メインコンテンツへスキップ
ぴよパス

冷凍3種 解き方3テクニック|消去法/組合せ問題分解/正誤判定 (2026年版)

約6分で読めます
広告(PR) 本ページにはA8.net・Amazon アソシエイト等の広告リンクが含まれます。リンク経由の購入・申込みにより、当サイトが紹介料を受け取る場合があります。
冷凍3種 解き方3テクニック|消去法/組合せ問題分解/正誤判定 (2026年版)
目次

冷凍3種で意外と差がつくのが「解き方」です。知識は同じくらいでも、問題形式への対応がうまい人は同じ実力で多く取ります。冷凍3種の設問は「次のイ、ロ、ハ(、ニ)の記述のうち正しいものはどれか」で、正しい記述の組合せを5つの選択肢から選ぶ形です。令和7年度の公表問題では、法令20問・保安管理技術15問のすべてがこの形式でした。ここで雑に解くと、知っているのに落とすことが起きます。

冷凍3種の試験概要を先に確認します。法令20問・保安管理技術15問の計35問、試験時間は法令60分(9:30〜10:30)と保安管理技術90分(11:10〜12:40)で、間に休憩をはさむ別々の試験です(科目をまたいで時間を融通することはできません)。合格基準は受験案内書の言葉で各科目とも満点の60パーセント程度(法令12問前後・保安管理技術9問前後が目安)。合格率は令和7年度の全科目受験で45.0%となっており、解答技術でカバーできる得点差は小さくありません。

この記事は、得点設計(配点戦略)ではなく、目の前の1問をどう捌くかという答案技術に絞ります。組合せ問題の処理手順、COP・冷凍能力の式の使い方、法令の選択肢の絞り方——本番でそのまま使える具体的な解き方を扱います。

この記事で分かること

  • イ・ロ・ハ・ニの正誤から組合せを選ぶ本試験形式の確実な捌き方
  • COP(成績係数)・冷凍能力の式を、記述の正誤判定と計算の両方に使う手順
  • 法令問題で選択肢を絞り込む着眼点と実際の選択肢例
  • 式の扱いでやりがちなミスと、その防ぎ方
  • 答案技術を演習で磨く順番

独学の本命テキスト

第三種冷凍機械責任者対策の土台になる、解説と演習のバランスがよい定番テキストがこちらです。

※価格・評価は変動します。購入前に版・刷を確認し、出版社の最新版・正誤表・改訂情報と照合してください。上記は Amazon アソシエイトのリンクです。

PR短期合格・直前期の1冊 4.0

ユーキャンの第3種冷凍機械責任者 合格テキスト&問題集 第2版【模試2回+別冊要点まとめつき】

Amazon でテキストを見る
対象の参考書・問題集も読み放題 — Kindle Unlimited 30日無料(PR)

組合せ問題:記述ごとに○×を書き切る

冷凍3種の設問は「次のイ、ロ、ハの記述のうち正しいものはどれか」(保安管理技術は「イ、ロ、ハ、ニ」)で、答えは正しい記述の組合せです。選択肢は次のような5肢になります。

  • (1) イ
  • (2) イ、ロ
  • (3) イ、ハ
  • (4) ロ、ハ
  • (5) イ、ロ、ハ

この形式の鉄則は、選択肢を先に眺めないことです。手順はシンプルです。

  1. 各記述に必ず○か×を付ける:イ=○、ロ=×、というように、1つずつ独立して正誤を判定し、問題用紙の余白に書き込みます
  2. 判断できない記述は△にする:曖昧なものを無理に決めず△で残し、確実な○×を先に固めます
  3. 確定した判定と矛盾する組合せを消す:△が残っても、確定分だけで答えが1つに絞れる場合があります
記述判定
イ○
ロ×
ハ△(保留)

この例では、ロが×と確定した時点で、ロを含む (2)イ、ロ・(4)ロ、ハ・(5)イ、ロ、ハ の3つが同時に消えます。残るのは (1)イ と (3)イ、ハ の二択で、あとはハの正誤だけを詰めればよいことになります。1つの記述を確実に×と言えるだけで5肢のうち3肢が落ちるのが、この形式の性質です。

だから△を詰める前に、まず確定分で消せる組合せを消します。逆に、記述1つの取り違えが正解の組合せを丸ごと変えてしまうので、「なんとなく (3)」と勘で答えるのが最も危険です。

COP・冷凍能力の計算:式を先に書く

保安管理技術では、COP(成績係数)や冷凍能力が問われます。令和7年度の公表問題では15問すべてが記述の正誤を組合せで答える形式で、数値計算を要する設問はありませんでした。それでも式の形を覚えておく価値は変わりません。「圧縮機の仕事は h2 − h1 で表される」といった記述の正誤は、式の意味が分かっていないと判定できないからです。数値が与えられた場合も、いきなり数字を当てはめず式を先に書くのがミスを防ぐ近道です(電卓は四則計算のみできるものに限り使用が認められています。関数電卓は禁止で、貸与もありません)。

COP(成績係数)の公式は次のとおりです。

  • 冷凍COPの式: COP = (蒸発器での冷凍効果)÷(圧縮機に加える仕事) = (h1 - h4) ÷ (h2 - h1)
  • p-h線図上では、h1が圧縮機入口(蒸発器出口)、h2が圧縮機出口、h4が膨張弁入口のエンタルピー値です

手順は次のとおりです。

  1. 問われている量を確認する:COPなのか冷凍能力なのか、何を求めるのかを最初に特定します
  2. 使う式を文字で書く:まず公式の形を書いてから数値を入れます。COP = (h1-h4)/(h2-h1) の形で先に書く
  3. 単位をそろえる:能力や仕事の単位がそろっているかを確認します。単位の不一致が計算ミスの定番原因です
  4. 数値を代入して計算する:最後に数値を入れ、桁を確認します

p-h線図(モリエル線図)が絡む問題では、まず各状態点(圧縮機の入口・出口、凝縮器・蒸発器の出入口)を線図上で特定し、必要な比エンタルピーを読み取ってから式に入れます。線図の読み取りと計算を分けると、混乱しにくくなります。

冷凍能力は「冷媒の循環量×蒸発器で1kgあたりに奪う熱量(冷凍効果)」という形で考えると、何を掛け合わせているかが見えます。線図上では、これらが状態点間の比エンタルピーの差として読めるので、「どの2点の差を使うか」を線図に印を付けてから式に入れると取り違えません。

計算は「式→単位→代入」の順番を固定すると、本番で初見の数値でも手が動きます。求めるのが比(COP)なのか量(冷凍能力)なのかを最初に分けるだけでも、立式の迷いが消えます。

法令の選択肢の絞り方

法令問題は知識勝負に見えますが、選択肢の書き方から絞れる場面があります。

着眼点見方
言い切りの表現「必ず」「のみ」「すべて」など例外を許さない表現は、例外規定が存在しないか慎重に確認する
数値の差し替え期間や規模の数値が、覚えた基準とわずかに違っていないか照合する
似た用語の入れ替え製造・貯蔵・移動など、近い概念の用語がすり替えられていないか確認する

実際の出題例(類似パターン): 「第二種製造者は都道府県知事の許可を受けなければならない」→ 誤り。第二種は「届出」で足りる。「必ず許可が必要」という言い切りは要注意です。

法令は例外規定が多いため、言い切り表現はそのまま正解とは限りません。一方で「原則として」「政令で定める」のような留保のある表現は、正しい記述である場合が多めです。確実に誤りと言える選択肢から消し、残りを覚えた知識と照合します。すべての選択肢を完璧に判断できなくても、明らかな誤りを外すだけで正答率は上がります。

広告

失敗パターンと回避策

組合せを印象で選ぶ:各記述に○×を書かず「たぶん (3)」と答えると、1つの取り違えで組合せごと外れます。必ず1つずつ判定し、余白に書き切ってから選択肢に当てます。

式を書かずに数字や記述を判断する:式の形を書かずに進めると、単位ミスや桁ずれに気づけず、「h2 − h1」と「h1 − h4」の取り違えにも気づけません。式→単位→代入の順を守ります。

法令の言い切り表現を鵜呑みにする:「必ず」「のみ」を見たら、例外がないかを一度疑います。留保表現のある選択肢と比べて判断します。

まとめ:組合せ問題を「○×書き切り」で練習する

冷凍3種は択一式で、ほぼ全問がイ・ロ・ハ(・ニ)の正誤から組合せを選ぶ形式です。知識を増やすのと並行して、解き方そのものを練習しておくと、同じ実力でも取りこぼしが減ります。

次の一手は、演習のときから必ず各記述に○×を書いてから選択肢に当てる癖、式は形から書く癖をつけることです。下のオリジナル予想問題180問なら解説付きで反復でき、「なぜその記述が誤りか」まで確認できます。まずは○×書き切りで1セット解いてみてください。

冷凍3種 オリジナル予想問題180問で解き方を練習する →


出典:


第三種冷凍機械責任者の予想問題を無料で解けます

全 180 問の練習問題と解説は登録不要・無料 / 進捗の保存は無料登録 / 模試は Premium (月480円)

合格率
45.0%(令和7年度・全科目受験/科目免除を含む計は51.6%)
受験料
9,800円(電子申請)/ 10,300円(書面申請)
試験時間
法令 60分 / 保安管理技術 90分

ここまで読めたら、オリジナル予想問題を 1 問だけ解いて、今の理解度を 30 秒で確認しましょう。

対象の参考書・問題集も読み放題 — Kindle Unlimited 30日無料(PR)

この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士・危険物取扱者・電気工事士などの国家資格、普通免許・原付の学科、 簿記・FP 技能検定・IT パスポート・宅地建物取引士などの検定・資格まで103 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照しています。 記事と問題の作成には AI を使っています。問題はすべてオリジナルで、 自動の検査と、作成とは別の担当による反証 (事実と出典を選択肢ごとに確かめる) を通してから公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

この記事をシェア

LINE で送るX でポスト
広告

この記事は に最終更新されました