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公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第9問: 重金属を含む排水の処理に関する記述として、誤っているものはどれか。

問題 9 / 14あと 1 問で 70% の位置
中級汚水処理特論

重金属を含む排水の処理に関する記述として、誤っているものはどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 4. 亜鉛や鉛などの両性金属は、pHを高くするほど水酸化物として完全に沈殿するので、アルカリを過剰に加えても支障はない。

肢4が誤りです。亜鉛、鉛、アルミニウム、クロム (III) などの両性金属の水酸化物は、pHを上げ過ぎると錯イオン (亜鉛酸イオンなど) を形成して再び溶解します。したがって、金属ごとに溶解度が最小となるpH範囲を守って処理する必要があり、複数の金属を含む排水では最適pHが異なることが処理を難しくします。肢1は水酸化物法の基本、肢2と肢3は硫化物法の長所 (低い残留濃度) と注意点 (硫化水素の発生)、肢5はヒ素の共沈法 (鉄塩を加えて水酸化第二鉄のフロックにヒ酸を吸着・共沈させる) で、いずれも正しい記述です。ほかに、キレート樹脂による吸着や、フェライト法 (鉄塩とともに酸化してフェライトの結晶に取り込む方法) も重金属処理に用いられます。

関連キーワード: 水酸化物法・硫化物法・再溶解・共沈法・両性金属

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