冷凍3種 (第三種冷凍機械責任者) の過去問は、高圧ガス保安協会 (KHK) の試験問題の公表ページから無料で入手できます。「第三種冷凍機械」の行にある「三冷法」が法令、「三冷保」が保安管理技術の問題PDFです。正解番号は同じページの正解答PDFに載っていますが、解説は付いていません。
2026年10月11日に確認したところ、掲載されていたのは令和7年度の1回分でした。解き終えたら科目ごとに採点し、正解番号から記述ごとの正誤を割り出します。間違えた分野は、保安管理技術なら理解に戻り、法令なら数値と条件を覚え直してから、練習問題で確かめます。
冷凍3種の過去問 (KHKの公表問題) の入手先と、ページの読み方
KHKの公表ページには、高圧ガス製造保安責任者試験などの試験の種類ごとに行が並んでいます。第一種・第二種冷凍機械の行と取り違えないよう、「第三種冷凍機械」の行を確かめてから開きましょう。第三種には学識の試験がないため、その行の3列目 (第一種・第二種冷凍機械の行では「一冷学」「二冷学」が入る列) は空欄です。
| 探すもの | 公表ページでの表示 | KHKが示す掲載期間 |
|---|---|---|
| 法令の問題 (20問) | 第三種冷凍機械の行の「三冷法」 | 当年度試験実施翌日~当年度1月下旬まで |
| 保安管理技術の問題 (15問) | 第三種冷凍機械の行の「三冷保」 | 同上 |
| 正解番号 | 「令和7年度 高圧ガス製造保安責任者試験等(択一式)の正解答」 | 当年度試験実施翌日~翌年度試験実施日の1週間前まで |
正解答PDFは、すべての試験の種類を1枚にまとめた表です。第三種冷凍機械は「IX」が法令、「IY」が保安管理技術の行です。問題用紙の表紙にも同じ記号が印字されているので、照合してから採点すると行を取り違えません。
問題の掲載期間は「当年度1月下旬まで」と示されていますが、10月11日の時点でも令和7年度の問題が掲載されていました。いつ外れるかは分からないため、使うつもりなら早めに保存しておくと安心です。正解番号の掲載は令和8年度試験日 (2026年11月8日) の1週間前までなので、問題と一緒に保存しておきましょう。ここでは問題文や正解番号の転載はしていません。
令和8年度の分は、KHKの令和8年度受験案内によると、試験問題と択一式の正解番号が2026年11月9日 (月) 午後3時に公表される予定です。受験案内にも、公表には期限があると書かれています。
1年度分より多く解きたいとき
今の公表ページで解けるのは1年度分です。前の年度も解きたい場合、KHKの三冷の国家試験対策セットの案内では、日本冷凍空調学会発行の『冷凍機械責任者(1・2・3冷) 試験問題と解答例 令和7年度編入版』が紹介されています。第1種〜第3種の国家試験の問題と解答・解説を過去5年分収録した書籍で、2026年4月発行、定価は税込2,037円と記載されています。
年度が違う問題では、法令の基準日も違います。古い年度の法令問題を解くときは、次の節の確認をしてください。
なお、KHKが行う講習の検定試験の問題も公表されます。ただし講習検定の公表案内では、公表期間は1か月程度で、試験問題はダウンロードと印刷ができない形式と説明されています。自宅で繰り返し解く用途には、国家試験の公表問題が向いています。
法令は「何年4月1日の法令か」を確認してから解く
令和7年度の法令の問題用紙には、冒頭に「令和7年4月1日現在施行されている高圧ガス保安法に係る法令に基づき出題している」と書かれています。令和8年度の受験案内では、法令の欄が「令和8年4月 1 日現在施行されている法令に基づき出題」です。公表問題の正解は、その年度の基準日の法令で決まっています。
基準日の違いで条文が変わった例があります。冷凍保安規則第9条第2号は、令和7年4月1日時点の版では、製造施設の異常の有無の点検を「一日に一回以上」行うと定めていました。令和8年4月1日時点の版 (2025年4月18日施行) には、この回数の文言がありません。令和7年度の法令問題にこの回数を問う記述はありませんでしたが、古い教材やメモで「1日1回」と覚えていないかは確認しておきましょう。
もう一つ、e-Gov法令検索で表示される版 (2026年9月25日時点では2026年6月12日施行の版) が、受験年の基準日の版とは限りません。冷凍保安規則は2026年6月12日施行の改正で、第62条に、認定指定設備の冷媒ガスの種類の変更を行ったときも指定設備認定証が無効になる旨が加わりました (経済産業大臣が認める種類の変更で、指定設備認定機関等の調査を受け、認定指定設備技術基準適合書の交付を受けた場合を除く)。これは令和8年度試験の基準日 (令和8年4月1日) より後の施行です。令和7年度の問20も認定指定設備を扱う設問でした。
法令の問題を復習するときは、次の順で確認します。
- 問題用紙の冒頭で、その年度の法令の基準日を確認する。
- 間違えた記述の条文・数値・条件を、教材の出典や解説から特定する。
- 受験する年度の基準日の版で、その条文が変わっていないか確認する。
- 教材の対応年度・正誤表・改訂情報を確認する。
改正のあった箇所は、古い正解だけを覚えず、受験年に適用される内容と変更点を並べてメモします。教材の発行年が新しいことだけで、すべての改正に対応しているとは判断できません。
初回は本番の時間割で解き、科目別に採点する
令和8年度の試験時間は、法令が60分 (9:30〜10:30)、保安管理技術が90分 (11:10〜12:40) です。公表問題も、この順と時間で解くと本番の感覚をつかめます。
令和7年度の問題は、法令20問がイ・ロ・ハの3つの記述、保安管理技術15問がイ・ロ・ハ・ニの4つの記述について、問いに当てはまる組合せを5つの選択肢から1つ選ぶ形式でした。問題用紙の注意事項には、1問に2つ以上選ぶとその問題は0点になると書かれています。
合格基準は、受験案内では「各科目とも満点の60パーセント程度」、令和7年度の正解答PDFの備考では「各科目とも満点の60%」です。自己採点では法令12問・保安管理技術9問を目安にし、2科目の合計ではなく科目ごとに判定します。
| 使う段階 | 確認すること | 残す記録 |
|---|---|---|
| 初めて解く | 時間内に終わるか、初見で判断できるか | 所要時間、科目別の得点、迷った問題 |
| 採点する | 正解番号から、記述ごとの正誤を割り出す | 記述ごとの○×と、自分の判断が違った記述 |
| 調べる | 選ばなかった記述が、なぜ当てはまらないか | 分からなかった用語・条件・教材のページ |
| 答えを閉じて解き直す | 理由を自分の言葉で説明できるか | 解き直した日、まだ迷う点 |
| 別の問題で確かめる | 条件が変わっても判断できるか | 初見の結果と、反復した問題の結果を分ける |
正解番号から、記述ごとの正誤を割り出す
KHKが公表しているのは正解の番号だけです。ただし組合せ形式なので、正解の選択肢に入っている記述が「問いに当てはまる記述」、入っていない記述が「当てはまらない記述」と分かります。たとえば正解の選択肢が「イ、ハ」なら、イとハが当てはまり、ロは当てはまりません。
番号が合っていても、消去法でたまたま当たった記述が混ざっていることがあります。採点は問題ごとの○×ではなく記述ごとの○×で付けると、どの知識が抜けているかが見えます。
一度解いた問題を使い終わりにする必要はありません。ただし、選択肢の番号を覚えて正解した結果と、内容を理解して判断した結果は区別しましょう。公表問題1回分の得点だけで、本番の合否を見通すこともできません。
冷凍3種 35問は「保安管理技術 (理解演習) + 法令 (数値暗記)」の2系統で攻略する
第三種冷凍機械責任者試験の本番は法令20問 + 保安管理技術15問 = 計35問です。この2科目は性質がまったく異なります。
| 科目 | 問題数 | 演習の軸 | アプローチ |
|---|---|---|---|
| 法令 | 20問 | 高圧ガス保安法の数値暗記 | フラッシュカード反復 |
| 保安管理技術 | 15問 | p-h線図の理解先行 | 白紙再現演習 |
この2系統を混同して同じ方法で演習しているかぎり、合格圏 (各科目とも満点の60%程度) には届きにくいです。公表問題で間違えた記述は、まず下の表でどの分野かを決めてから、それぞれの方法で復習します。
令和7年度の法令20問を分野に分ける
問題文の転載ではなく、各問が何を扱っているかを編集部で整理した表です。
| 問番号 | 主な内容 | 復習で確かめること |
|---|---|---|
| 1〜3 | 法の目的、高圧ガスの定義、適用除外、製造の許可 | 定義の数値と、許可が必要になる冷凍能力 |
| 4〜6 | 冷媒ガス補充用の容器による貯蔵・移動、容器 | 貯蔵・移動の基準と、容器そのものの基準のどちらの話か |
| 7 | 冷凍能力の算定基準 | 算定に使う数値の種類 |
| 8〜14 | 第二種製造者、冷凍保安責任者と代理者、保安検査、定期自主検査、危害予防規程と保安教育計画、危険時の届出と帳簿、変更の工事 | 対象者・期限・周期・届出先の組み合わせ |
| 15〜19 | 製造施設と製造の方法の技術上の基準 (冷凍保安規則) | アンモニアなど冷媒ごとの条件 |
| 20 | 認定指定設備 | 認定の条件と、認定証が無効になる場合 |
法令は、数値だけを抜き出すと対象を取り違えます。「誰の」「どの設備の」「何を」「いつまでに」を一緒に書き留めます。
令和7年度の保安管理技術15問を分野に分ける
| 問番号 | 主な分野 |
|---|---|
| 1〜5 | 冷凍の原理、熱の移動、圧縮機の性能、冷媒と冷凍機油、圧縮機 |
| 6〜10 | 凝縮器、蒸発器、自動制御機器、附属機器、冷媒配管 |
| 11〜15 | 安全装置、材料の強さと圧力容器、据付けと試験、運転、保守管理 |
問ごとにテキストで戻る場所は、令和7年度の保安管理技術15問と復習先で1問ずつ整理しています。配管や材料、据付けで間違えたときは、p-h線図ではなくその章に戻ります。
保安管理技術15問: p-h線図の白紙再現演習
保安管理技術の15問は、イ・ロ・ハ・ニの記述の正誤を組み合わせで選ぶ形式で、原理の理解を確認する設問が中心です (令和7年度の公表問題では、数値計算を要する設問はありませんでした)。ここでの核心は p-h線図 (圧力-エンタルピー線図) の理解です。
p-h線図の白紙再現が最初の到達目標
p-h線図には冷凍サイクルの4工程が凝縮されています。
| 工程 | 状態変化 | p-h線図上の変化 |
|---|---|---|
| 蒸発 | 低圧で冷媒が蒸発、周囲から熱を吸収 | エンタルピー増加、圧力一定 |
| 圧縮 | コンプレッサーで高圧化 | 圧力増加、エンタルピー増加 |
| 凝縮 | 高圧で放熱、液化 | エンタルピー減少、圧力一定 |
| 膨張 | 膨張弁で減圧 | 圧力減少、エンタルピー一定 |
この4工程を言葉で説明できた後、白紙にp-h線図として描き起こせるまで理解します。テキストを見ないで再現できるレベルに達してから、練習問題を使って理解の確認に進みます。
安全装置の演習: 高圧遮断装置・圧力計・液面計
保安管理技術では安全装置の種類・設置要件もよく問われます。令和7年度の公表問題でも、問11が安全装置を扱う設問でした。練習問題を解きながら「なぜその安全装置が必要か」を設備の構造と結びつけて理解することが重要です。
演習の順番: テキストで構造を理解 → 練習問題で確認 → 間違えたら構造の理解に戻る
この順番で進め、保安管理技術15問で9問以上 (60%) を安定して取れるかを確かめます。
法令20問: 高圧ガス保安法の数値フラッシュカード演習
法令の20問は、高圧ガス保安法に基づく許可・届出・検査の数値と手続きを問う暗記型の問題が中心です。
頻出数値の分類と暗記カード化
法令で押さえたい数値は主に以下の3カテゴリです。令和7年度の公表問題にも、製造の許可 (問3)、保安検査 (問10)、定期自主検査 (問11)、変更の工事 (問14) を扱う設問がありました。
| カテゴリ | 頻出数値の例 | フラッシュカード化のポイント |
|---|---|---|
| 許可基準 | 1日の冷凍能力が、フルオロカーボン・アンモニアは50t以上で第一種製造者 (許可)。二酸化炭素などの第一種ガスも50t以上、それ以外のガスは20t以上 (いずれも認定指定設備を除く。認定指定設備だけを使う場合は許可の対象外) | 冷媒の種類ごとに50t / 20tを区別して覚える。認定指定設備が除かれる点も同じカードに書く |
| 点検頻度 | 定期自主検査: 第一種製造者など (一部の第二種製造者を含む) は1年に1回以上 | 第一種製造者の特定施設が受ける保安検査「3年に1回」との区別 |
| 届出義務 | 変更工事の届出: 事前届出 or 許可申請の区別 | 許可 vs 届出の条件を対比表で整理 |
許可基準は高圧ガス保安法第5条第1項第2号と同法施行令第4条、周期は冷凍保安規則第44条第3項 (定期自主検査) と第40条第2項 (保安検査) で、いずれも令和8年4月1日時点の版で確認しました。
フラッシュカードの表面に「第一種製造者の冷凍能力の境界は?」と書き、裏面に「フルオロカーボン・アンモニアは50t以上。二酸化炭素などの第一種ガスも50t以上。それ以外のガスは20t以上。いずれも認定指定設備を除く」と書いて反復します。数値が確実に入ってから練習問題を解くことで、練習問題が理解の確認手段として機能します。
製造者の区分と検査の周期を並べた表は、冷凍3種の語呂合わせと法令数値の比較表にまとめています。
法令は練習問題中心で合格圏に届く
保安管理技術と異なり、法令は条文の数値や条件を問う問題が中心です。令和7年度の法令20問は、すべてイ・ロ・ハの3つの記述から組合せを選ぶ形式でした。ぴよパスの法令カテゴリの問題を繰り返すことで、高圧ガス保安法の条文と数値を条件と一緒に確認できます。
法令の演習ゴール: 練習問題で12問以上 (60%) 安定正答
公表問題と練習問題をつなぐ記録表
次の表を、自分のノートに写して使えます。公表問題の文を丸ごと写す必要はなく、年度・科目・問番号と、分からなかったことを短く記録します。
| 記録する項目 | 書き方の例 |
|---|---|
| 出典と位置 | 令和7年度、法令 (IX) または保安管理技術 (IY)、問番号、記述の記号 |
| 迷った理由 | 用語が不明、条件を読み落とした、数値の対象を取り違えた |
| 調べた場所 | 教材の章・ページ、条文の番号と基準日 |
| 確認したこと | なぜその判断になるかを一文で書く |
| 再確認 | 解き直した日と、別の問題でも判断できたか |
ぴよパス180問 = 本番5.1倍ボリュームの3周演習
ぴよパスの冷凍3種オリジナル予想問題は180問です。本番試験は35問ですので、180÷35≒5.1倍のボリュームになります。KHKの公表問題を転載したものではなく、出題範囲を参考に独自に作成した練習問題で、1問ごとに解説があります。公表問題で間違えた分野を、法令の練習問題 (90問) と保安管理技術の練習問題 (90問) で確かめてください。
3周演習で本番15周相当の演習量
| 周回 | 目的 | 180問の使い方 |
|---|---|---|
| 1周目 | 全体傾向把握 | 全180問を時間制限なしで通す |
| 2周目 | 弱点集中克服 | 間違えた問題のみ再演習 |
| 3周目 | 本番形式確認 | 各科目の正答率60%+を確認 |
3周演習すると、各問題を平均3回見直すことになります。本番35問換算で3×5.1≒15周分の演習量になり、出題パターンの網羅率が大きく高まります。
科目別の演習有効度
| 科目 | 練習問題の有効度 | 補足 |
|---|---|---|
| 法令 | 高い | 暗記型、練習問題中心で合格圏に届く |
| 保安管理技術 | 中程度 | p-h線図はテキスト理解が先行必須 |
保安管理技術の演習は「理解の後」: p-h線図を理解せずに練習問題だけ繰り返しても正答率は上がりにくいです。テキストで4工程を図解できるレベルにしてから演習に移ります。
独学の本命テキスト
公表問題の正解番号だけでは理由が分からないときは、テキストの該当章に戻ります。第三種冷凍機械責任者の学習に使うテキストで迷ったら、評価の定まったこの本命が無難です。
※価格・評価は変動します。購入前に版・刷を確認し、出版社の最新版・正誤表・改訂情報と照合してください。上記は Amazon アソシエイトのリンクです。
年1回11月試験の長期学習者向け6ヶ月演習プラン
第三種冷凍機械責任者試験は高圧ガス保安協会主催、年1回11月開催です。年複数回受験できる試験と異なり、1年に1度しかチャンスがありません。この特性を踏まえた長期演習プランが必要です。
2026年度の試験日は11月8日 (日) です。KHKの国家試験の案内では、受験申込は電子申請が9月2日、書面申請が8月31日で締め切られています。
5月開始の6ヶ月プラン
| 時期 | 主な取り組み | ぴよパスの使い方 |
|---|---|---|
| 5〜6月 | テキストで p-h線図を理解 / 法令の全体像を把握 | まだ演習前、テキスト優先 |
| 7月 | 演習1周目: 全180問通し、傾向把握 | 正答率より網羅率重視 |
| 8月 | 演習2周目: 弱点問題集中演習 | 保安管理技術の弱点集中 |
| 9月 | 演習3周目: 本番形式で60%+確認 | 各科目の合格ライン確認 |
| 10月 | 直前期: 模試形式 + 弱点最終補強 | 模試で時間配分も練習 |
| 11月 | 試験本番 | — |
月別の週次ノルマの目安として、7月の1周目では180問を4週で消化するなら1週あたり40問(1日6〜7問)が目安です。2周目以降は弱点問題に絞るので問数が減り、演習密度を上げる時間に充てられます。
年1回試験の失敗回避ポイント
年1回しかチャンスがない試験では「7月に始めれば間に合う」という甘い見通しが致命的です。5月から6ヶ月の余裕を持って演習を積み上げることで、10月の直前期に自信を持って模試に臨めます。
9月下旬から準備を始める方は、試験日 (2026年11月8日) までに上の表の手順を順に進める時間がありません。全範囲を均等に回すのではなく、まずKHKの公表問題を1回解いて科目別の得点と弱い分野を確かめ、その分野の練習問題とテキストに時間を割きます。
直前期10月: 本番形式模試 + 弱点強化
10月になったら演習の質を変えます。問題を解くことより「本番の試験時間内でどう動くか」の練習に切り替えます。
直前模試の設定
| 設定項目 | 本番に合わせた条件 |
|---|---|
| 出題数 | 法令20問 + 保安管理技術15問 = 35問 |
| 制限時間 | 150分 (本番は法令60分と保安管理90分が間隔をおいた別々の試験。模試は通しで実施) |
| 合格ライン確認 | 法令12問前後 / 保安管理技術9問前後 (各科目とも満点の60%程度) |
| 実施頻度 | 10月中に最低3回 |
3回のうち1回は、KHKの令和7年度公表問題を本番の時間割 (法令60分、40分あけて保安管理技術90分) で解くと、実際の問題の分量と聞き方で時間配分を確かめられます。1度解いた問題を使う回は、初見の回と得点を分けて記録します。ぴよパスの模擬試験 (Premium)は、法令20問と保安管理技術15問を通しで解く形式です。
模試後に間違えた問題は必ずカテゴリ別に整理します。法令の数値ミスならフラッシュカードに戻る、保安管理技術の理解不足ならp-h線図の白紙再現から再確認するという流れを徹底します。
合格圏に入るための演習チェックリスト
以下をすべて達成した状態で本番を迎えることが目標です。
- KHKの公表問題を時間を計って解き、記述ごとの○×まで付け直した
- p-h線図の4工程を白紙に再現できる
- 高圧ガス保安法の頻出数値をフラッシュカードで即答できる
- 法令20問で12問+の安定正答 (60%+)
- 保安管理技術15問で9問+の安定正答 (60%+)
- 直前模試3回以上で科目別の合格ライン (各科目とも満点の60%程度) を確認
執筆ノート — 冷凍3種の練習問題活用で避けたい失敗パターン
ぴよパスの問題解説を作成する中で、つまずきやすいと考える進め方を3つ挙げます。受験者を調査した結果ではなく、編集部の見立てです。
失敗パターン1: 保安管理技術の問題をp-h線図の理解なしに繰り返す → 問題のパターン暗記になり、応用問題で崩れる
失敗パターン2: 法令の数値を問題を解きながら覚えようとする → 演習中に数値を引っ張り出す手間がかかり、速度も定着率も下がる
失敗パターン3: 年1回の試験なのに夏から学習を始める → 10月の直前期に演習不足が露呈し、間に合わない
冷凍3種は「試験対策の設計」自体が合否を分ける試験です。保安管理技術は理解先行、法令は数値暗記先行、そして5月から6ヶ月かけてじっくり演習量を積む。この設計を最初に決めることが合格への確かな近道です。
出典 (2026年9月25日確認):
- 高圧ガス保安協会 第三種冷凍機械責任者試験 — 試験概要・受験案内・試験科目
- 高圧ガス保安協会 正解答、合格者番号、試験問題の公表 — 令和7年度の試験問題・正解答・掲載期間
- 令和7年度 第三種冷凍機械 法令試験問題 (PDF) / 保安管理技術試験問題 (PDF)
- 令和7年度 高圧ガス製造保安責任者試験等(択一式)の正解答 (PDF)
- 高圧ガス保安協会 令和8年度 受験案内書 (PDF) — 試験科目・試験時間・合格基準・公表日
- 高圧ガス保安協会 国家試験のお申込み — 試験日・受付期間
- 高圧ガス保安協会 第三種冷凍機械ベーシック5点セット — 試験問題と解答例の書籍情報
- 高圧ガス保安協会 講習検定試験の試験問題、正解答、合格者番号の公表
- 高圧ガス保安法 (昭和26年法律第204号) 第5条・第35条の2、高圧ガス保安法施行令 第2条・第4条、冷凍保安規則 第9条・第40条・第44条・第62条 (いずれもe-Gov法令検索)。令和7年4月1日・令和8年4月1日・2026年9月25日時点の版を比較
よくある質問 (FAQ)
Q. 冷凍3種の過去問はどこで手に入る?
高圧ガス保安協会 (KHK) の試験問題の公表ページで、「第三種冷凍機械」の行の「三冷法」(法令) と「三冷保」(保安管理技術) のPDFを開きます。2026年9月25日の確認では令和7年度の1回分が掲載されていました。KHKは問題の掲載期間を「当年度1月下旬まで」と示しているため、見つけたら保存しておくと安心です。
Q. KHKの公表問題に正解や解説はある?
正解番号は、同じページの「令和7年度 高圧ガス製造保安責任者試験等(択一式)の正解答」PDFに載っています。第三種冷凍機械は「IX」が法令、「IY」が保安管理技術の行です。第三種について解説は公表されていないので、理由はテキストや解説付きの問題集で確かめます。
Q. 令和8年度の問題はいつ公表される?
KHKの令和8年度受験案内では、試験問題と択一式の正解番号の公表日は2026年11月9日 (月) 午後3時 (予定) です。公表ページは https://shiken.khk.or.jp/shiken.html と案内されています。
Q. ぴよパスの問題は過去問ですか?
いいえ。KHKの公表問題を転載したものではなく、出題範囲を参考に独自に作成したオリジナル練習問題です。公表問題で見つかった弱い分野を、分野別に解き直す用途で使えます。
Q. 冷凍3種の練習問題は保安管理技術と法令でどう使い分けるの?
保安管理技術15問はp-h線図・冷凍サイクル4工程・安全装置の「理解先行演習」が有効です。まず白紙にp-h線図を再現できるまで理解してから問題を解きます。法令20問は高圧ガス保安法の許可・届出・点検頻度などの数値を「フラッシュカード反復」で暗記してから問題で確認します。2科目を同じ方法で演習するのは非効率です。
Q. 冷凍3種の試験は年何回ある?
高圧ガス保安協会主催の第三種冷凍機械責任者試験は年1回、11月実施です。年複数回のチャンスがある試験と異なり、1回ごとが勝負になります。5月から学習を始める6ヶ月プランが長期学習者に最適です。
Q. p-h線図の白紙再現演習とはどんな練習?
テキストや参考書を見ないでp-h線図 (圧力-エンタルピー線図) の4状態点 (蒸発→圧縮→凝縮→膨張) を白紙に書き起こす練習です。冷凍サイクルの各工程で何が起きているかを言語化できるようになってから、練習問題で理解を確認します。この順番が重要で、p-h線図を理解せずに問題だけ繰り返しても得点につながりません。
Q. 法令の数値フラッシュカード演習とは?
高圧ガス保安協会の試験で頻出の数値をフラッシュカード (単語カードや暗記アプリ) で反復する演習法です。まず数値を覚えてから練習問題を解き、数値の正確さを確認します。
Q. ぴよパス180問は本番35問の何倍のボリューム?
ぴよパスの冷凍3種オリジナル予想問題は180問、本番試験は法令20問+保安管理技術15問=35問です。180÷35≒5.1倍のボリュームになります。3周演習すると本番換算で約15周分の演習量になり、出題パターンの網羅率が高まります。





