冷凍3種の費用は、国家試験と講習を分けて計算する
冷凍3種の国家試験は、電子申請の受験料が9,800円です。KHKの科目免除講習を選ぶ場合は、これとは別に受講・受検料17,500円と講習用テキスト代がかかります。
講習費を払えば資格が取れるわけではありません。講習後の検定に合格して保安管理技術の免除を申請し、国家試験では法令に合格する必要があります。民間の対策講座を受けるだけで科目免除になる制度でもありません。
| 費用項目 | 2026年9月11日確認の金額 |
|---|---|
| 国家試験・電子申請 | 9,800円 |
| 国家試験・書面申請 | 10,300円 |
| KHK第三種冷凍機械講習の受講・受検料 | 17,500円。テキスト代は別 |
| 免状交付手数料 | KHK手数料表の掲載額は3,400円 |
試験・免状の掲載額はKHK手数料表(2026年6月12日版・末尾)、講習費と教材の扱いは冷凍機械講習の案内で確認できます。免状は申請時の案内で手数料・提出先を確認してください。
2026年度の国家試験の申込受付は終了しています。申込済みの方は振込確認と受験票の準備へ進んでください。次年度の金額は、その年度の案内で再確認します。
教材1冊で直接受験する場合の予算例
直接受験の予算は、受験料・教材・合格後の免状交付手数料に、自分の移動費などを足して作ります。写真代や交通費を全員共通の固定額にすると、実際の必要額とずれるため、下の表を参考に、自分の金額で見積もってください。
| 項目 | 例に使う金額 |
|---|---|
| 電子申請の受験料 | 9,800円 |
| ナツメ社の第3版テキスト1冊 | 2,640円(税込定価) |
| 免状交付手数料 | 3,400円(現在の掲載額) |
| 上の3項目の小計 | 15,840円 |
| 自分で加える費用 | 写真、会場までの往復、振込手数料、印刷、郵送等 |
これは編集部が条件を置いた計算例です。9,800+2,640+3,400=15,840円で、資格取得に必ずこの金額だけで足りるという意味ではありません。教材をすでに持っている場合や追加で問題集を買う場合は、教材欄を入れ替えて計算します。
例の書籍は佐藤英男著『トコトンわかりやすい! 第3種冷凍機械責任者試験完全テキスト 第3版』、ISBN9784816376665です。ナツメ社の書誌と紹介では、保安管理技術・法令と模擬問題2回分を収録しています。定価は2026年9月11日の掲載内容です。
購入前に版と出版社の正誤表を確認してください。上記はAmazonアソシエイトのリンクです。
KHK講習では、教材代と検定会場への移動費も見込む
第三種冷凍機械の講義は、法令7時間と保安管理技術14時間、計21時間です。検定の科目は保安管理技術ですが、法令を含む全講習科目の受講が必要です。受講・受検料にテキスト代は含まれません。KHKの講習概要
| 段階 | 費用・準備の確認点 |
|---|---|
| 講習の申込 | 受講・受検料と、指定テキストを確認する |
| 講習の受講 | オンラインの受講環境と、期間内に全科目を見る時間を確保する |
| 検定試験 | 会場への移動費を加える。講習の視聴だけで免除は確定しない |
| 国家試験 | 別途申込と受験料が必要。免除申請後も法令の対策を続ける |
KHKは講習の多くをオンラインで実施し、検定試験は会場で行うと案内しています。「平日3日間、会場へ通う費用」と一律に見積もらず、希望する講習の実施方法を確認してください。
受験料を電子申請の額で計算すると、講習17,500円+国家試験9,800円+免状3,400円の小計は30,700円です。ここには講習用教材代、検定と国家試験の交通費、写真・印刷等を含めていません。
2回受験と講習を、同じ費用項目で比べる
「直接受験で一度落ちるくらいなら講習のほうが安い」とは一律に言えません。教材や移動費を混ぜる前に、まず受験料と受講・受検料だけを比較します。
| 比較する条件 | 受験料・受講受検料の計算 |
|---|---|
| 直接受験を1回 | 9,800円 |
| 直接受験を2回 | 9,800円×2=19,600円 |
| KHK講習・検定1回+国家試験1回 | 17,500円+9,800円=27,300円 |
同じ掲載料金が続くと仮定した編集部の比較例です。最後の行は、講習を受講して検定に合格し、国家試験も1回で終える想定です。この範囲では27,300−19,600=7,700円で、講習を選ぶほうが高くなります。さらに教材・移動費などの違いがあります。
一方で、費用だけでは、講義を通して理解したいという希望や、受験の順序を分けたいという事情までは決まりません。講習を選んでも検定・国家試験の合格は保証されないため、「確実な合格を買える」という前提で決めないことが大切です。
次回の講習を考えるなら、国家試験との前後関係を確認
KHKの三冷案内に掲載されている次回予定は、次のとおりです。
| 手続き・実施 | 掲載されている予定 |
|---|---|
| 講習の受付 | 2026年11月10日(火)〜11月24日(火) |
| 講習の期間 | 2027年1月29日(金)〜2月18日(木) |
| 検定試験 | 公式掲載間に日付の相違があるため、申込時の案内書で確認 |
検定日は、三冷の専用案内では2027年2月28日、8月20日更新の年間予定表では3月7日となっています。申込前に正式な講習案内書で確認してください。いずれも2026年11月8日の国家試験より後であり、今年の本試験直前に免除を取る日程ではありません。
教材費を決める前に、解けない理由を確認する
問題を解いて「用語を知らない」のか、「機器の働きを説明できない」のかを確認すると、買い足す教材の用途を決めやすくなります。
- 法令の無料練習問題で、条件や用語の読み違いを解説と照合する。
- 保安管理技術の無料練習問題で、冷凍サイクルや安全装置の働きを確認する。
- スマホでの復習の進め方を見て、短い時間に解き直す方法を決める。
図解を読み返したいならテキスト、解答後に同じ間違いを繰り返すなら解説と解き直し、講義で理解したいなら講座というように、困っている点に合わせて選びましょう。すでに持っている教材で補える範囲を確かめてから、追加費用を決めてください。





