公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第7問: 中和処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
問題 7 / 14あと 2 問で 60% の位置
初級汚水処理特論難易度目安 約 68%
中和処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 2. 水酸化カルシウムによる中和は、水酸化ナトリウムによる中和に比べて、中和に伴って生成する汚泥の量が少ないという利点がある。
肢2が誤りです。水酸化カルシウムで硫酸酸性の排水を中和すると、溶解度の小さい硫酸カルシウム (石こう) が生成して沈殿するほか、未溶解の消石灰や炭酸カルシウムも残るため、水酸化ナトリウムを用いた場合より汚泥の発生量が多くなります。水酸化ナトリウムは可溶性の塩を生成するので汚泥はほとんど出ませんが、薬剤の価格は高くなります。肢1と肢3は中和剤の種類、肢4は中和曲線の性質 (当量点付近の急変に対応するため、多段の中和槽や粗調整・微調整の2段制御を行う)、肢5は消石灰の性質 (安価・溶解度小・スラリー注入) で、いずれも正しい記述です。中和剤の選定は、価格、汚泥量、後段の処理への影響 (カルシウムによるスケール生成など) を総合して行います。
関連キーワード: 中和・水酸化カルシウム・水酸化ナトリウム・汚泥発生量・中和曲線
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