排水を中和すると、溶解度の小さい硫酸カルシウム (石こう) が生成して沈殿するほか、未溶解の消石灰や炭酸カルシウムも残るため、水酸化ナトリウムを用いた場合より汚泥の発生量が多くなります。水酸化ナトリウムは可溶性の塩を生成するので汚泥はほ…
関連キーワード: 中和・水酸化カルシウム・水酸化ナトリウム・汚泥発生量・中和曲線
- 正解済みまだ正解していませんQ8
酸化還元処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 3. 六価クロムの還元反応は、pH 10以上のアルカリ性で速やかに進行するため、還元工程ではpHを高く保つ。
解説: 肢3が誤りです。六価クロムの還元は酸性条件で速やかに進行するため、還元工程では硫酸などでpHを2〜3程度の酸性にして還元剤を加えます。還元が終わってから水酸化ナトリウムや消石灰でpHを8〜9程度に上げ、三価クロムを水酸化クロムとして沈殿分離します (肢1)。「酸性で還元、アルカリ…
関連キーワード: アルカリ塩素法・シアン・pH条件・紺青法・六価クロムの還元
- 正解済みまだ正解していませんQ9
重金属を含む排水の処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 1. 亜鉛や鉛などの両性金属は、pHを高くするほど水酸化物として完全に沈殿するので、アルカリを過剰に加えても支障はない。
解説: 肢1が誤りです。亜鉛、鉛、アルミニウム、クロム (III) などの両性金属の水酸化物は、pHを上げ過ぎると錯イオン (亜鉛酸イオンなど) を形成して再び溶解します。したがって、金属ごとに溶解度が最小となるpH範囲を守って処理する必要があり、複数の金属を含む排水では最適pHが異なる…
関連キーワード: 水酸化物法・硫化物法・再溶解・共沈法・両性金属
- 正解済みまだ正解していませんQ10
活性汚泥法に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 5. 汚泥容量指標 (SVI) の値が大きいほど活性汚泥がよく締まっていることを示し、沈降性・圧密性は良好であると判断できる。
解説: 肢5が誤りです。SVI (汚泥容量指標) は、曝気槽混合液を30分間静置したときに汚泥1 gが占める容積 (mL) で、値が大きいほど汚泥がかさばって沈みにくいことを意味します。正常な活性汚泥のSVIはおおむね50〜150程度で、200を超えるとバルキングの状態と判断され、最終沈…
関連キーワード: 活性汚泥法・返送汚泥・BOD-SS負荷・SVI・バルキング
- 正解済みまだ正解していませんQ11
活性汚泥法の変法に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 5. 膜分離活性汚泥法 (MBR) では膜で固液分離を行うが、汚泥の分離を確実にするため最終沈殿池も設ける必要がある。
解説: 肢5が誤りです。膜分離活性汚泥法は、最終沈殿池の代わりに精密ろ過膜や限外ろ過膜で活性汚泥と処理水を分離する方法なので、最終沈殿池は不要です。沈降性に頼らずに固液分離できるため、肢3のとおりMLSS濃度を高く保つことができ、反応槽をコンパクトにでき、処理水にSSがほとんど含まれない…
関連キーワード: 膜分離活性汚泥法・長時間曝気法・オキシデーションディッチ法・MLSS・嫌気好気法
- 正解済みまだ正解していませんQ12
生物膜法及び嫌気性処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 4. 嫌気性処理は、活性汚泥法に比べて低濃度の有機性排水に適しており、余剰汚泥の発生量は活性汚泥法より多い。
解説: 肢4が誤りです。嫌気性処理は、食品工業排水などの高濃度の有機性排水に適した方法で、微生物の増殖収率が好気性微生物より小さいため、余剰汚泥の発生量は活性汚泥法よりはるかに少なくなります。曝気の動力が不要で、発生するメタンをエネルギーとして回収できることも長所です。反面、反応速度が遅…
関連キーワード: 生物膜法・嫌気性処理・メタン発酵・UASB法・余剰汚泥
- 正解済みまだ正解していませんQ13
生物学的な窒素及びりんの除去に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 2. 脱窒反応は、溶存酸素が十分にある好気条件で最も速く進行する。
解説: 肢2が誤りです。脱窒は、溶存酸素がなく硝酸イオンが存在する無酸素条件で、脱窒細菌が酸素の代わりに硝酸を呼吸に使って窒素ガスに還元する反応です。溶存酸素があると細菌は酸素呼吸を優先するため、好気条件では脱窒はほとんど進みません。硝化のほうは酸素を必要とする好気的な反応です。循環式硝…
関連キーワード: 硝化・脱窒・アルカリ度・生物学的りん除去・無酸素条件
- 正解済みまだ正解していませんQ14
含水率98%の汚泥100 m³を濃縮して含水率96%にした。汚泥中の固形物の量は変わらず、汚泥の密度は含水率によらず一定とみなせるものとすると、濃縮後の汚泥の体積として、正しいものはどれか。
正解: 4. 50 m³
解説: 肢4の50 m³が正解です。汚泥の体積のうち固形物が占める割合は (100 − 含水率) % なので、濃縮前の固形物量は 100 m³ × (1 − 0.98) = 2 m³ 相当です。濃縮後も固形物量は変わらないので、含水率96%のときの体積を V とすると V × (1 − …
関連キーワード: 汚泥の含水率・汚泥濃縮・固形物量・体積の計算・脱水
- 正解済みまだ正解していませんQ15
A工場で排水処理設備を新設するにあたり、処理計画の前提となる排水の実態調査と計画の立て方について述べた記述として、誤っているものはどれか。
正解: 5. 流量がほぼ一定なら、濃度が時間で変動しても、処理装置にかかる汚濁負荷量は一定とみなせる。
解説: 「流量がほぼ一定なら、濃度が時間で変動しても、処理装置にかかる汚濁負荷量は一定とみなせる」が誤りです。汚濁負荷量は濃度と流量の積なので、流量が一定でも濃度の高い時間帯には負荷量もその割合で大きくなります。例えば100m³/hで流れる排水のBODが100mg/Lから300mg/Lに…
関連キーワード: 汚水等処理計画・実態調査・流量変動・上乗せ基準
- 正解済みまだ正解していませんQ16
A工場の排水処理設備に設けた流量調整槽について述べた記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 流量調整槽では、浮遊物の沈殿や排水の腐敗を防ぐため、槽内を攪拌したり散気したりする。
解説: 「流量調整槽では、浮遊物の沈殿や排水の腐敗を防ぐため、槽内を攪拌したり散気したりする」が正しい記述です。流量調整槽は生物処理などの前段に置き、流入する排水をいったんためて、後段へほぼ一定の量で送る槽です。排水が長く滞留するため、攪拌しないと浮遊物が底に沈んで堆積し、酸素が不足する…
関連キーワード: 流量調整槽・攪拌・散気・腐敗防止
- 正解済みまだ正解していませんQ17
A工場の排水の系統の分け方と前処理について述べた記述として、誤っているものはどれか。
正解: 1. シアンを含む排水と六価クロムを含む排水は、いずれも酸性の条件で前処理してから合流させる。
解説: 「シアンを含む排水と六価クロムを含む排水は、いずれも酸性の条件で前処理してから合流させる」が誤りです。六価クロムは酸性で還元剤により三価にしてから水酸化物として沈殿させますが、シアンは一般にアルカリ性で酸化剤により分解します。シアンを含む排水を酸性にするとシアン化水素が発生するお…
関連キーワード: 排水の分別・系統別処理・シアン・六価クロム
- 正解済みまだ正解していませんQ18
A工場の排水は、BODが250mg/L、排水量が2,000m³/日である。この排水のBOD負荷量として、正しいものはどれか。
正解: 2. 500kg/日
解説: BOD負荷量は「濃度×水量」で求めます。濃度の単位mg/Lはg/m³と等しい (1mg/L=1,000mg÷1,000L=1g/m³) ので、250mg/L=250g/m³です。これに排水量を掛けると、250g/m³×2,000m³/日=500,000g/日=500kg/日となり…
関連キーワード: 汚濁負荷量・BOD・単位換算
- 正解済みまだ正解していませんQ19
A工場では、A系統の排水300m³/日 (BOD 800mg/L) とB系統の排水700m³/日 (BOD 100mg/L) を合流させ、均一に混合している。混合後のBOD濃度として、正しいものはどれか。ただし、混合の前後でBODの量は変わらないものとする。
正解: 1. 310mg/L
解説: 混合後の濃度は、各系統の負荷量 (濃度×流量) の和を合計流量で割って求めます。A系統の負荷量は800g/m³×300m³/日=240,000g/日、B系統は100g/m³×700m³/日=70,000g/日で、合計310,000g/日です。合計流量は300+700=1,000m…
関連キーワード: 混合濃度・物質収支・汚濁負荷量
- 正解済みまだ正解していませんQ20
国土交通省が平成27年にガイドライン(案)を示した、下水処理場の「段階的高度処理」について述べた記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 段階的高度処理は、既存施設の一部改造や運転管理の工夫により処理水質の向上を図る手法である。
解説: 「段階的高度処理は、既存施設の一部改造や運転管理の工夫により処理水質の向上を図る手法である」が正しい記述です。国土交通省の「既存施設を活用した段階的高度処理の普及ガイドライン(案)」(平成27年) は、閉鎖性水域の水質改善のため窒素・りんを除く高度処理の早期導入が必要な一方、施設…
関連キーワード: 段階的高度処理・窒素除去・りん除去・運転管理
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- 正解済みまだ正解していませんQ21
流量2,400m³/日の排水を理想沈殿池で処理し、沈降速度2.0m/hの粒子をすべて除去したい。必要な沈殿池の水面積の最小値として、正しいものはどれか。ただし、池内の流れは均一で、乱れや短絡はないものとする。
正解: 3. 50m²
解説: 理想沈殿池では、沈降速度が表面負荷率 (流量÷水面積) 以上の粒子はすべて除去されます。したがって、必要な最小の水面積は流量を沈降速度で割って求めます。まず単位をそろえ、2,400m³/日÷24h/日=100m³/hとします。次に100m³/h÷2.0m/h=50m²です。「1,…
関連キーワード: 理想沈殿池・表面負荷率・沈降速度
- 正解済みまだ正解していませんQ22
凝集沈殿処理で行うジャーテストについて述べた記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 複数のビーカーで凝集剤の注入率やpHを変えて攪拌し、最適な条件を求める試験である。
解説: 「複数のビーカーで凝集剤の注入率やpHを変えて攪拌し、最適な条件を求める試験である」が正しい記述です。ジャーテストは、同じ原水を入れた複数のビーカーに、凝集剤やpH調整剤の量を段階的に変えて加え、急速攪拌で薬剤を混和した後、緩速攪拌でフロックを成長させ、静置して上澄みの濁りやフロ…
関連キーワード: ジャーテスト・凝集剤・注入率・急速攪拌
- 正解済みまだ正解していませんQ23
凝集剤として用いる鉄塩とアルミニウム塩について述べた記述として、誤っているものはどれか。
正解: 5. 塩化第二鉄などの鉄塩は、アルミニウム塩より凝集に適したpHの範囲が狭い。
解説: 「塩化第二鉄などの鉄塩は、アルミニウム塩より凝集に適したpHの範囲が狭い」が誤りです。鉄(III)塩が加水分解して生じる水酸化鉄は広いpHの範囲で溶けにくいため、凝集に適したpHの範囲はアルミニウム塩より広いのが一般的です。アルミニウムは両性元素で、水酸化アルミニウムは酸性側でも…
関連キーワード: 凝集剤・塩化第二鉄・アルミニウム塩・適正pH
- 正解済みまだ正解していませんQ24
砂とアンスラサイトを用いる2層ろ過について述べた記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 上層に粗く軽いアンスラサイトを、下層に細かく重い砂を置いてろ過する。
解説: 「上層に粗く軽いアンスラサイトを、下層に細かく重い砂を置いてろ過する」が正しい記述です。2層ろ過では、粒径が大きく密度の小さいアンスラサイトを上層に、粒径が小さく密度の大きい砂を下層に置きます。上層の粗い層で比較的大きな懸濁物を、下層の細かい層で残りを捕捉するため、ろ層の内部まで…
関連キーワード: 2層ろ過・アンスラサイト・逆流洗浄・ろ過継続時間
- 正解済みまだ正解していませんQ25
溶解塩類を1,000mg/L含む供給水100m³/hを逆浸透膜装置で処理し、透過水75m³/hを得た。塩類は膜で完全に阻止され、透過水には含まれないものとする。濃縮水の塩類濃度として、最も近いものはどれか。
正解: 5. 4,000mg/L
解説: 塩類が膜で完全に阻止される場合、供給水に含まれる塩類はすべて濃縮水に移ります。供給水の塩類の量は1,000g/m³×100m³/h=100,000g/hです。濃縮水の量は100−75=25m³/hなので、濃縮水の塩類濃度は100,000÷25=4,000g/m³、つまり4,000…
関連キーワード: 逆浸透・回収率・濃縮水・物質収支
- 正解済みまだ正解していませんQ26
膜ろ過の運転方式に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 2. クロスフロー方式は、全量ろ過方式に比べて膜面にケーキ層が堆積しやすいので、逆洗の間隔を短くする必要がある。
解説: 「クロスフロー方式は、全量ろ過方式に比べて膜面にケーキ層が堆積しやすい」が誤りです。クロスフロー方式は、供給水を膜面に平行に流し、その流れのせん断力で膜面への懸濁物の堆積を抑えながら一部をろ過し、残りは濃縮水として循環・排出する方式です。供給水の全量を膜に通す全量ろ過 (デッドエ…
関連キーワード: 膜ろ過・クロスフロー方式・全量ろ過方式・フラックス・膜間差圧
- 正解済みまだ正解していませんQ27
粉末活性炭による排水処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 4. 粉末活性炭は、使用後に分離した炭を加熱再生して繰り返し使うのが一般的である。
解説: 「粉末活性炭は、使用後に分離した炭を加熱再生して繰り返し使うのが一般的」が誤りです。粉末活性炭は排水に直接添加・混合して吸着させ、その後に沈殿やろ過で分離します。分離した炭は凝集剤などの汚泥と一緒になるので、通常は再生せずに汚泥として処分します。吸着塔 (固定床) に充塡して連続…
関連キーワード: 粉末活性炭・粒状活性炭・吸着・活性炭の再生
- 正解済みまだ正解していませんQ28
電気透析に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. 電気透析は、陽イオン交換膜と陰イオン交換膜を交互に並べ、直流電圧をかけて脱塩室と濃縮室をつくる方法である。
解説: 「陽イオン交換膜と陰イオン交換膜を交互に並べ、直流電圧をかけて脱塩室と濃縮室をつくる」が正しい記述です。直流電圧をかけると陽イオンは陰極側へ、陰イオンは陽極側へ移動しますが、陽イオン交換膜は陽イオンだけを、陰イオン交換膜は陰イオンだけを通します。このため、膜で仕切られた室には、イ…
関連キーワード: 電気透析・イオン交換膜・脱塩室・濃縮室
- 正解済みまだ正解していませんQ29
A 工場で、硫酸を 0.05 mol/L 含む酸性排水が 10 m³/h 発生している。この排水を水酸化ナトリウムで完全に中和するのに必要な水酸化ナトリウムの理論量として、正しいものはどれか。ただし、硫酸の式量は 98、水酸化ナトリウムの式量は 40 とする。
正解: 2. 40 kg/h
解説: 必要な水酸化ナトリウムは 40 kg/h です。硫酸は 2 価の酸で、H2SO4 + 2NaOH → Na2SO4 + 2H2O のとおり、硫酸 1 mol の中和に水酸化ナトリウム 2 mol が必要です。排水 10 m³/h は 10,000 L/h なので、硫酸は 0.05…
関連キーワード: 中和・水酸化ナトリウム・硫酸・当量・物質量
- 正解済みまだ正解していませんQ30
炭酸塩を用いた酸性排水の中和に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 4. 石灰石を中和剤に用いると、消石灰を用いる場合に比べて中和の反応が速いので、中和槽の滞留時間を短くできる。
解説: 「石灰石を中和剤に用いると、消石灰を用いる場合に比べて中和の反応が速いので、中和槽の滞留時間を短くできる」が誤りです。石灰石 (炭酸カルシウム) は水に溶けにくく、固体の粒子が少しずつ溶けながら反応するため、水に比較的よく溶けて水酸化物イオンを出す消石灰 (水酸化カルシウム) よ…
関連キーワード: 中和・炭酸カルシウム・石灰石・二酸化炭素・硫酸カルシウム
- 正解済みまだ正解していませんQ31
フェントン酸化に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. フェントン酸化では鉄塩を加えるので、反応後に中和すると鉄の水酸化物の汚泥が生じる。
解説: 「フェントン酸化では鉄塩を加えるので、反応後に中和すると鉄の水酸化物の汚泥が生じる」が正しい記述です。フェントン酸化では、鉄(II)イオンが過酸化水素を分解して酸化力の非常に強いヒドロキシルラジカル (・OH) を生じ (Fe²⁺ + H2O2 → Fe³⁺ + OH⁻ + ・O…
関連キーワード: フェントン酸化・過酸化水素・ヒドロキシルラジカル・難分解性有機物
- 正解済みまだ正解していませんQ32
A 工場の排水 200 m³ に六価クロムがクロムとして 26 mg/L 含まれている。酸性の条件で硫酸鉄(II) を加え、六価クロムをすべて三価クロムに還元するのに必要な鉄(II) の理論量として、正しいものはどれか。ただし、クロムの原子量は 52 とし、鉄(II) はすべて鉄(III) に酸化されるものとする。
正解: 3. 300 mol
解説: 必要な鉄(II) は 300 mol です。六価クロムは 26 mg/L = 26 g/m³ なので、200 m³ では 26 × 200 = 5,200 g、物質量は 5,200 ÷ 52 = 100 mol です。六価クロムが三価クロムになるとき、クロム 1 原子は電子を 3…
関連キーワード: 酸化還元・六価クロム・硫酸鉄(II)・電子の授受・物質量
- 正解済みまだ正解していませんQ33
沈殿池に設ける傾斜板 (傾斜管) に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 5. 傾斜板で増える有効な沈降面積は、各板の水平投影面積ではなく、板の斜面そのものの面積の合計である。
解説: 「傾斜板で増える有効な沈降面積は、各板の水平投影面積ではなく、板の斜面そのものの面積の合計である」が誤りです。理想沈殿池では、除去される粒子の限界は水面積負荷 (流量 ÷ 沈降面積) で決まり、ここでいう沈降面積は、鉛直に沈む粒子を受け止める水平な面の広さです。傾斜板を何枚も重ね…
関連キーワード: 傾斜板沈殿池・水面積負荷・沈降面積・沈殿
- 正解済みまだ正解していませんQ34
凝集の原理に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 粘土などのコロイド粒子の多くは負に帯電して互いに反発しているので、アルミニウム塩などの陽イオンで電荷を中和すると集まりやすくなる。
解説: 「コロイド粒子の多くは負に帯電して互いに反発しているので、陽イオンで電荷を中和すると集まりやすくなる」が正しい記述です。粘土や微生物などのコロイド粒子は、表面が負に帯電していることが多く、粒子どうしが電気的に反発して分散したまま安定しています。アルミニウム塩や鉄塩の加水分解で生じ…
関連キーワード: 凝集・コロイド粒子・電荷の中和・凝集剤
- 正解済みまだ正解していませんQ35
アンモニアストリッピング法に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 1. 排水を酸性にしてアンモニウムイオンの割合を増やし、空気を吹き込んで放散させる。
解説: 「排水を酸性にしてアンモニウムイオンの割合を増やし、空気を吹き込んで放散させる」が誤りです。水中のアンモニア性窒素は、アンモニウムイオン (NH4⁺) と遊離アンモニア (NH3) の平衡 (NH4⁺ ⇄ NH3 + H⁺) にあり、空気中へ放散できるのは遊離アンモニアだけです。…
関連キーワード: アンモニアストリッピング・遊離アンモニア・pH・スケール
- 正解済みまだ正解していませんQ36
アンモニア性窒素を含む排水に塩素を注入して窒素を除く不連続点塩素処理に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 結合塩素が分解して残留塩素が極小となる不連続点の後に遊離残留塩素が現れ、窒素は主に窒素ガスとなる。
解説: 不連続点を過ぎると遊離残留塩素が現れ、窒素は主に窒素ガスとして除かれる、という記述が正しい。塩素を注入すると、まずアンモニアと反応してクロラミン (結合塩素) ができ、残留塩素は結合塩素として増える。さらに注入するとクロラミンが分解されて残留塩素が極小となり (不連続点)、それ以…
関連キーワード: 不連続点塩素処理・結合塩素・遊離残留塩素・アンモニア性窒素
- 正解済みまだ正解していませんQ37
凝集沈殿によって排水中のりんを除去する方法に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 5. 石灰を用いる方法では、pH を 7 程度の中性に保つと、ヒドロキシアパタイトなどのりん酸カルシウムが速やかに沈殿する。
解説: 石灰で pH を 7 程度の中性に保つとりん酸カルシウムが速やかに沈殿する、という記述が誤り。石灰 (カルシウム) によるりんの除去は、pH を 10 程度以上の高いアルカリ性にして、ヒドロキシアパタイト Ca5(PO4)3OH などのりん酸カルシウムとして沈殿させる。中性付近で…
関連キーワード: りん除去・凝集沈殿・石灰・ヒドロキシアパタイト
- 正解済みまだ正解していませんQ38
重金属を含む排水の処理に用いるキレート樹脂に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 3. イミノ二酢酸型のキレート樹脂は、ナトリウムやカルシウムが共存しても重金属イオンを選択的に捕捉する。
解説: イミノ二酢酸型のキレート樹脂は、ナトリウムやカルシウムが共存しても重金属イオンを選択的に捕捉する、という記述が正しい。官能基が重金属イオンと環状の錯体 (キレート) を作って結合するため、アルカリ金属やアルカリ土類金属のイオンより重金属イオンを強く捕捉し、塩類の多い排水でも低い濃…
関連キーワード: キレート樹脂・重金属・選択性・再生
- 正解済みまだ正解していませんQ39
汚泥の濃縮に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 2. 余剰活性汚泥は重力濃縮で高い濃度まで濃縮しやすいので、遠心濃縮や浮上濃縮よりも重力濃縮が適している。
解説: 余剰活性汚泥は重力濃縮で濃縮しやすいので重力濃縮が適している、という記述が誤り。余剰活性汚泥は微生物の集まりで水を多く抱え、比重も水に近いため、重力濃縮では濃度が上がりにくい。このため余剰汚泥には遠心濃縮や常圧浮上濃縮などの機械濃縮が用いられることが多い。最初沈殿池の汚泥は粗い粒…
関連キーワード: 汚泥濃縮・重力濃縮・余剰汚泥・浮上濃縮
- 正解済みまだ正解していませんQ40
汚泥処理における調質に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 調質とは、脱水の前に高分子凝集剤や無機凝集剤などを加えて、汚泥の脱水性を改善する操作をいう。
解説: 脱水の前に凝集剤などを加えて汚泥の脱水性を改善する操作、という記述が正しい。汚泥の粒子は細かく水を抱え込んでいるため、そのままでは脱水しにくい。調質は、高分子凝集剤や、塩化第二鉄と消石灰などの無機薬剤を加えて粒子を凝集させ、水を離しやすくする操作である。脱水した後のケーキを熱風な…
関連キーワード: 調質・汚泥脱水・高分子凝集剤・塩化第二鉄
- 正解済みまだ正解していませんQ41
SS 200 mg/L の排水 1,000 m³/日を沈殿池で処理し、SS の 90% を除去する。除去した SS をすべて含水率 98% の汚泥として引き抜くとき、引き抜く汚泥の量として正しいものはどれか。ただし、汚泥の密度は 1 t/m³ とする。
正解: 1. 9 m³/日
解説: 引き抜く汚泥の量は 9 m³/日である。流入する SS は 200 mg/L × 1,000 m³/日 = 200,000 g/日 = 200 kg/日 (mg/L × m³ = g)。その 90% が除去されるので、除去される固形物は 200 × 0.9 = 180 kg/日。…
関連キーワード: 汚泥発生量・含水率・SS除去率・物質収支
- 正解済みまだ正解していませんQ42
下水汚泥の嫌気性消化に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 3. 消化を導入すると、返流水の窒素で水処理の一酸化二窒素が増え、処理場全体の温室効果ガスも増える。
解説: 嫌気性消化を導入すると処理場全体の温室効果ガス排出量が増える、という記述が誤り。国土技術政策総合研究所の試算 (国総研資料第950号) では、消化の脱水分離液を含む返流水の窒素で反応槽に流入する窒素の量が増え、水処理からの一酸化二窒素の排出量は約 10% 増えるが、汚泥処理での排…
関連キーワード: 嫌気性消化・消化ガス・返流水・温室効果ガス
- 正解済みまだ正解していませんQ43
下水処理場から排出される一酸化二窒素 (N2O) に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 5. 汚泥の流動焼却で燃焼温度を 850℃程度に上げる高温焼却にすると、N2O の排出量を減らせる。
解説: 汚泥の焼却で燃焼温度を 850℃程度に上げる高温焼却にすると N2O の排出量を減らせる、という記述が正しい。国総研資料第950号の試算は、高分子凝集剤を使った汚泥の流動焼却炉の N2O 排出係数を、845℃未満の通常の燃焼で 1.51、845℃以上の高温燃焼で 0.645 (k…
関連キーワード: 一酸化二窒素・温室効果ガス・高温焼却・窒素除去法
- 正解済みまだ正解していませんQ44
活性汚泥中の微生物 (生物相) に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 4. 処理が良好なときは鞭毛虫類やアメーバ類が優占し、有柄繊毛虫類はほとんど見られない。
解説: 処理が良好なときに鞭毛虫類やアメーバ類が優占し有柄繊毛虫類はほとんど見られない、という記述が誤り。処理が安定して良好な活性汚泥では、ツリガネムシ類などの有柄繊毛虫類や、フロックの上をはう繊毛虫類が多く見られる。鞭毛虫類やアメーバ類が目立つのは、運転の立ち上げ時や、負荷が高すぎて処…
関連キーワード: 活性汚泥・生物相・原生動物・有柄繊毛虫類
- 正解済みまだ正解していませんQ45
流入水量 1,000 m³/日、流入水の BOD 200 mg/L の排水を、容積 500 m³ の曝気槽で処理している。曝気槽の MLSS が 2,000 mg/L のとき、BOD-SS 負荷 (kg-BOD/(kg-SS・日)) として正しいものはどれか。
正解: 1. 0.2
解説: 0.2 が正しい。BOD-SS 負荷は、1 日に流入する BOD の量を曝気槽内の MLSS の量で割った値である。流入する BOD の量は 200 mg/L × 1,000 m³/日 = 200,000 g/日 = 200 kg/日 (mg/L × m³ = g)。曝気槽内の …
関連キーワード: BOD-SS負荷・BOD容積負荷・MLSS・活性汚泥法
- 正解済みまだ正解していませんQ46
A 工場の排水処理施設では、流入水量 2,400 m³/日、流入水の BOD 150 mg/L の排水を、容積 600 m³ の曝気槽で処理している。BOD 容積負荷 (kg-BOD/(m³・日)) と水理学的滞留時間 (HRT) の組合せとして、正しいものはどれか。
正解: 1. 0.6、6時間
解説: BOD 容積負荷は 0.6 kg-BOD/(m³・日)、HRT は 6 時間である。流入する BOD の量は 150 mg/L × 2,400 m³/日 = 360,000 g/日 = 360 kg/日 (mg/L × m³ = g)。BOD 容積負荷は曝気槽の容積 1 m³ あ…
関連キーワード: BOD容積負荷・水理学的滞留時間・曝気槽・活性汚泥法
- 正解済みまだ正解していませんQ47
活性汚泥の沈降性を調べるため、曝気槽の混合液 1 L をメスシリンダーにとって 30 分間静置したところ、汚泥の沈殿率 (SV30) は 30 % であった。混合液の MLSS が 2,500 mg/L のとき、汚泥容量指標 (SVI) として正しいものはどれか。
正解: 5. 120 mL/g
解説: SVI は 120 mL/g である。SVI (汚泥容量指標) は、混合液を 30 分間静置したときの沈殿汚泥の体積 (mL/L) を MLSS (g/L) で割った値で、汚泥 1 g が占める体積を表す。SV30 が 30 % なら沈殿汚泥は 1 L あたり 300 mL、ML…
関連キーワード: SVI・SV30・MLSS・沈降性
- 正解済みまだ正解していませんQ48
活性汚泥法の曝気槽の MLSS を 3,000 mg/L に保っている。最終沈殿池から曝気槽へ返送する汚泥の SS 濃度が 9,000 mg/L のとき、返送汚泥比 (返送汚泥量 ÷ 流入水量) として正しいものはどれか。ただし、流入水の SS と曝気槽内での汚泥の増殖は無視する。
正解: 3. 0.5
解説: 返送汚泥比は 0.5 である。曝気槽の汚泥について物質収支をとる。流入水量を Q、返送汚泥比を R とすると、曝気槽に入る汚泥は返送汚泥が運ぶ R × Q × 9,000 だけ (流入水の SS は 0) であり、曝気槽から最終沈殿池へ出ていく汚泥は (1 + R) × Q × …
関連キーワード: 返送汚泥比・MLSS・物質収支・最終沈殿池
- 正解済みまだ正解していませんQ49
活性汚泥法で、除去される BOD が 400 kg/日、除去した BOD 1 kg あたりに生じる汚泥が 0.5 kg、曝気槽内の汚泥量が 2,400 kg、内生呼吸による汚泥の減少率が 0.05 (1/日) である。1 日に増える汚泥の量 (余剰汚泥として引き抜く量) として正しいものはどれか。ただし、流入水の SS と処理水の SS は無視する。
正解: 3. 80 kg/日
解説: 1 日に増える汚泥の量は 80 kg/日 である。活性汚泥の増加量は、除去した BOD から新しく生じる汚泥の量から、内生呼吸 (自己酸化) で減る汚泥の量を引いて求める。生じる量は 0.5 × 400 = 200 kg/日、内生呼吸で減る量は 0.05 (1/日) × 2,40…
関連キーワード: 余剰汚泥・汚泥転換率・内生呼吸・活性汚泥法
- 正解済みまだ正解していませんQ50
下水処理場で、既存の反応タンクを無酸素槽と好気槽に分けて生物学的に窒素を除去するときの運転条件に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 2. 硝化細菌の濃度保持に必要な汚泥滞留時間は、好気槽ではなく反応タンク全体の汚泥量で求めた SRT で検討する。
解説: 誤っているのは、硝化細菌の濃度保持を反応タンク全体の汚泥量で求めた SRT で検討するとした記述である。国土交通省の段階的高度処理の普及ガイドライン(案)(平成27年) は、主に窒素除去を行う場合の検討事項として、好気槽での硝化反応を進めるため、硝化細菌の濃度保持に必要な ASR…
関連キーワード: ASRT・SRT・硝化・段階的高度処理
- 正解済みまだ正解していませんQ51
アンモニア性窒素 30 mg/L を含む排水 1,000 m³/日を、活性汚泥法で完全に硝化する。硝化の反応を NH4⁺ + 2O2 → NO3⁻ + 2H⁺ + H2O とするとき、硝化に必要な酸素量に最も近いものはどれか。ただし、原子量は N = 14、O = 16 とし、硝化細菌の増殖に使われる窒素は無視する。
正解: 2. 137 kg/日
解説: 必要な酸素量は約 137 kg/日 である。反応式 NH4⁺ + 2O2 → NO3⁻ + 2H⁺ + H2O から、窒素 1 mol (14 g) の硝化に酸素 2 mol (64 g) が要るので、窒素 1 g あたりの酸素は 64 ÷ 14 ≒ 4.57 g である。硝化す…
関連キーワード: 硝化・酸素必要量・アンモニア性窒素・化学量論
- 正解済みまだ正解していませんQ52
国土交通省の「既存施設を活用した段階的高度処理の普及ガイドライン(案)」(平成27年) は、標準活性汚泥法等の施設を部分的に改造したものでも、循環式硝化脱窒法などと「同様の処理原理」で「最低限必要な構造」を満たせば、その方式として扱えるとしている。このガイドラインに照らした記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 循環式硝化脱窒法の最低限必要な構造は、無酸素槽と好気槽に加え、好気槽でできた硝化液を無酸素槽へ送る仕組みである。
解説: 正しいのは、循環式硝化脱窒法の最低限必要な構造を、無酸素槽・好気槽と硝化液を無酸素槽へ送る仕組みとした記述である。国土交通省の段階的高度処理の普及ガイドライン(案)(平成27年) は、平成20年6月の事務連絡を引き、部分的に改造した施設でも「同様の処理原理」で「最低限必要な構造」…
関連キーワード: 段階的高度処理・循環式硝化脱窒法・嫌気好気活性汚泥法・最低限必要な構造
- 正解済みまだ正解していませんQ53
循環式硝化脱窒法を、返送汚泥比 0.5、硝化液循環比 1.5 (いずれも流入水量に対する比) で運転している。返送汚泥と硝化液は、いずれも無酸素槽に戻す。流入した窒素はすべて好気槽で硝酸性窒素に硝化され、無酸素槽に戻った硝酸性窒素はすべて脱窒されるとし、返送汚泥と循環液の硝酸性窒素の濃度は処理水と同じ、汚泥への取り込みは無視する。理論上の窒素除去率に最も近いものはどれか。
正解: 4. 67 %
解説: 理論上の窒素除去率は約 67 % である。流入水量を 1 とすると、好気槽を出る水量は流入水 1 + 返送汚泥 0.5 + 硝化液循環 1.5 = 3 である。流入した窒素はすべて好気槽で硝酸性窒素になり、好気槽を出る水の硝酸性窒素の濃度はどの流れでも同じなので、そのうち 0.5…
関連キーワード: 循環式硝化脱窒法・硝化液循環比・返送汚泥比・窒素除去率
- 正解済みまだ正解していませんQ54
嫌気無酸素好気法 (嫌気槽・無酸素槽・好気槽を組み合わせた生物学的処理) に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 4. 返送汚泥に含まれる硝酸性窒素が嫌気槽に多く流れ込むほど、嫌気槽でのりんの放出が促される。
解説: 誤っているのは、返送汚泥の硝酸性窒素が嫌気槽に多く入るほどりんの放出が促されるとした記述である。嫌気槽に硝酸性窒素が入ると、脱窒細菌がそれを使って流入水の有機物を消費するため、りん蓄積細菌が取り込める有機物が減り、りんの放出が妨げられる。その結果、好気槽でのりんの過剰摂取も減り、…
関連キーワード: 嫌気無酸素好気法・りん除去・硝酸性窒素・脱窒
- 正解済みまだ正解していませんQ55
既存の反応タンクを嫌気槽と好気槽に分けて生物学的にりんを除去するときの運転条件と留意事項に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 5. 嫌気槽を微曝気で攪拌するときは、りん放出に必要な HRT が確保できるかを検討する。
解説: 最も適切なのは、嫌気槽を微曝気で攪拌するときにりん放出に必要な HRT を確保できるかを検討するとした記述である。国土交通省の段階的高度処理の普及ガイドライン(案)(平成27年) は、主にりん除去を行う場合の検討事項として、攪拌機が微曝気の場合に嫌気槽の攪拌の状態を踏まえてりん放…
関連キーワード: 生物学的りん除去・嫌気槽・水理学的滞留時間・返流水
- 正解済みまだ正解していませんQ56
A 工場では、有機性排水の処理に散水ろ床法を用いている。散水ろ床法に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 3. 水温の影響を受けにくいので、冬季も夏季と同じように処理が安定しやすい。
解説: 「水温の影響を受けにくいので、冬季も夏季と同じように処理が安定しやすい」が誤りです。散水ろ床法は、砕石やプラスチックのろ材を積んだ層の上から排水を散水して流下させ、ろ材の表面に付いた生物膜の微生物に有機物を分解させる生物膜法です。ろ床は外気に開かれ、酸素も自然の通気で取り込むので…
関連キーワード: 散水ろ床法・生物膜法・水温・ろ床バエ
- 正解済みまだ正解していませんQ57
メタン発酵による嫌気性処理の運転管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 5. 揮発性脂肪酸がたまると pH が下がるので、pH とアルカリ度を監視して異常に備える。
解説: 「揮発性脂肪酸がたまると pH が下がるので、pH とアルカリ度を監視して異常に備える」が適切です。メタン発酵では、酸生成菌が有機物を酢酸などの揮発性脂肪酸に分解し、メタン生成菌がそれをメタンと二酸化炭素に変えます。メタン生成菌は増殖が遅く pH の変化に弱いので、負荷が急に増え…
関連キーワード: 嫌気性処理・メタン発酵・揮発性脂肪酸・アルカリ度
- 正解済みまだ正解していませんQ58
A 工場では、有機性排水の処理に回転円板法を採用している。この方法の仕組みと特徴に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 3. 活性汚泥法と同じく、汚泥のバルキングが大きな問題になる。
解説: 「活性汚泥法と同じく、汚泥のバルキングが大きな問題になる」が誤りです。回転円板法は、水平な軸に多数の円板を取り付け、円板の一部を排水に浸してゆっくり回転させる生物膜法です。微生物は円板の表面に付着して保持されるので、活性汚泥法のように沈殿池の汚泥を返送して槽内の微生物の濃度を保つ…
関連キーワード: 回転円板法・生物膜法・バルキング・消費電力
- 正解済みまだ正解していませんQ59
活性汚泥処理で、糸状性細菌の増殖による汚泥のバルキングが起きたときの対応に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 4. 返送汚泥に塩素や過酸化水素を少量加えて糸状性細菌を抑え、溶存酸素や負荷、栄養塩を見直す。
解説: 「返送汚泥に塩素や過酸化水素を少量加えて糸状性細菌を抑え、溶存酸素や負荷、栄養塩を見直す」が適切です。糸状性バルキングは、糸状性細菌が増えてフロックの外へ長く伸び、汚泥が沈みにくく締まりにくくなる現象です。フロックの外に伸びた糸状性細菌は少量の酸化剤で優先的に傷めることができ、応…
関連キーワード: バルキング・糸状性細菌・返送汚泥・活性汚泥法
- 正解済みまだ正解していませんQ60
活性汚泥処理の最終沈殿池で、いったん沈殿した汚泥が塊になって浮き上がる現象に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 5. 汚泥の引抜きを遅らせて池底に長くためておくと、この浮上の現象を防ぐことができる。
解説: 「汚泥の引抜きを遅らせて池底に長くためておくと、この浮上の現象を防ぐことができる」が誤りです。最終沈殿池の汚泥の浮上は、沈殿した汚泥が池底に長くとどまって酸素がなくなり、汚泥の周りの硝酸性窒素が脱窒されて窒素ガスの気泡が生じ、その気泡が汚泥の塊を持ち上げることで起こります。したが…
関連キーワード: 最終沈殿池・汚泥の浮上・脱窒・返送汚泥
- 正解済みまだ正解していませんQ61
A 工場で活性汚泥処理装置を新たに立ち上げるときの操作に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 4. 他の処理施設の汚泥などを種汚泥として入れ、負荷を段階的に上げて馴らす。
解説: 「他の処理施設の汚泥などを種汚泥として入れ、負荷を段階的に上げて馴らす」が適切です。新しい活性汚泥処理装置には微生物がほとんどいないので、下水処理場や他の工場の返送汚泥などを種汚泥として投入し、曝気しながら排水を少しずつ流して、その排水を分解できる微生物を増やし馴らします。これを…
関連キーワード: 種汚泥・馴養・立ち上げ・活性汚泥法
- 正解済みまだ正解していませんQ62
生物処理施設の計装に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 2. 隔膜電極式の溶存酸素計は、静止した水中でも流れのある水中と同じ値を示す。
解説: 「隔膜電極式の溶存酸素計は、静止した水中でも流れのある水中と同じ値を示す」が誤りです。隔膜電極式は、隔膜を透過した酸素を電極で還元して電流として測るので、測定の間もセンサの表面で酸素を消費します。水が静止しているとセンサの周りの酸素が減って指示値が低く出るため、一定以上の流れを与…
関連キーワード: 溶存酸素計・隔膜電極・汚泥界面計・計装
- 正解済みまだ正解していませんQ63
排水処理で使う薬品の貯蔵と注入設備の管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 2. 次亜塩素酸ナトリウム溶液は貯蔵中に分解するので、高温や日光を避け長くためない。
解説: 「次亜塩素酸ナトリウム溶液は貯蔵中に分解するので、高温や日光を避け長くためない」が適切です。次亜塩素酸ナトリウムは不安定で、貯蔵中に少しずつ分解して有効塩素の濃度が下がり、分解は温度が高いほど、また光が当たるほど速く進みます。そのため冷暗所に置き、使う分だけを入れ替えて長期の貯蔵…
関連キーワード: 次亜塩素酸ナトリウム・水酸化ナトリウム・濃硫酸・高分子凝集剤
- 正解済みまだ正解していませんQ64
活性汚泥処理の曝気装置と送風量の管理に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 1. 散気装置から出る気泡を大きくするほど、同じ送風量で水に溶ける酸素の割合は高くなる。
解説: 「気泡を大きくするほど、同じ送風量で水に溶ける酸素の割合は高くなる」が誤りです。酸素は気泡と水の境界面を通って溶け込むので、同じ体積の空気なら気泡が細かいほど境界面の面積が大きくなります。球の体積当たりの表面積は 6÷直径なので、空気 1cm³ を直径 0.2cm の気泡にすると…
関連キーワード: 散気装置・気泡・酸素溶解効率・送風量
- 正解済みまだ正解していませんQ65
排水基準の大腸菌数は、下水の水質の検定方法等に関する省令に定める方法で検定する。この方法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解: 1. 希釈試料を酵素基質を含む寒天培地にとり、34〜37℃で 18〜24 時間平板培養する。
解説: 「希釈試料を酵素基質を含む寒天培地にとり、34〜37℃で 18〜24 時間平板培養する」が適切です。排水基準の大腸菌数の検定方法 (環境省告示) は、下水の水質の検定方法等に関する省令に定める方法によるとしています。同省令第6条と別表第一では、試料 1mL に滅菌りん酸塩緩衝希釈…
根拠・参照資料: 下水の水質の検定方法等に関する省令第6条・別表第一
関連キーワード: 大腸菌数・検定方法・寒天培地・コロニー形成単位
- 正解済みまだ正解していませんQ66
水質汚濁に係る環境基準に定められた浮遊物質量 (SS) の測定方法に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 5. ろ過後のろ過材は、180℃の乾燥器中で2時間乾燥させる。
解説: 「ろ過後のろ過材は、180℃の乾燥器中で2時間乾燥させる」が誤りです。水質汚濁に係る環境基準 (昭和46年環境庁告示第59号) の付表に定める浮遊物質量の測定方法では、ろ過材はろ過の前にも後にも105〜110℃の乾燥器中で2時間乾燥し、デシケーター中で放冷してから質量を量ります。…
関連キーワード: 浮遊物質量・SS・ガラス繊維ろ紙・乾燥温度・測定方法
- 正解済みまだ正解していませんQ67
排水基準の検定方法 (環境省告示) によりノルマルヘキサン抽出物質を測定した。試料500mLを抽出し、試験前後の蒸発容器の質量の差は6.6mg、使用したヘキサンと同量のヘキサンで行った空試験前後の蒸発容器の質量の差は0.6mgであった。試料のノルマルヘキサン抽出物質の濃度はいくらか。
正解: 2. 12mg/L
解説: 正解は「12mg/L」です。排水基準の検定方法 (昭和49年環境庁告示第64号) では、ノルマルヘキサン抽出物質濃度 (mg/L) = (a−b)×1,000÷試料量 (mL) で求めます。aは試験前後の蒸発容器の質量の差 (mg)、bは同量のヘキサンで行った空試験前後の質量の差…
関連キーワード: ノルマルヘキサン抽出物質・空試験・油分・濃度計算
- 正解済みまだ正解していませんQ68
下水の水質の検定方法等に関する省令に定める沃素消費量の検定に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 2. 試料に沃素溶液と沃化カリウムを加えて酢酸で酸性とし、チオ硫酸ナトリウム溶液で滴定して、純水の滴定量との差から求める。
解説: 「試料に沃素溶液と沃化カリウムを加えて酢酸で酸性とし、…純水の滴定量との差から求める」が正しい記述です。下水の水質の検定方法等に関する省令第7条と別表第二では、試料の適量に0.01mol/Lの沃素溶液10mLと沃化カリウム約1gを加え、酢酸で酸性として0.01mol/Lチオ硫酸ナ…
根拠・参照資料: 下水の水質の検定方法等に関する省令第7条
関連キーワード: 沃素消費量・下水の水質の検定方法等に関する省令・チオ硫酸ナトリウム・滴定
- 正解済みまだ正解していませんQ69
水質汚濁に係る環境基準 (水生生物の保全に係る項目) に定められたノニルフェノールの測定方法に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 5. 試料は水酸化ナトリウムでアルカリ性にして固相カラムに通す。
解説: 「試料は水酸化ナトリウムでアルカリ性にして固相カラムに通す」が誤りです。水質汚濁に係る環境基準 (昭和46年環境庁告示第59号) の付表に定めるノニルフェノールの測定方法では、試料500mLに塩酸を加えてpHを約3.5に調整し、サロゲート溶液を加えてから固相カラムに通します。「ア…
関連キーワード: ノニルフェノール・水生生物の保全・固相抽出・サロゲート・GC-MS
- 正解済みまだ正解していませんQ70
ある河川の試料を測定したところ、硝酸イオンが44.3mg/L、亜硝酸イオンが3.28mg/Lであった。水質汚濁に係る環境基準の項目「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」の濃度として、最も近いものはどれか。ただし、硝酸イオンから硝酸性窒素への換算係数は0.2259、亜硝酸イオンから亜硝酸性窒素への換算係数は0.3045とする。
正解: 1. 11.0mg/L
解説: 正解は「11.0mg/L」です。水質汚濁に係る環境基準 (昭和46年環境庁告示第59号) 別表1の備考4では、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の濃度は、硝酸イオンの濃度に換算係数0.2259を乗じたものと、亜硝酸イオンの濃度に換算係数0.3045を乗じたものの和とされています。計算する…
根拠・参照資料: 水質汚濁に係る環境基準について (昭和46年環境庁告示第59号) 別表1 備考4
関連キーワード: 硝酸性窒素・亜硝酸性窒素・換算係数・環境基準
- 正解済みまだ正解していませんQ71
排水基準を定める省令に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 1. 「検出されないこと」とは、定められた検定方法の定量限界を下回ることをいう。
解説: 「『検出されないこと』とは、定められた検定方法の定量限界を下回ることをいう」が正しい記述です。排水基準を定める省令第2条は、排水基準を環境大臣が定める方法で検定した場合の検出値によるものとし、別表第一の備考1は「検出されないこと」をその検定方法の定量限界を下回ることと定めています…
根拠・参照資料: 排水基準を定める省令第2条、別表第一 備考1
関連キーワード: 排水基準を定める省令・検出されないこと・定量限界・日間平均
- 正解済みまだ正解していませんQ72
下水の水質の検定方法等に関する省令に定める試料の採取、検定の着手時及び試料の保存に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 4. 生物化学的酸素要求量の検定又は測定は、試料の採取後24時間以内に着手しなければならない。
解説: 「生物化学的酸素要求量の検定又は測定は、試料の採取後24時間以内に着手」が誤りです。下水の水質の検定方法等に関する省令第4条は、検定又は測定の着手時を、温度は即時、大腸菌数は12時間以内、生物化学的酸素要求量は9時間以内と定めています。「温度の検定は、試料の採取後ただちに」は即時…
根拠・参照資料: 下水の水質の検定方法等に関する省令第4条
関連キーワード: 下水の水質の検定方法等に関する省令・検定の着手時・試料の保存・BOD
- 正解済みまだ正解していませんQ73
水質汚濁に係る環境基準に定められた底層溶存酸素量の測定方法に関する記述として、正しいものはどれか。
正解: 4. 測定水深は海底や湖底の直上が望ましいが、難しい場合は底から1m以内の底層とする。
解説: 「測定水深は海底や湖底の直上が望ましいが、難しい場合は底から1m以内の底層とする」が正しい記述です。水質汚濁に係る環境基準 (昭和46年環境庁告示第59号) の付表に定める底層溶存酸素量の測定方法では、測定水深は可能な限り海底又は湖底の直上とし、底泥の巻き上げや地形の影響などでそ…
関連キーワード: 底層溶存酸素量・溶存酸素計・測定水深・環境基準
- 正解済みまだ正解していませんQ74
A工場の排水のBODを希釈法で測定した。試料を希釈水で50倍に希釈し (植種は行わない)、20℃で5日間培養した。培養前の溶存酸素は8.6mg/L、培養後は4.2mg/Lであった。希釈水自体の酸素消費は無視できるものとすると、試料のBODはいくらか。
正解: 3. 220mg/L
解説: 正解は「220mg/L」です。希釈法による BOD は、希釈した試料の培養前後の溶存酸素の差 (消費された酸素の量) に希釈倍率を掛けて求めます。植種をせず、希釈水自体の酸素消費を無視できる場合は、BOD = (培養前の溶存酸素 − 培養後の溶存酸素) × 希釈倍率 です。数値を…
関連キーワード: BOD・希釈法・溶存酸素・希釈倍率
- 正解済みまだ正解していませんQ75
ガラス電極法による pH の測定に関する記述として、誤っているものはどれか。
正解: 3. 試料のpHが7を超える場合は、2点目の校正にフタル酸塩pH標準液を用いる。
解説: 「試料のpHが7を超える場合は、2点目の校正にフタル酸塩pH標準液を用いる」が誤りです。ガラス電極法のpH計は、まず中性りん酸塩pH標準液で合わせ、次に試料のpHの側にある標準液で合わせます。試料のpHが7以下ならフタル酸塩又はしゅう酸塩pH標準液、7を超えるならほう酸塩又は炭酸…
関連キーワード: pH・ガラス電極・校正・pH標準液
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ぴよパスでは公害防止管理者 (水質関係)の問題を3カテゴリに分けています。汚水処理特論にはオリジナル予想問題を75問収録し、サイト内の公害防止管理者 (水質関係)全150問の約50%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには活性汚泥法・MLSS・物質収支・高分子凝集剤などがあります。本試験の情報は合格率31.6% (令和7年度・水質関係第4種・受験者ベース。免除申請なしは17.5%)・試験時間160分 (3科目・50問)・受験料11,600円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。75問のうち5問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、公害総論・水質概論などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
汚水処理特論の出題傾向 — 収録全75問の分析
ぴよパスに収録している公害防止管理者 (水質関係)「汚水処理特論」のオリジナル練習問題 全75問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
解説の根拠
全75問のうち5問の解説に、根拠・参照資料を記載しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 活性汚泥法6問
- MLSS4問
- 物質収支4問
- 高分子凝集剤3問
- 中和3問
つまずきやすいポイント (解説からの抜粋)
回収率を上げるほど濃縮水の濃度は高くなり、膜面でのスケールの析出に注意が必要になります。
Q25 溶解塩類を1,000mg/L含む供給水100m³/hを逆浸透膜装置で処理し、透過水75m³… で確認する
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公害総論45 問学習に使える参考書 2 冊 PR
編集部の評価 (解説・演習・法令) と対象読者を並べました。
横にスクロールして 2 冊を比較できます
![]() #1 2026-2027年版 公害防止管理者試験 水質関係 攻略問題集 | ![]() #2 2021〜2025年度 公害防止管理者等国家試験 正解とヒント 水質関係第1種〜第4種 | |
|---|---|---|
| 役割 | 分野別に整理された年度版の問題集 | 実施団体が編集する直近5年分の過去問題と解説 |
| 解説 | ||
| 演習 | ||
| 法令 | ||
| こんな人に | 3科目の基礎を確認した後、本試験の配分で量をこなしたい方。 | 本試験の形式と難度を年度単位で確認したい方。 |
| Amazonで価格を見る | Amazon で見る |
2 冊の紹介文を読む
- 分野別に整理された年度版の問題集2026-2027年版 公害防止管理者試験 水質関係 攻略問題集
三好康彦・オーム社
水質関係の5科目を出題分野ごとに整理した年度版の問題集で、公害総論・水質概論・汚水処理特論の共通3科目を厚く演習できます。公式サイトで無料で読める過去問題は直近1年分だけなので、分野別に量をこなすにはこの1冊が要ります。ぴよパスの五肢択一40問で条文と原理の確認を済ませた後に、本試験の配分 (汚水処理特論が半分) に合わせて解く本です。法令等は受験年度の4月1日時点施行のものが基準なので、改正のあった条文は e-Gov で確かめながら使ってください。
- 実施団体が編集する直近5年分の過去問題と解説2021〜2025年度 公害防止管理者等国家試験 正解とヒント 水質関係第1種〜第4種
産業環境管理協会 (発売: 丸善出版)
試験を実施する産業環境管理協会が編集する、直近5年分の問題と解説です。公式サイトの無料公開は1年分で過年度は削除されるので、5年分を解説つきで確認できるのはこの本だけです。実際の出題の形式と難度を知るために、ぴよパスの練習問題で論点を押さえた後に年度単位で通して解く使い方が向いています。
書籍情報の確認日: (2 冊とも)
書籍情報の確認日は、Amazon評価の時点を示すものではありません。最新の評価・版・対応年度・価格は商品ページでご確認ください。
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汚水処理特論 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 公害防止管理者 (水質関係)の汚水処理特論は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは公害防止管理者 (水質関係)の汚水処理特論に全75問のオリジナル練習問題を用意しています。公害防止管理者 (水質関係)の収録全150問のうち約50%です。回答後に解説を確認できます。
- 汚水処理特論はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- テキストで学んだ範囲や、確認したい用語の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。ぴよパスでは公害防止管理者 (水質関係)の問題を3カテゴリ(汚水処理特論 / 公害総論・水質概論)に分けているので、関連する内容は別のカテゴリでも確認できます。
- 汚水処理特論の問題数は、通常演習と模試でどう違いますか?
- 汚水処理特論は、ぴよパスで公害防止管理者 (水質関係)の問題を分けている3カテゴリの一つです。ぴよパスに収録している汚水処理特論の問題数は75問 / 全150問で、収録全体の約50%にあたります。ぴよパスの模擬試験の基本設定では、汚水処理特論を全50問中25問(約50%)出題します。これは模試の配分であり、本試験の出題比率を示すものではありません。
- 汚水処理特論で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 公害防止管理者 (水質関係)の合格基準は「科目ごとに合格基準を満たすこと。各科目の合格基準は試験終了後に開催される試験員委員会で決定されるため、事前には公表されていません (例年は各科目6割前後が目安とされています)。」です。科目別の条件は「受験する区分に必要な全科目でそれぞれ合格基準を満たすこと (1科目でも満たさないと区分合格にならない。合格した科目は合格した年の初めから3年以内に同一区分を受験する場合、出願時に申請すれば免除される)」です。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。汚水処理特論の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。

