汚水処理特論
全14問
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この科目の学習ポイントを読む
ぴよパスでは公害防止管理者 (水質関係)の問題を3カテゴリに分けています。汚水処理特論にはオリジナル予想問題を14問収録し、サイト内の公害防止管理者 (水質関係)全40問の約35%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには沈降分離・理想沈殿池・水面積負荷・ストークスの法則などがあります。本試験の情報は合格率31.6% (令和7年度・水質関係第4種・受験者ベース。免除申請なしは17.5%)・試験時間160分 (3科目・50問)・受験料11,600円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。関連する用語や条件は、公害総論・水質概論などのカテゴリでも確認できます。
- 正解済みまだ正解していませんQ1中級
沈降分離・理想沈殿池・水面積負荷
沈降分離に関する記述として、誤っているものはどれか。
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解説: 肢1が誤りです。理想沈殿池 (流れが一様で、粒子が独立に沈降し、底に達した粒子は再浮上しないと仮定した沈殿池) では、ある沈降速度をもつ粒子が完全に除去される条件は、沈降速度が水面積負荷 (流量 ÷ 水面積) 以上であることで決まります。除去率は水面積で決まり、水深や滞留時間には…
- 正解済みまだ正解していませんQ2中級
凝集・無機凝集剤・高分子凝集剤
凝集処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
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解説: 肢2が誤りで、攪拌の強さが逆です。凝集処理では、まず混和槽 (急速攪拌槽) で強い攪拌により凝集剤を短時間で均一に分散させてコロイドの電荷を中和し (凝結)、次にフロック形成槽 (緩速攪拌槽) で穏やかな攪拌により微細なフロックを衝突・合体させて大きく成長させます。フロック形成槽…
- 正解済みまだ正解していませんQ3中級
加圧浮上法・乳化油・解乳化
浮上分離及び油水分離に関する記述として、誤っているものはどれか。
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解説: 肢3が誤りです。油水分離槽による自然浮上分離は、油と水の比重差を利用して油滴を水面に浮上させる方法なので、比較的大きな油滴として存在する浮上油には有効ですが、界面活性剤などにより微細な油滴として水中に安定に分散した乳化油には効果がほとんどありません。乳化油を処理するには、肢4のよ…
- 正解済みまだ正解していませんQ4中級
急速ろ過・精密ろ過膜・逆浸透膜
ろ過及び膜分離に関する記述として、誤っているものはどれか。
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解説: 肢4が誤りです。膜の分離性能は、細孔径の大きい順に精密ろ過膜 (MF) > 限外ろ過膜 (UF) > ナノろ過膜 (NF) > 逆浸透膜 (RO) となります。UF膜はコロイドやたんぱく質などの高分子物質を分離できますが、溶存している塩類 (イオン) は透過してしまうため、塩類の…
- 正解済みまだ正解していませんQ5中級
活性炭吸着・物理吸着・フロイントリッヒの式
活性炭吸着に関する記述として、誤っているものはどれか。
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解説: 肢5が誤りです。活性炭は疎水性の表面をもつため、一般に水への溶解度が小さく、極性が低く、分子量が比較的大きい有機物ほどよく吸着します。溶解度が大きく極性の高い物質 (低級アルコールなど) は水との親和性が強く、活性炭には吸着されにくい傾向があります。このため活性炭吸着は、生物処理…
- 正解済みまだ正解していませんQ6中級
イオン交換・陽イオン交換樹脂・再生
イオン交換法に関する記述として、誤っているものはどれか。
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解説: 肢1が誤りです。水素形の陽イオン交換樹脂は、水中の陽イオン (Na⁺、Ca²⁺ など) を捕捉して代わりに H⁺ を放出するので、再生には塩酸や硫酸などの酸を通して樹脂を再び H⁺ で飽和させます。ナトリウム形の陽イオン交換樹脂 (軟水器など) の再生には食塩水を用います。水酸化…
- 正解済みまだ正解していませんQ7初級
中和・水酸化カルシウム・水酸化ナトリウム
中和処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
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解説: 肢2が誤りです。水酸化カルシウムで硫酸酸性の排水を中和すると、溶解度の小さい硫酸カルシウム (石こう) が生成して沈殿するほか、未溶解の消石灰や炭酸カルシウムも残るため、水酸化ナトリウムを用いた場合より汚泥の発生量が多くなります。水酸化ナトリウムは可溶性の塩を生成するので汚泥はほ…
- 正解済みまだ正解していませんQ8中級
アルカリ塩素法・シアン・pH条件
酸化還元処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
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解説: 肢3が誤りです。六価クロムの還元は酸性条件で速やかに進行するため、還元工程では硫酸などでpHを2〜3程度の酸性にして還元剤を加えます。還元が終わってから水酸化ナトリウムや消石灰でpHを8〜9程度に上げ、三価クロムを水酸化クロムとして沈殿分離します (肢1)。「酸性で還元、アルカリ…
- 正解済みまだ正解していませんQ9中級
水酸化物法・硫化物法・再溶解
重金属を含む排水の処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
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解説: 肢4が誤りです。亜鉛、鉛、アルミニウム、クロム (III) などの両性金属の水酸化物は、pHを上げ過ぎると錯イオン (亜鉛酸イオンなど) を形成して再び溶解します。したがって、金属ごとに溶解度が最小となるpH範囲を守って処理する必要があり、複数の金属を含む排水では最適pHが異なる…
- 正解済みまだ正解していませんQ10初級
活性汚泥法・返送汚泥・BOD-SS負荷
活性汚泥法に関する記述として、誤っているものはどれか。
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解説: 肢5が誤りです。SVI (汚泥容量指標) は、曝気槽混合液を30分間静置したときに汚泥1 gが占める容積 (mL) で、値が大きいほど汚泥がかさばって沈みにくいことを意味します。正常な活性汚泥のSVIはおおむね50〜150程度で、200を超えるとバルキングの状態と判断され、最終沈…
- 正解済みまだ正解していませんQ11中級
膜分離活性汚泥法・長時間曝気法・オキシデーションディッチ法
活性汚泥法の変法に関する記述として、誤っているものはどれか。
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解説: 肢1が誤りです。膜分離活性汚泥法は、最終沈殿池の代わりに精密ろ過膜や限外ろ過膜で活性汚泥と処理水を分離する方法なので、最終沈殿池は不要です。沈降性に頼らずに固液分離できるため、肢4のとおりMLSS濃度を高く保つことができ、反応槽をコンパクトにでき、処理水にSSがほとんど含まれない…
- 正解済みまだ正解していませんQ12中級
生物膜法・嫌気性処理・メタン発酵
生物膜法及び嫌気性処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
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解説: 肢2が誤りです。嫌気性処理は、食品工業排水などの高濃度の有機性排水に適した方法で、微生物の増殖収率が好気性微生物より小さいため、余剰汚泥の発生量は活性汚泥法よりはるかに少なくなります。曝気の動力が不要で、発生するメタンをエネルギーとして回収できることも長所です。反面、反応速度が遅…
- 正解済みまだ正解していませんQ13中級
硝化・脱窒・アルカリ度
生物学的な窒素及びりんの除去に関する記述として、誤っているものはどれか。
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解説: 肢3が誤りです。脱窒は、溶存酸素がなく硝酸イオンが存在する無酸素条件で、脱窒細菌が酸素の代わりに硝酸を呼吸に使って窒素ガスに還元する反応です。溶存酸素があると細菌は酸素呼吸を優先するため、好気条件では脱窒はほとんど進みません。硝化のほうは酸素を必要とする好気的な反応です。循環式硝…
- 正解済みまだ正解していませんQ14中級
汚泥の含水率・汚泥濃縮・固形物量
含水率98%の汚泥100 m³を濃縮して含水率96%にした。汚泥中の固形物の量は変わらず、汚泥の密度は含水率によらず一定とみなせるものとすると、濃縮後の汚泥の体積として、正しいものはどれか。
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解説: 肢4の50 m³が正解です。汚泥の体積のうち固形物が占める割合は (100 − 含水率) % なので、濃縮前の固形物量は 100 m³ × (1 − 0.98) = 2 m³ 相当です。濃縮後も固形物量は変わらないので、含水率96%のときの体積を V とすると V × (1 − …
公害防止管理者 (水質関係)の他のカテゴリ
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紹介文と対象読者を見比べて、学びたい内容に合う書籍を選んでください。
水質関係の5科目を出題分野ごとに整理した年度版の問題集で、公害総論・水質概論・汚水処理特論の共通3科目を厚く演習できます。公式サイトで無料で読める過去問題は直近1年分だけなので、分野別に量をこなすにはこの1冊が要ります。ぴよパスの五肢択一40問で条文と原理の確認を済ませた後に、本試験の配分 (汚水処理特論が半分) に合わせて解く本です。法令等は受験年度の4月1日時点施行のものが基準なので、改正のあった条文は e-Gov で確かめながら使ってください。
こんな人に: 3科目の基礎を確認した後、本試験の配分で量をこなしたい方。
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書籍情報の確認日:
試験を実施する産業環境管理協会が編集する、直近5年分の問題と解説です。公式サイトの無料公開は1年分で過年度は削除されるので、5年分を解説つきで確認できるのはこの本だけです。実際の出題の形式と難度を知るために、ぴよパスの練習問題で論点を押さえた後に年度単位で通して解く使い方が向いています。
こんな人に: 本試験の形式と難度を年度単位で確認したい方。
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間違えた論点を、書籍と練習問題で確認しましょう
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
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汚水処理特論 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- 公害防止管理者 (水質関係)の汚水処理特論は何問用意されていますか?
- ぴよパスでは公害防止管理者 (水質関係)の汚水処理特論に全14問のオリジナル練習問題を用意しています。公害防止管理者 (水質関係)の収録全40問のうち約35%です。回答後に解説を確認できます。初級・中級・上級のバッジは問題の難易度の目安で、解いた人の習熟度を示すものではありません。
- 汚水処理特論はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 確認したい用語や手順の問題から取り組めます。迷う場合は一覧の先頭から数問解き、解説を読んでも分からない箇所をテキストで確認してください。問題番号は一覧内の順番です。
- 汚水処理特論で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- 公害防止管理者 (水質関係)の合格基準は「科目ごとに合格基準を満たすこと。各科目の合格基準は試験終了後に開催される試験員委員会で決定されるため、事前には公表されていません (例年は各科目6割前後が目安とされています)。」です。科目別の条件は「受験する区分に必要な全科目でそれぞれ合格基準を満たすこと (1科目でも満たさないと区分合格にならない。合格した科目は合格した年の初めから3年以内に同一区分を受験する場合、出願時に申請すれば免除される)」です。サイト内のカテゴリ分けと本試験の科目区分は一致しない場合があります。汚水処理特論の正答率だけで合否を判断せず、間違えた問題の内容と、本試験で適用される基準を確認してください。


