公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第1問: 沈降分離に関する記述として、誤っているものはどれか。
問題 1 / 14あと 1 問で 10% の位置
中級汚水処理特論難易度目安 約 59%
沈降分離に関する記述として、誤っているものはどれか。
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正解: 1. 理想的な沈殿池では、離散粒子の除去率は池の水深を深くするほど高くなり、水面積の大きさにはよらない。
肢1が誤りです。理想沈殿池 (流れが一様で、粒子が独立に沈降し、底に達した粒子は再浮上しないと仮定した沈殿池) では、ある沈降速度をもつ粒子が完全に除去される条件は、沈降速度が水面積負荷 (流量 ÷ 水面積) 以上であることで決まります。除去率は水面積で決まり、水深や滞留時間には理論上依存しません。だからこそ肢4のように傾斜板で有効面積を増やす方法が有効で、肢3の水面積負荷が設計の基本指標になります。肢2はストークスの式 v = g (ρp − ρw) d² / (18 μ) の内容で、粒径が2倍になると沈降速度は4倍になります。肢5はフロック形成沈降 (凝集沈降) の特徴です。実際の沈殿池では短絡流や密度流があるため、理想沈殿池の理論値より除去率は下がります。
関連キーワード: 沈降分離・理想沈殿池・水面積負荷・ストークスの法則・傾斜板
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