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標識の覚え方|本標識の形(ひし形・円・四角)と決まりから外れる標識、補助標識の「始まり」「終わり」「区間内」「区域内」

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仮免・本免 学科の試験基本情報
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受験料
都道府県で異なる(例: 宮城県警察の指定自動車教習所卒業者は試験手数料1,900円、別に免許証の交付手数料)
試験時間
本免50分/仮免30分
合格率
宮城県警察の公表例で仮免86.3%・本免69.1%(令和5年〜令和7年の県内平均。全国の数値は非公表)
合格基準

本免・仮免とも90%以上(本免は文章問題90問(1問1点)とイラスト問題5問(1問2点)の100点満点で90点以上、仮免は文章問題50問(1問1点)で45点以上)

科目別などの条件:章ごとの足切りはありません(合格基準は総得点の90%以上。道路交通法施行規則第25条)

標識の覚え方|本標識の形(ひし形・円・四角)と決まりから外れる標識、補助標識の「始まり」「終わり」「区間内」「区域内」
目次

道路標識は、本標識(案内・警戒・規制・指示の4種類)と補助標識に分かれます。 本標識は色と形で大づかみにでき、標識令の様式の図では、警戒標識はすべて黄色のひし形、規制標識は円が多く、指示標識は青い四角が多くなっています。ただし、一方通行(青い長方形)や一時停止・徐行(逆三角形)、横断歩道(青い五角形)のように、決まりから外れる標識があります。補助標識は、規制が行われている区間の「始まり」「終わり」や「区間内」「区域内」、日・時間、車の種類を示します。

  • 形を文で定めた条文はありません。形は、標識令の別表第二の様式の図で決まっています。
  • 「終わり」を示すのは補助標識で、「◯◯の終わり」という本標識はありません。
  • 「ここから」「ここまで」は補助標識の名前ではなく、「始まり」「終わり」の図に書かれた文字です。

標識の問題は、ぴよパスの信号・標識の練習問題で○×で無料で解けます。たとえば補助標識の役割の問題から始められます。どれもぴよパスのオリジナル予想問題で、本試験の問題ではありません。

この記事は、e-Gov 法令検索の「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」(標識令・2026年9月1日施行の版)と道路交通法、国家公安委員会告示「交通の方法に関する教則」(警察庁掲載の版)、警察庁の学科試験の通達(どれも2026年10月21日に確認)で確かめた内容です。標識の図はこの記事には載せていません。形は、標識令の様式の図と教則の付表3の絵を見て確かめたものです。

標識の分け方 — 本標識4種類と補助標識

標識令第1条は「道路標識は、本標識及び補助標識とする。」とし、第2項で「本標識は、案内標識、警戒標識、規制標識及び指示標識とする。」と定めています。教則は、4種類の意味を次のように説明しています(第1章第2節2)。

種類教則の説明例
規制標識特定の交通方法を禁止したり、特定の方法に従って通行するよう指定したりするもの通行止め・最高速度・一時停止
指示標識特定の交通方法ができることや、道路交通上決められた場所などを指示するもの駐車可・横断歩道・安全地帯
警戒標識道路上の危険や注意すべき状況などを前もって知らせ、注意を促すもの踏切あり・道路工事中
案内標識地点の名称、方面、距離などを示して、通行の便宜を図ろうとするもの市町村・方面と距離
補助標識本標識の意味を補足するもの。ふつう本標識の下に付き、規制の理由や、規制が適用される時間・曜日・自動車の種類などを特定する日・時間・車両の種類・始まり・終わり

形は大づかみの手がかりで、種類を決めるのは教則の説明です。規制は禁止と指定、指示はできることと場所、と押さえておきます。

形で大づかみにする

標識令の様式の図(別表第二)では、本標識板の形は種類ごとに次のようになっています。色は標識令の文(別表第二の備考)で定められています。

種類様式の図の形色(標識令の文)
警戒標識黄色のひし形(様式の図はすべてひし形)縁線・文字・記号が黒、縁と地が黄
規制標識円が多い白地に赤い枠と青い文字・記号が多い。青地のもの、赤地のものもある
指示標識正方形が多い青地に白い文字・記号が多い
案内標識(この記事では扱わない)一般道の方面・方向・距離は青地、高速道路などは緑地
補助標識長方形が多い(「終わり」には円の形もある)。ふつう本標識の下白地に黒い文字(矢印は赤か黒)

警戒標識は、形も色もいちばん決まりがはっきりしています。色の細かい例外は、「信号機あり」(記号の地が黒で、円が赤・黄・青)と「上り急勾配あり」「下り急勾配あり」(矢印が白)くらいで、地が黄でない警戒標識はありません。

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決まりから外れる標識

形と色の決まりから外れる標識は、形だけで種類を決めると取り違えるところです。標識令の色の文と様式の図で確かめた主なものを並べます(全部ではありません)。

標識種類形(様式の図)色(標識令の文)
一方通行規制長方形(横長と縦長)記号と縁線が白、縁と地が青
一時停止規制逆三角形文字と縁線が白、縁と地が赤
徐行・前方優先道路規制逆三角形文字が青、枠が赤、縁と地が白
歩行者等通行止め・歩行者等横断禁止規制正方形文字・記号が青、斜めの帯と枠が赤、縁と地が白
指定方向外進行禁止・一般原動機付自転車の右折方法(二段階)・警笛鳴らせ規制円地が青、文字・記号・縁が白
専用通行帯・進行方向別通行区分・平行駐車など規制正方形・長方形地が青、文字・記号・縁が白
車両進入禁止規制円(長円形も可)地が赤、帯と縁が白
横断歩道・自転車横断帯指示五角形(上が三角・下が四角)記号と縁線が白、縁と地が青
規制予告(409-A)指示—地が白、文字と縁線が青

この表からわかるのは、青い地と四角い形は、指示標識だけのものではない ということです。青い標識は、規制標識(一方通行・専用通行帯・指定方向外進行禁止など)にも、指示標識(駐車可・優先道路・横断歩道など)にも、案内標識(一般道の方面・方向・距離)にもあります。形と色で候補を絞ったら、最後は標識の意味で種類を決めます。

一方通行と、その出口に立つ車両進入禁止は、同じ道路の入口と出口の関係です。一方通行は「矢印の反対方向への通行の禁止」、車両進入禁止は「禁止される方向に向かって入ることの禁止」で、どちらも規制標識です。ほかの間違えやすい組み合わせは、標識問題のひっかけの記事で10組にまとめています。

補助標識の「始まり」「終わり」「区間内」「区域内」

道路交通法第4条第2項は、交通の規制は「区域、道路の区間又は場所を定めて行なう」もので、対象や日・時間を限ることができるとしています。補助標識は、この区間・区域・対象・日時を示します。

補助標識の名前表示する意味(標識令 別表第一)様式の図の形・文字
始まり規制が行われている区間(または区域)の始まりを示す右向きの矢印1本/「ここから」/「区域 ここから」
区間内規制が行われている区間内であることを示す左右両向きの矢印
区域内規制が行われている区域内であることを示す「区域内」
終わり規制が行われている区間(または区域)の終わりを示す左向きの矢印1本/「ここまで」/円に斜めの帯1本(帯と枠が青)/「区域 ここまで」
日・時間規制が行われている日や時間を示す例「日曜・休日を除く」「8-20」(8時から20時)
車両の種類規制の対象になる車両を特定する例「大貨」「原付を除く」
  • 様式の図と教則の付表3の絵では、右向きの矢印が始まり、両向きが区間内、左向きが終わり です(矢印の図は、標識令の備考で例示とされています)。
  • 「ここから」「ここまで」の文字は例示ではなく、始まり・終わりの図に決まって書かれる文字です。「この先100m」「8-20」「大貨」などの文字は例示です。
  • 標識令の規制標識の一覧には、「終わり」や「解除」を名前に含む規制標識はありません。規制の終わりは、補助標識「終わり」で示します。
  • 1本の柱に本標識が上下に付いていて、それぞれの区間の終わりを円の形の「終わり」(507-C)で示すときは、下の本標識の分は省略します(標識令 別表第二 備考四(一)3)。
  • 補助標識は白地に黒い文字(矢印は赤か黒)が原則です。地が白でないのは、「車両の種類」の一部(地が淡い黄)と、灯火で表示する最高速度などに付けるとき(黒地にできる)です。「終わり」の円の形は、地は白のまま、斜めの帯と枠が青です。

番号で分類がわかる

標識令の別表第一は、標識に番号を付けています。番号の百の位で分類がわかります。

番号分類例
101〜案内標識市町村(101)
201〜警戒標識踏切あり(207)・道路工事中(213)
301〜規制標識通行止め(301)・一方通行(326)・一時停止(330)
401〜指示標識駐車可(403)・横断歩道(407)
501〜補助標識始まり(505)・終わり(507)

この並びを文で定めた条文はなく、番号の並びから読み取れる事実です。また、教則の付表3は標識令と別の番号 を使っています(規制標識1〜42・指示標識51〜61・補助標識71〜91・案内標識101〜・警戒標識171〜)。教科書や問題集で番号を見るときは、どちらの番号かを確かめます。

学科試験での問われ方

警察庁の通達(丁運発第46号)は、学科試験の問題では「道路標識等の色彩部分はできる限り多色による印刷又は表示をすること」としています。標識はできるだけ色つきで示すことになっているので、色と形で種類を見分ける練習が役に立ちます。出題の範囲は教則で(道路交通法第97条第3項)、教則の付表3は標識の種類(名前)・番号・色と、規制・指示・補助標識の意味を並べています。標識の正式名称そのものが問われるかを書いた警察庁や都道府県警察の文書は、見つかりませんでした。名前と意味をセットで覚えておくと確かです。

例題: 補助標識

ぴよパスのオリジナル予想問題から1問です(本試験の問題ではありません)。正しければ○、誤りなら×で答えます。

例題 補助標識は、本標識の意味を補足するもので、規制が適用される時間や曜日、車の種類などを特定するために用いられる。

答え: ○。教則は、補助標識を本標識の意味を補足するものとし、ふつう本標識の下に取り付けられていて、規制の理由を示したり、規制が適用される時間・曜日・自動車の種類などを特定したりするとしています。 この問題を解く →

形と補助標識の○×(この記事のオリジナル)

  1. 一方通行の標識は、青い長方形なので指示標識である。
  2. 警戒標識は、標識令の様式の図ではすべて黄色のひし形である。
  3. 規制の区間の終わりは、本標識の「◯◯の終わり」の標識で示す。
  4. 左右両向きの矢印の補助標識は、規制が行われている区間内であることを示す。

答え: 1 ×(一方通行は規制標識。矢印の反対方向への通行を禁止する)・2 ○・3 ×(補助標識「終わり」で示す。「◯◯の終わり」という規制標識は無い)・4 ○(補助標識「区間内」)。

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練習問題と模擬試験

標識の問題は、普通免許の学科試験のページの「信号・標識」の分野から無料で解けます。本免と同じ文章問題90問・50分で通して解く模擬試験(本免モード)は Premium の機能です。模擬試験にはイラスト問題は入っていません。

まとめ

  • 道路標識は本標識(案内・警戒・規制・指示)と補助標識。規制は「禁止・指定」、指示は「できること・場所」。
  • 様式の図では、警戒標識はすべて黄色のひし形、規制標識は円が多く、指示標識は青い四角が多い。形を定めた条文は無く、形は様式の図で決まる。
  • 決まりから外れる標識: 一方通行(規制・青い長方形)、一時停止・徐行(規制・逆三角形)、横断歩道(指示・青い五角形)。青い標識は規制・指示・案内のどれにもある。
  • 様式の図の矢印は、右向きが始まり、両向きが区間内、左向きが終わり(矢印の図は例示)。「ここから」「ここまで」は決まった文字。規制の終わりを示す本標識は無い。
  • 標識令の番号は百の位で分類がわかる(1案内・2警戒・3規制・4指示・5補助)。教則の付表3は別の番号。

関連記事

出典

  • 道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(昭和35年総理府・建設省令第3号。e-Gov法令検索・2026年9月1日施行の版)第1条・第2条・第3条・別表第一・別表第二
  • 道路交通法(e-Gov法令検索・2026年7月21日施行の版)第4条・第97条第3項
  • 国家公安委員会告示「交通の方法に関する教則」(警察庁掲載の版)第1章第2節・付表3
  • 警察庁丁運発第46号「学科試験の出題形式、出題範囲及び出題基準等について(通達)」(令和5年3月30日)

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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士・危険物取扱者・電気工事士などの国家資格、普通免許・原付の学科、 簿記・FP 技能検定・IT パスポート・宅地建物取引士などの検定・資格まで117 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照しています。 記事と問題の作成には AI を使っています。問題はすべてオリジナルで、 自動の検査と、作成とは別の担当による反証 (事実と出典を選択肢ごとに確かめる) を通してから公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

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