公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第13問: 生物学的な窒素及びりんの除去に関する記述として、誤っているものはどれか。
問題 13 / 14あと 1 問で 100% の位置
中級汚水処理特論難易度目安 約 59%
生物学的な窒素及びりんの除去に関する記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 3. 脱窒反応は、溶存酸素が十分にある好気条件で最も速く進行する。
肢3が誤りです。脱窒は、溶存酸素がなく硝酸イオンが存在する無酸素条件で、脱窒細菌が酸素の代わりに硝酸を呼吸に使って窒素ガスに還元する反応です。溶存酸素があると細菌は酸素呼吸を優先するため、好気条件では脱窒はほとんど進みません。硝化のほうは酸素を必要とする好気的な反応です。循環式硝化脱窒法では、好気槽で硝化した混合液を無酸素槽に循環させ、原水中の有機物を水素供与体として脱窒を行います。肢1の硝化細菌 (アンモニア酸化細菌と亜硝酸酸化細菌) は増殖が遅いため、硝化を進めるには汚泥滞留時間 (SRT) を長くとる必要があります。肢2のとおり硝化はアルカリ度を消費し、逆に脱窒ではアルカリ度が一部回復します。肢4のメタノール添加、肢5の生物学的りん除去 (嫌気好気法) の原理も正しい記述です。りんは凝集剤 (アルミニウム塩・鉄塩) による凝集沈殿でも除去できます。
関連キーワード: 硝化・脱窒・アルカリ度・生物学的りん除去・無酸素条件
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