独学か講習かは、受験までの順序から考える
冷凍3種には、国家試験で法令と保安管理技術を受ける方法と、KHKの講習・検定を先に修了して科目免除を申請する方法があります。まず違いを、何を学び、どの試験を受けるかで比べてみましょう。
| 比較する点 | 全科目を直接受験 | KHK講習・検定を利用 |
|---|---|---|
| 学ぶ科目 | 法令と保安管理技術 | 講習で法令と保安管理技術を学ぶ |
| 国家試験の前 | 自分で学習を進める | 講習を受講し、保安管理技術の検定に合格する |
| 国家試験 | 法令と保安管理技術を受験 | 保安管理技術の免除を申請し、法令を受験 |
| 日程の制約 | 国家試験の申込・試験日を確認 | 講習・検定と国家試験の両方を確認 |
制度の根拠はKHKの第三種冷凍機械責任者案内です。講習を選んでも、保安管理技術を学ばずに済むわけではありません。講習後に、その科目の検定試験があります。
費用は、両方にかかるものと追加分を分ける
2026年9月11日確認の電子申請受験料は9,800円、KHK第三種冷凍機械の受講・受検料は17,500円です。後者にテキスト代は含まれません。
| 比較の範囲 | 全科目を直接受験 | KHK講習・検定を利用 |
|---|---|---|
| 国家試験の受験料 | 電子申請9,800円 | 電子申請9,800円 |
| 受講・受検料 | かからない | 17,500円 |
| 上の2項目の合計 | 9,800円 | 27,300円 |
| 別に見込むもの | 教材、移動、写真・印刷、免状交付など | 講習用教材、検定と国家試験の移動、写真・印刷、免状交付など |
KHKの講習概要・受講受検料と試験手数料表を基にした比較です。教材や移動費まで含めた予算例は冷凍3種の取得費用で確認できます。
「講習なら一度で合格する」という前提で費用差を判断せず、講義を受けたい理由と、検定の準備に使える時間も合わせて考えてください。
講習はオンライン受講と会場での検定を確認する
KHKの第三種冷凍機械講習は、法令7時間・保安管理技術14時間の計21時間です。検定は保安管理技術のみですが、法令を含む全講習科目の受講が必要です。講習内容と検定科目
講習の多くはオンライン、検定は会場集合という実施方法が案内されています。KHKの講習・検定案内で、視聴期間・必要な環境・検定会場を確認しましょう。「3日間会場へ行けるか」だけで判断しないことが大切です。
民間の動画講座は、独学を補う選択肢です。民間対策講座の受講だけでは、KHK講習による科目免除にはなりません。 講義で説明を聞きたいのか、制度上の科目免除も使いたいのかを分けると、教材や講座を選びやすくなります。アプリ・動画講座の比較も参考にしてください。
迷ったときは、学習で困っている点を確かめる
| 今の困りごと | 先に試すこと |
|---|---|
| 用語を忘れて問題が解けない | テキストの該当箇所を読み、同じ問題を解き直す |
| 圧縮機や蒸発器の働きを説明できない | 冷凍サイクルの図に、機器の役割を書き込む |
| 一人で読んでも理解が進まない | 講義の内容・教材・質問対応を確認する |
| 講習と仕事を両立できるか不安 | 視聴に使える時間と、検定日の移動を予定表に入れる |
これは編集部が提案する判断の進め方です。文系・理系という分類や、数問の正誤だけで受験方法を決める必要はありません。まず保安管理技術の無料練習問題を解き、間違えた理由を解説と照合してみてください。
2026年度の受験と、次回講習を混同しない
2026年度の国家試験は11月8日で、新規申込の受付は終了しています。申込済みなら、まず受験票と納付状況を確認して、受験する科目の復習を進めます。
次回講習の受付は2026年11月10日〜24日、講習期間は2027年1月29日〜2月18日と掲載されています。検定日には公式案内間で相違があるため、講習の正式案内と掲載日程を確認してください。この日程で、2026年11月の国家試験に向けて免除を取ることはできません。
免除制度を使う方も、国家試験の申込と法令の学習は必要です。科目免除の申請までの手順を確認し、法令の無料練習問題へ進んでください。





