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公害防止管理者 (水質関係) 汚水処理特論 練習問題 第8問: 酸化還元処理に関する記述として、誤っているものはどれか。

問題 8 / 14あと 1 問で 60% の位置
中級汚水処理特論

酸化還元処理に関する記述として、誤っているものはどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 3. 六価クロムの還元反応は、pH 10以上のアルカリ性で速やかに進行するため、還元工程ではpHを高く保つ。

肢3が誤りです。六価クロムの還元は酸性条件で速やかに進行するため、還元工程では硫酸などでpHを2〜3程度の酸性にして還元剤を加えます。還元が終わってから水酸化ナトリウムや消石灰でpHを8〜9程度に上げ、三価クロムを水酸化クロムとして沈殿分離します (肢1)。「酸性で還元、アルカリ性で沈殿」という2段階の流れが基本です。肢2と肢4のアルカリ塩素法は、第1段階でpH 10以上に保って塩素剤でシアンを毒性の低いシアン酸に酸化し、第2段階でpH 7〜8程度に下げてシアン酸を窒素と二酸化炭素にまで分解する2段酸化で、第1段階でpHが低いと有毒な塩化シアンが発生します。肢5のとおり、鉄シアノ錯体などの安定な錯体はアルカリ塩素法では分解しにくく、紺青法 (鉄塩を加えて難溶性の塩として沈殿させる方法) などで対応します。

関連キーワード: アルカリ塩素法・シアン・pH条件・紺青法・六価クロムの還元

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