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全88問
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ぴよパスでは危険物取扱者 乙種第3類の問題を3カテゴリに分けています。危険物の性質と消火にはオリジナル予想問題を88問収録し、サイト内の危険物取扱者 乙種第3類全246問の約36%を占めます。この割合は本試験の出題比率ではありません。このカテゴリの収録テーマには禁水性・黄りん・カリウム・水素発生などがあります。本試験の情報は合格率65.1%(令和7年度)・試験時間2時間・受験料5,300円です。
回答後に解説を読み、分からなかった用語や手順をテキストで確かめてから解き直す使い方ができます。88問のうち16問には根拠・参照資料の情報があります。関連する用語や条件は、危険物に関する法令・基礎的な物理学及び基礎的な化学などのカテゴリでも確認できます。模擬試験はPremiumの機能です。問題数・科目構成・制限時間は模試の開始画面で確認してください。
第3類危険物(自然発火性物質及び禁水性物質)に共通する性質の説明として、正しいものはどれか。
解説: 選択肢2が正しい。消防庁の類別説明では、第3類は空気にさらされて自然に発火する危険性があるもの、または水と接触して発火し若しくは可燃性ガスを生じるものです。黄りんはICSC0628で水中保管とされています。選択肢1のように全品名が両方の性質を持つとは限りません。選択肢3は、ナトリ…
カリウム(K)の性状として、正しいものはどれか。
解説: カリウムは銀白色の軟らかい金属で、空気中では即座に酸化されるため、石油(灯油・軽油)中に保存する必要があります。水と激しく反応して水素(H₂)を発生し、発生した水素が引火・爆発する危険があります(2K + 2H₂O → 2KOH + H₂↑)。硬くて重い金属ではなく(ナイフで切れ…
ナトリウム(Na)の貯蔵方法として、正しいものはどれか。
解説: ナトリウムは空気中の酸素・水分と激しく反応するため、灯油または軽油中に沈めて保存します。これにより空気・水との接触を遮断できます。水中保存は黄りんの保存方法であり、ナトリウムは水と激しく反応して水素を発生するため厳禁です(2Na + 2H₂O → 2NaOH + H₂↑)。窒素封…
黄りん(P₄)の性状に関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: 黄りんは第3類危険物の中で唯一「自然発火性のみ」の品名であり、禁水性はありません。水と反応して水素を発生する(選択肢1)のはカリウムやナトリウムなど禁水性物質の性状です。黄りんは空気中で約50℃以下で自然発火し(3)、暗所で青白い燐光を発し(4)、強い毒性があり(5)、水中に保存…
アルキルアルミニウムの消火方法として、正しいものはどれか。
解説: アルキルアルミニウムは有機金属化合物で、空気中で自然発火し、水と激しく反応してエタン等の可燃性ガスを発生するため、禁水性かつ自然発火性を併せ持ちます。「乾燥砂・膨張ひる石等で窒息消火する」が正しい消火方法で、膨張真珠岩を含む不燃性固体による窒息消火が有効です。なお危険物の規制に関…
カリウムの火災に対して使用できる消火剤として、正しいものはどれか。
解説: カリウムは禁水性・自然発火性を持つアルカリ金属であり、消火には膨張ひる石(バーミキュライト)(3)・膨張真珠岩・乾燥砂による窒息消火が有効です。強化液(1)・泡消火剤(5)は水分を含み、カリウムと反応して水素が発生するため厳禁。二酸化炭素(2)・ハロゲン化物(4)は第4類危険物に…
カリウム(K)と水(H₂O)の反応を化学反応式で表したとき、発生するものとして正しいものはどれか。
解説: カリウムと水の反応式は 2K + 2H₂O → 2KOH + H₂↑ です。発生するのは水素(H₂)であり、この水素が引火・爆発する危険があります。ナトリウムも同様に 2Na + 2H₂O → 2NaOH + H₂↑ で水素を発生します。ホスフィン(PH₃)はリン化カルシウム等の…
ナトリウム(Na)の性状に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
解説: ナトリウムとカリウムはどちらもアルカリ金属ですが、水との反応性はカリウムの方がナトリウムよりも高く、危険性が大きいとされます。選択肢5は誤りです。ナトリウムは銀白色の軟らかい金属(1)で、空気中では即座に酸化され(2)、水と激しく反応して水素を発生し(3)(2Na + 2H₂O …
カリウムおよびナトリウムの貯蔵に使用する石油として、適切なものはどれか。
解説: カリウムおよびナトリウムは、灯油または軽油(石油)中に沈めて保存します。これにより空気(酸素・水分)との接触を防ぎ、酸化や水との反応を防止します。ガソリンは揮発性が高く適切ではありません。重油は粘度が高く、保存には用いられません。潤滑油・シリコーンオイルも規定の保存方法ではありま…
第3類危険物のカリウム・ナトリウムに対して水を用いた消火を行った場合の危険性として、最も適切な説明はどれか。
解説: カリウム・ナトリウムは禁水性物質であり、水と激しく反応して水素(H₂)を発生します(2Na + 2H₂O → 2NaOH + H₂↑)。発生した水素が燃焼中の炎や静電気等の点火源で引火し、爆発する危険があります。このため水による消火は厳禁です。ホスフィンはリン化カルシウムと水の反…
アルキルアルミニウムの貯蔵方法として、正しいものはどれか。
解説: アルキルアルミニウムは空気中で自然発火し、水と激しく反応するため、窒素等の不活性ガスを封入した密閉容器で保存します。水中保存は黄りんの保存方法です(アルキルアルミニウムは禁水性があり水中保存は厳禁)。灯油中保存はカリウム・ナトリウムの保存方法です。アルキルアルミニウムは有機金属化…
アルキルリチウムの性状に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: アルキルリチウムはリチウムと炭化水素基が結合した有機金属化合物で、空気中で自然発火し、水と激しく反応して可燃性ガスを発生する自然発火性・禁水性の両性質を持ちます。水中保存は黄りんの保存方法であり、アルキルリチウムは禁水性があるため水中保存は厳禁です。消火にはCO₂は不適であり、乾…
黄りん(P₄)の貯蔵・取扱い方法として、正しいものはどれか。
解説: 黄りんは自然発火性のみの品名(禁水性なし)であり、空気中で約50℃以下で自然発火します。そのため水中に沈めて空気との接触を遮断して保存します。禁水性がないため水中保存が可能であり、これが他の第3類危険物と大きく異なる点です。灯油・軽油中保存はカリウム・ナトリウムの保存方法、窒素封…
国際化学物質安全性カードICSC0628「リン(黄)」の消火活動欄に挙げられている消火手段として、正しいものはどれか。
解説: 選択肢4が正しい。ICSC0628「リン(黄)」は、消火活動欄に水噴霧と湿潤砂を挙げています。選択肢1の二酸化炭素と選択肢5のハロゲン化物は、この欄に挙げられた手段ではありません。選択肢2は水もすべて使用不可としており、水噴霧の記載と矛盾します。選択肢3の「乾燥砂のみ」は、湿潤砂…
第3類危険物(禁水性物質)の消火に関する説明として、正しいものはどれか。
解説: 第3類禁水性物質の消火には、乾燥砂・膨張ひる石(バーミキュライト)・膨張真珠岩による窒息消火が有効です(5)。棒状放水(1)は水を使うため最も危険です。CO₂消火剤(2)は第4類(引火性液体)の消火には有効ですが、第3類禁水性物質の消火には不適です。ハロゲン化物(3)も第4類には…
第3類危険物の指定数量に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 選択肢5が正しい。危険物の規制に関する政令別表第三で、アルキルアルミニウムの指定数量は10kgです。選択肢1は黄りんが20kg、選択肢3と4はカリウムとナトリウムがともに10kgのため誤りです。選択肢2も、これらの数字が異なるため誤りです。同表ではアルキルリチウムも10kgです。…
第3類危険物の指定数量について、正しいものの組み合わせはどれか。(①カリウム:10kg、②ナトリウム:10kg、③黄りん:20kg、④アルキルアルミニウム:10kg)
解説: 第3類危険物の主な指定数量は次のとおりです。カリウム:10kg(①正しい)、ナトリウム:10kg(②正しい)、黄りん:20kg(③正しい)、アルキルアルミニウム:10kg(④正しい)。したがって①②③④すべて正しいです。これらの指定数量は消防法に基づく値であり、試験では各品名と指…
アルキルアルミニウムが水と反応した場合に発生するガスとして、正しいものはどれか。
解説: アルキルアルミニウムは有機アルミニウム化合物であり、水と反応するとエタン等の炭化水素ガスを発生します。たとえばトリエチルアルミニウム((C₂H₅)₃Al)は水と反応してエタン(C₂H₆)を発生します。水素のみが発生するのはカリウム・ナトリウムなどの禁水性アルカリ金属です。ホスフィ…
黄りん(P₄)に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 黄りんは暗所で青白い燐光(phosphorescence)を発し、強い毒性を持ちます(3が正しい)。黄りんは無毒ではなく有毒です(1は誤り)。黄りんが自然発火する温度は約50℃以下であり(300℃以上ではなく非常に低温)(2は誤り)。黄りんは自然発火性のみで禁水性はなく、水中で保…
第4類危険物(引火性液体)の消火に有効なCO₂消火剤について、第3類危険物の禁水性物質(カリウム・ナトリウム等)に使用できない主な理由として、最も適切なものはどれか。
解説: CO₂消火剤は第4類(引火性液体)の消火に有効ですが、第3類の禁水性物質には基本的に不適です。その主な理由は、カリウム等の活性金属はCO₂と反応して爆発的に燃焼する可能性があるためです(4K + CO₂ → 2K₂O + C のような反応が起こりうる)。CO₂は水を含むわけではな…
第3類危険物の共通的な火災予防対策として、正しいものはどれか。
解説: 第3類危険物の火災予防の基本は、自然発火性物質は空気(酸素)との接触を避けること、禁水性物質は水との接触を避けることです(2が正しい)。なお、黄りんは自然発火性のみで禁水性はないため、水中保存で空気との接触を遮断します。すべての品名を水から遠ざけるわけではありません(1は誤り)。…
第3類危険物の分類に関して、「自然発火性のみ」で「禁水性のない」品名として正しいものはどれか。
解説: 第3類危険物の中で「自然発火性のみ」を持ち「禁水性がない」品名は黄りん(P₄)だけです(3)。ナトリウム(1)・カリウム(5)は自然発火性と禁水性の両方を持ちます。アルキルアルミニウム(2)・アルキルリチウム(4)も自然発火性と禁水性の両方を持ちます。黄りん(3)だけが例外的に水…
カリウムおよびナトリウムの性状について、2つに共通する説明として誤っているものはどれか。
解説: カリウム(原子量約39)はナトリウム(原子量約23)より原子量が大きく、反応性も高いです(5が誤り)。アルカリ金属の反応性は周期表で下にいくほど(原子番号が大きくなるほど)高くなります(Li < Na < K < Rb < Cs)。カリウムとナトリウムはともに銀白色の軟らかい金属…
アルキルアルミニウムに関して、取扱い時の注意事項として正しいものはどれか。
解説: アルキルアルミニウムは空気中で自然発火し、水と激しく反応するため、取扱い時は空気・水との接触を完全に避け、窒素等の不活性ガス雰囲気下で作業を行う必要があります。空気中での作業は自然発火の危険があります(1は誤り)。水による希釈は水との反応で爆発的に燃焼する危険があります(2は誤り…
第3類危険物と消火方法の組み合わせとして、すべて正しいものはどれか。
解説: 黄りんは自然発火性のみで禁水性がないため、乾燥砂はもちろん水・泡消火剤も有効です(2が正しい)。カリウムへの棒状放水は水との反応で水素が発生し爆発の危険があるため厳禁(1は誤り)。アルキルアルミニウムへの泡消火剤使用は水分を含むため厳禁(3は誤り)。ナトリウムへのCO₂消火剤使用…
第3類危険物であるカリウム(K)・ナトリウム(Na)・黄りん(P₄)・アルキルアルミニウムに共通することとして、正しいものはどれか。
解説: カリウム・ナトリウム・黄りん・アルキルアルミニウムのすべてにおいて乾燥砂による消火(窒息消火)が有効です(2が正しい)。禁水性はカリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウムが持ちますが、黄りんは禁水性がないためすべてが禁水性を持つわけではありません(1は誤り)。水中保存は黄りんのみ…
次の第3類危険物に関する記述のうち、正しいものはどれか。
解説: カリウムは禁水性物質であり、水と激しく反応して水素(H₂)を発生します(2K + 2H₂O → 2KOH + H₂↑)。水中保存をすると爆発の危険があります(3が正しい)。黄りんは禁水性がなく、水消火が可能です(1は誤り:黄りんは禁水性なし)。アルキルアルミニウムの消火にはCO₂…
水素化ナトリウム (NaH) の性状として、正しいものはどれか。
解説: 水素化ナトリウム (NaH) は灰色(灰白色)の固体で、強力な還元剤である (純粋なものは銀白色の結晶だが、市販品は灰色の粉末。出典: 総務省消防庁 危険物データベース)。水と激しく反応して水酸化ナトリウムと水素ガスを発生する: NaH + H₂O → NaOH + H₂↑。発生…
水素化ナトリウム (NaH) が水と反応したときの化学反応式として、正しいものはどれか。
解説: 水素化ナトリウムは水と次の式で反応する: NaH + H₂O → NaOH + H₂↑。ナトリウムイオンと水酸化物イオンが結合してNaOHを生成し、水素 (H₂) が発生する。発生した水素は可燃性ガスであり、空気と混合すると爆発の危険がある。酸素ガス (O₂) は発生しない (選…
水素化リチウム (LiH) の性状と取扱いについて、誤っているものはどれか。
解説: 水素化リチウム (LiH) は白色の固体で、強い還元性を持つ禁水性物質である。水と反応して水酸化リチウムと水素ガスを発生する: LiH + H₂O → LiOH + H₂↑。水と接触すると水素が激しく発生し、爆発の危険があるため「水と反応しても安全に溶解する」(選択肢5) は誤り…
水素化カルシウム (CaH₂) が水と反応したときの化学反応式として、正しいものはどれか。
解説: 水素化カルシウムが水と反応する正しい式は: CaH₂ + 2H₂O → Ca(OH)₂ + 2H₂↑ である。カルシウムは2価の陽イオンを形成するため、2つの水分子と反応して水酸化カルシウム Ca(OH)₂ と2分子の水素ガスを生成する。CaH₂ 1モルに対し水素は2モル発生する…
金属の水素化物 (水素化ナトリウム・水素化リチウム・水素化カルシウム) に共通する性状として、誤っているものはどれか。
解説: 金属の水素化物 (NaH・LiH・CaH₂) はいずれも固体で、水と反応すると水素ガス (H₂) を発生する。アセチレン (C₂H₂) を発生するのは炭化カルシウム (CaC₂) であり、金属水素化物とは全く異なる物質である (選択肢2が誤り)。金属水素化物はいずれも強い還元性を…
金属の水素化物の貯蔵・取扱いについて、正しいものはどれか。
解説: 金属の水素化物 (NaH・LiH・CaH₂等) は禁水性物質であるため、密閉容器に入れ乾燥した場所で保管することが基本である。不活性ガス (窒素・アルゴン等) を封入して保管する場合もある。水中保存 (選択肢2) は禁水性物質に禁忌であり、水と接触すると水素が発生して爆発の危険が…
リン化カルシウム (Ca₃P₂) が水と反応したときに発生するガスとして、正しいものはどれか。
解説: 選択肢1のホスフィンPH₃が正しい。ICSC1126は、リン化カルシウムが水や湿った空気と反応してホスフィンを生じ、火災や中毒の危険があると説明しています。選択肢2のメタンは炭化アルミニウム、選択肢5のアセチレンは炭化カルシウムが水と反応した場合の発生ガスであり、物質の取り違えで…
リン化カルシウム (Ca₃P₂) と水の反応式として、正しいものはどれか。
解説: リン化カルシウムと水の正しい反応式は: Ca₃P₂ + 6H₂O → 3Ca(OH)₂ + 2PH₃↑ である。Ca₃P₂ 1モルに対し水6モルを消費し、水酸化カルシウム3モルとホスフィン2モルが生成される。この化学量論的な比率が試験頻出ポイントである。ホスフィン (PH₃) は…
ホスフィン (PH₃) の性質として、正しいものはどれか。
解説: ホスフィン (PH₃、リン化水素) はリン化カルシウムが水と反応して発生する気体で、有毒ガスであり空気中で自然発火する性質を持つ。純粋なホスフィンは常温では自然発火しにくいが、不純物として高次のリン化水素を含む場合には空気中で自然発火することがある。毒性が強く、低濃度でも吸入する…
金属のリン化物の消火方法として、正しいものはどれか。
解説: 金属のリン化物 (Ca₃P₂等) は禁水性物質であるため、消火には乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩による窒息消火が有効である。このほか危険物の規制に関する政令 別表第五では、炭酸水素塩類等を使用する粉末消火剤も禁水性物品に適応するとされている (りん酸塩類等の粉末は不適応)。水 (…
炭化カルシウム (CaC₂) の性状として、正しいものはどれか。
解説: 炭化カルシウム (CaC₂、カーバイド) は灰色(灰白色)の固体で、純粋なものは無色に近い (総務省消防庁 危険物データベースは性状を「灰白色の塊固体」とする)。常温では固体であり (選択肢4は誤り)、水と反応してアセチレン (C₂H₂) を発生する (選択肢5は誤り: メタンを…
炭化カルシウム (CaC₂) が水と反応したときに発生するガスと、その爆発限界として、正しいものはどれか。
解説: 炭化カルシウムが水と反応する式は: CaC₂ + 2H₂O → Ca(OH)₂ + C₂H₂↑。発生するアセチレン (C₂H₂) の爆発限界は 2.5〜81% という非常に広い範囲であり、第3類危険物の中でも特に爆発の危険性が高い理由の一つである。爆発上限81%は「ほぼどんな濃度…
炭化カルシウム(CaC₂)が水と反応し、水酸化カルシウムとアセチレンを生じる反応式として、正しいものはどれか。
解説: 選択肢5が正しい。反応式はCaC₂ + 2H₂O → Ca(OH)₂ + C₂H₂です。左右ともCaが1個、Cが2個、Hが4個、Oが2個でそろいます。NOAAのCAMEO Chemicalsも、生成物をアセチレンと水酸化カルシウムとしています。選択肢1は生成物をCaO₂とC₂H₄…
炭化アルミニウム (Al₄C₃) が水と反応したときに発生するガスとして、正しいものはどれか。
解説: 炭化アルミニウムが水と反応する式は: Al₄C₃ + 12H₂O → 4Al(OH)₃ + 3CH₄↑。発生するのはメタン (CH₄) である。アセチレンを発生するのは炭化カルシウム (CaC₂) であり (選択肢1)、ホスフィンはリン化カルシウム (Ca₃P₂) から (選択肢…
炭化アルミニウム (Al₄C₃) と水の反応式として、正しいものはどれか。
解説: 炭化アルミニウムと水の正しい反応式は: Al₄C₃ + 12H₂O → 4Al(OH)₃ + 3CH₄↑ である。Al₄C₃ 1モルに対し水12モルを消費し、水酸化アルミニウム4モルとメタン3モルを生成する。アルミニウムは3価の陽イオンであるため Al(OH)₃ を生成し (Al…
炭化カルシウムと炭化アルミニウムの水との反応を比較した記述として、正しいものはどれか。
解説: 炭化カルシウム (CaC₂) は水と反応してアセチレン (C₂H₂) を発生する: CaC₂ + 2H₂O → Ca(OH)₂ + C₂H₂↑。炭化アルミニウム (Al₄C₃) は水と反応してメタン (CH₄) を発生する: Al₄C₃ + 12H₂O → 4Al(OH)₃ + …
炭化カルシウム (CaC₂) の貯蔵方法として、最も適切なものはどれか。
解説: 炭化カルシウム (CaC₂) は禁水性物質であるため、密閉した乾燥容器に入れて湿気を避けて貯蔵することが正しい方法である。水中保管 (選択肢2) は黄りんなど自然発火性だが禁水性でない物質に用いる方法であり、禁水性の炭化カルシウムには絶対禁止である。水と接触すると CaC₂ + …
炭化カルシウム (CaC₂) の消火方法として、正しいものはどれか。
解説: 炭化カルシウムは禁水性物質であるため、消火には乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩による窒息消火が有効である。このほか危険物の規制に関する政令 別表第五では、炭酸水素塩類等を使用する粉末消火剤も禁水性物品に適応するとされている (りん酸塩類等の粉末は不適応)。水 (選択肢5) や泡消火…
次の物質と水との反応で発生するガスの組み合わせとして、すべて正しいものはどれか。
解説: 第3類危険物が水と反応して発生するガスの対応関係は次のとおり整理する。 ・炭化カルシウム CaC₂ → アセチレン C₂H₂(CaC₂ + 2H₂O → Ca(OH)₂ + C₂H₂) ・炭化アルミニウム Al₄C₃ → メタン CH₄(Al₄C₃ + 12H₂O → 4Al(O…
第3類危険物 (禁水性物質) の消火に際し、CO₂消火剤やハロゲン化物消火剤が不適切とされる理由として、最も適切なものはどれか。
解説: CO₂消火剤やハロゲン化物消火剤は第4類危険物 (引火性液体) に対しては有効であるが、第3類危険物 (禁水性物質) には基本的に不適とされている。「CO₂やハロゲン化物は第3類禁水性物質と反応する可能性があり、安全性が確保できない」が正答である。具体例として、カリウム・ナトリウ…
【消火剤選定ひっかけ問題】第3類危険物 (炭化カルシウム) の火災に使用してはいけない消火剤として、誤っているものはどれか。
解説: 炭化カルシウム (CaC₂) の火災に「使用してはいけない消火剤」を問う問題で、選択肢1の乾燥砂は「使用してよい消火剤」であるため誤りの選択肢に該当する。乾燥砂は禁水性物質の消火に最も有効な消火剤である。水 (選択肢3)、泡消火剤 (選択肢4)、強化液 (選択肢5) は水分を含む…
危険物の規制に関する政令 別表第五は、第3類危険物を「禁水性物品」と「その他の第三類の危険物」に分けて適応する消火設備を定めている。この2つの区分に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 危険物の規制に関する政令 別表第五は、第三類の危険物を「禁水性物品」と「その他の第三類の危険物」の2つの区分に分けて適応消火設備を定めています。泡消火設備・泡を放射する消火器・棒状及び霧状の水・強化液は、いずれも第三類については「その他の第三類の危険物」の欄にだけ○が付き、「禁水…
炭化カルシウム (CaC₂) の危険性が特に高い理由として、最も適切なものはどれか。
解説: 炭化カルシウムの危険性が特に高い最大の理由は、水と反応して発生するアセチレン (C₂H₂) の爆発限界が 2.5〜81% という非常に広い範囲にあることである。この爆発限界の広さは可燃性ガスの中でも特に危険なレベルであり、ほぼどんな濃度でも爆発し得ることを意味する (上限81% …
第3類危険物に該当するバリウム (Ba) の性状として、正しいものはどれか。
解説: バリウム (Ba) は第2族のアルカリ土類金属で、銀白色の軟らかい固体金属である。水と激しく反応して水酸化バリウムと水素ガスを発生する: Ba + 2H₂O → Ba(OH)₂ + H₂↑。常温では固体であり (選択肢1は誤り)、空気中の水分や酸素と反応するため不安定であり (選…
ジエチル亜鉛 ((C₂H₅)₂Zn) の性状と危険性について、正しいものはどれか。
解説: ジエチル亜鉛 ((C₂H₅)₂Zn) は有機金属化合物の一種で、常温で無色の液体である。空気中で自然発火する「自然発火性」と、水と激しく反応して可燃性ガスを発生する「禁水性」の両方の性質を持つ。第3類危険物の中でも特に危険な部類に入る物質である。空気との接触および水との接触を完全…
乾燥砂ならびに膨張ひる石又は膨張真珠岩について、危険物の規制に関する政令 別表第五の定めとして正しいものはどれか。
解説: 乾燥砂ならびに膨張ひる石又は膨張真珠岩は、危険物の規制に関する政令 別表第五で第五種の消火設備に区分され、第1類から第6類までのすべての危険物の欄に○が付いています (選択肢3が正しい)。第3類では、水系の消火剤が使えない禁水性物品にも、水中に貯蔵する黄りん等その他の第三類の危険…
リチウム (Li) の性状として、正しいものはどれか。
解説: リチウム (Li) は銀白色の軟らかい金属で、比重は約0.5とすべての金属の中で最も軽い。水と反応して水酸化リチウムと水素を発生する: 2Li + 2H₂O → 2LiOH + H₂↑。ただし水との反応はカリウム・ナトリウムに比べると穏やかである。第3類危険物では「アルカリ金属 …
第3類危険物に該当する金属と、その炎色反応の色の組み合わせとして、正しいものはどれか。
解説: 第3類危険物に該当する金属の炎色反応は次のとおりである。リチウム: 深赤色、ナトリウム: 黄色、カリウム: 赤紫色、カルシウム: 橙赤色、バリウム: 黄緑色。したがって「ナトリウム — 黄色」の組み合わせ (選択肢3) が正しい。選択肢2の黄緑色はバリウム、選択肢4の橙赤色はカル…
トリクロロシラン (SiHCl₃) の性状として、正しいものはどれか。
解説: トリクロロシラン (SiHCl₃) は第3類危険物の「塩素化けい素化合物」に該当する、無色で刺激臭のある液体である。水と激しく反応 (加水分解) して有毒・腐食性の塩化水素 (HCl) を発生するため禁水性物質であり、湿った空気中でも発煙する。また引火点が低く揮発しやすいため、引…
黄りん (P₄) が空気中で燃焼したときに生成する物質として、正しいものはどれか。
解説: 黄りんが空気中で燃焼すると、十酸化四りん (P₄O₁₀) を生成する: P₄ + 5O₂ → P₄O₁₀。十酸化四りんは五酸化二りん (P₂O₅) とも呼ばれ、白煙として観察される刺激性の物質である。ホスフィン (選択肢4) はリン化カルシウム等の金属のリン化物が水と反応したとき…
黄りんと赤りんに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 黄りんと赤りんはどちらもリン (P) の単体であり、互いに同素体の関係にある。黄りんは自然発火性を持つため第3類危険物に、赤りんは可燃性固体として第2類危険物に区分される (選択肢4が正しい)。毒性は黄りんが猛毒であるのに対し、赤りんの毒性は弱く、両者の大きな相違点である (選択…
保護液中に貯蔵する第3類危険物の貯蔵・取扱いについて、正しいものはどれか。
解説: 保護液中に貯蔵する危険物 (灯油・軽油中のカリウム・ナトリウム、水中の黄りん等) は、危険物が保護液から露出しないように保護液の量を常に管理することが貯蔵・取扱いの基本である (選択肢1が正しい)。保護液が減少して危険物が露出すると、空気との接触により酸化や自然発火の危険が生じる…
アルキルアルミニウムの危険性 (反応性) を低減する方法として、正しいものはどれか。
解説: アルキルアルミニウムは、ベンゼンやヘキサン等の反応しない炭化水素系溶媒で希釈すると反応性 (危険性) が低減する (選択肢4が正しい)。実際の貯蔵・取扱いでも溶媒で希釈した状態で扱われることが多い。水で希釈する (選択肢2) のは厳禁であり、水と激しく反応してエタン等の可燃性ガス…
ジエチル亜鉛 ((C₂H₅)₂Zn) が水と反応したときに発生するガスとして、正しいものはどれか。
解説: ジエチル亜鉛は亜鉛にエチル基が結合した有機金属化合物であり、水・アルコール・酸と激しく反応してエタン (C₂H₆) 等の可燃性の炭化水素ガスを発生する (選択肢4が正しい)。アルキルアルミニウムが水と反応してエタン等を発生するのと同様に、有機金属化合物は水との反応で炭化水素ガスを…
黄りん (P₄) の貯蔵・取扱いに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 黄りんは水酸化ナトリウム等の強アルカリ性の溶液と反応して、有毒で自然発火性のあるリン化水素 (ホスフィン、PH₃) を発生する (選択肢1が正しい)。このため水中保存する際は、保護液の水が強アルカリ性にならないように管理する必要がある。黄りんは第3類の中で唯一禁水性を持たない品名…
第3類危険物の貯蔵に関する次の記述のうち、政令の定めとして正しいものはどれか。
解説: 政令は「第三類の危険物のうち黄りんその他水中に貯蔵する物品と禁水性物品とは、同一の貯蔵所において貯蔵しないこと」と定めています。同じ第3類でも、黄りんは空気に触れると自然発火するため水中に貯蔵するのに対し、カリウムやナトリウムなどの禁水性物品は水と反応して水素を発生し発火します。…
炎色反応で黄緑色を示す第3類危険物の金属として、正しいものはどれか。
解説: バリウム (Ba) は炎色反応で黄緑色を示します (選択肢5が正しい)。第3類危険物に該当する金属の炎色反応は、リチウムが深赤色、ナトリウムが黄色、カリウムが赤紫色、カルシウムが橙赤色です。バリウムとカルシウムはアルカリ土類金属、リチウムはカリウム及びナトリウムを除くアルカリ金属…
カルシウム (Ca) の性状として、正しいものはどれか。
解説: カルシウム (Ca) は第2族のアルカリ土類金属で、銀白色の固体金属である。水と反応して水酸化カルシウムと水素を発生する: Ca + 2H₂O → Ca(OH)₂ + H₂↑。反応はナトリウムに比べて穏やかであるが、禁水性物質であることに変わりはない。アセチレンを発生するのは炭化…
危険物の規制に関する政令において、自然発火性物品として名指しで掲げられている物品の組合せとして、正しいものはどれか。
解説: 政令は自然発火性物品を「第三類の危険物のうち自然発火性試験において一定の性状を示すもの並びにアルキルアルミニウム、アルキルリチウム及び黄りんをいう」と定義しており、この3つだけが条文に名指しで書かれています。試験によって判定されるものに加えて、試験を経るまでもなく自然発火性が明ら…
第3類危険物の取扱いの基準に関する次の記述のうち、政令の定めとして正しいものはどれか。
解説: 政令は、自然発火性物品については「炎、火花若しくは高温体との接近、過熱又は空気との接触を避け」、禁水性物品については「水との接触を避けること」と定めています。避けるべきものが両者で異なる点が要点です。自然発火性は空気(酸素)に触れることで発火する性質、禁水性は水と反応して発火また…
消防法別表第一において、第三類の「品名」として掲げられているものはどれか。
解説: 消防法別表第一の第三類は、品名として「カリウム」「ナトリウム」「アルキルアルミニウム」「アルキルリチウム」「黄りん」「アルカリ金属(カリウム及びナトリウムを除く。)及びアルカリ土類金属」「有機金属化合物(アルキルアルミニウム及びアルキルリチウムを除く。)」「金属の水素化物」「金属…
黄りんと赤りんを比較した記述として、正しいものはどれか。
解説: 黄りんと赤りんはどちらもリンの単体であり、互いに同素体の関係にある。黄りんは強い毒性を持つのに対し、赤りんの毒性は黄りんに比べて著しく低い (選択肢2が正しい)。赤りんは第2類危険物 (可燃性固体) に区分されており、第3類ではない (選択肢1は誤り)。化学的な安定性は赤りんの方…
次の第3類危険物のうち、常温 (20℃) で液体のものはどれか。
解説: ジエチル亜鉛 ((C₂H₅)₂Zn) は常温で無色の液体である (選択肢4が正しい)。カリウムは銀白色の軟らかい固体金属 (選択肢1)、黄りんは白色〜淡黄色のロウ状固体 (選択肢2)、炭化カルシウムは灰色(灰白色)の固体 (選択肢3)、リン化カルシウムは暗赤色の固体 (選択肢5)…
第3類危険物の禁水性物質の火災に適応する消火剤として、正しいものはどれか。
解説: 禁水性物質の火災に適応する消火剤は、炭酸水素塩類等を使用する粉末消火剤、いわゆる金属火災用粉末 (危険物の規制に関する政令 別表第五の「その他のもの」)、および乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩である (選択肢4が正しい)。りん酸塩類等を使用する粉末消火剤 (いわゆるABC粉末) は…
第3類危険物のうち、禁水性のみを有し、自然発火性を有しない危険物として正しいものはどれか。
解説: リチウムは第3類危険物の中で、禁水性のみを有し自然発火性を有しない代表的な危険物である (選択肢1が正しい)。水と反応して水素を発生するが、固形のリチウムは常温の乾燥した空気中では直ちに発火することはない。なお消防法別表第一の第三類にリチウムという品名はなく、リチウムは品名「アル…
カリウムとナトリウムに共通する物性に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: カリウム (比重約0.86、融点約64℃)・ナトリウム (比重約0.97、融点約98℃) は、いずれも比重が1より小さく水より軽い金属で、融点も100℃より低いという特徴があります (選択肢5が正しい)。比重が1より小さいため水中に沈むことはなく、水面上で激しく反応します (選択…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
ナトリウム (Na) が水と反応したときの化学反応式として、正しいものはどれか。
解説: ナトリウムと水の反応式は 2Na + 2H₂O → 2NaOH + H₂↑ です (選択肢3が正しい)。水酸化ナトリウム (NaOH) を生成しながら水素 (H₂) を発生し、反応熱で発生した水素に引火して爆発する危険があります。酸素 (O₂) は発生しません (選択肢4は誤り)…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
アルキルアルミニウムの性状に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: アルキルアルミニウムは、一般にアルキル基の炭素数やハロゲン数が多くなるほど空気や水との反応性が低くなる (危険性が小さくなる) という特徴があります (選択肢4が正しい)。トリエチルアルミニウムのように炭素数の少ないものは、空気に触れると直ちに発火するほど反応性が高くなります。「…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
アルキルリチウムの一種であるノルマルブチルリチウム (n-C₄H₉Li) の性状として、正しいものはどれか。
解説: ノルマルブチルリチウムはアルキルリチウムの代表的な物質で、黄褐色の液体です。反応性が非常に高いため、ヘキサンやベンゼン等の反応しない炭化水素系溶媒で希釈した状態で貯蔵・使用されます (選択肢5が正しい)。白色の粉末状固体ではなく、水とも激しく反応するため「水に安定」は誤りです (…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
カリウムの貯蔵・取扱いに関する記述として、誤っているものはどれか。
解説: カリウムは禁水性物質であり、水との接触は棒状・霧状を問わず厳禁です。霧状の水でも水素を発生して爆発する危険があるため、「霧状の水を噴霧して冷却消火する」(選択肢1) は誤りです。消火には乾燥砂・膨張ひる石・金属火災用粉末消火剤等を使用します。灯油等の保護液中に貯蔵し、露出しないよ…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
少量のナトリウムを廃棄処理する方法として、最も適切なものはどれか。
解説: 少量のナトリウムを廃棄する場合は、エタノール等のアルコール中で少量ずつ反応させて完全に分解する方法が適切です (選択肢5が正しい)。ナトリウムはアルコールとも水素を発生しながら反応しますが、水との反応に比べて穏やかであるため、制御しながら処理できます。水に一度に投入すると激しく反…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
トリエチルアルミニウム ((C₂H₅)₃Al) が水と反応したときの化学反応式として、正しいものはどれか。
解説: トリエチルアルミニウムと水の反応式は (C₂H₅)₃Al + 3H₂O → Al(OH)₃ + 3C₂H₆↑ です (選択肢2が正しい)。3つのエチル基がそれぞれ水と反応してエタン (C₂H₆) を発生し、アルミニウムは水酸化アルミニウム Al(OH)₃ になります。発生するガス…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
カリウムとナトリウムの物性を比較した記述として、正しいものはどれか。
解説: カリウムの融点は約64℃、比重は約0.86であり、ナトリウム (融点約98℃、比重約0.97) と比べて融点・比重ともに小さい値です (選択肢4が正しい)。融点はカリウムの方が低いため、「カリウムの方が高い」は誤りです (選択肢5)。比重もカリウムの方が小さいため、選択肢1は誤り…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
第3類危険物に該当するカリウム・ナトリウム・リチウムのアルカリ金属に共通する化学的性質として、正しいものはどれか。
解説: アルカリ金属 (カリウム・ナトリウム・リチウム) は最外殻電子を1個持ち、これを放出して1価の陽イオンになりやすいため、強い還元性を示します (選択肢1が正しい)。リチウムは禁水性のみを有し自然発火性を有しない危険物であるため、「いずれも両方を有する」は誤りです (選択肢4)。2…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
黄りん (P₄) の性状に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 黄りんは水にはほとんど溶けないが、二硫化炭素にはよく溶ける (選択肢5が正しい)。水に溶けず、水と反応もしないため、水中に沈めて貯蔵することができる。水によく溶けるという記述 (選択肢3) は誤りで、水に溶けないからこそ水中貯蔵が可能である。黄りんは常温では白色〜淡黄色のロウ状の…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
黄りん (P₄) の火災における消火活動上の注意事項として、正しいものはどれか。
解説: 黄りんが燃焼すると十酸化四りん (P₄O₁₀、五酸化二りん) の白煙が生成する。この白煙は刺激性・腐食性があり有害であるため、消火活動は風上から行い、煙を吸い込まないようにする (選択肢1が正しい)。黄りんは第3類の中で唯一禁水性を持たない品名であり、水・泡による消火が有効である…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
カルシウム (Ca) と水 (H₂O) の反応式として、正しいものはどれか。
解説: カルシウムと水の正しい反応式は Ca + 2H₂O → Ca(OH)₂ + H₂↑ である (選択肢2が正しい)。カルシウムは2価の陽イオンを形成するため、水2分子と反応して水酸化カルシウム Ca(OH)₂ (消石灰) と水素 H₂ を生成する。発生する水素は可燃性ガスであり、引…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
カルシウム (Ca) とバリウム (Ba) に共通する性状の記述として、誤っているものはどれか。
解説: 炎色反応の色は、カルシウムが橙赤色、バリウムが黄緑色であり、両者は異なる色を示す。「同じ黄緑色を示す」(選択肢5) が誤りである。カルシウムとバリウムはいずれも第2族のアルカリ土類金属で、銀白色の固体金属である (選択肢2は正しい)。どちらも水と反応して水素を発生する: Ca +…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
りん化カルシウム (Ca₃P₂) の性状として、正しいものはどれか。
解説: りん化カルシウム (Ca₃P₂) は暗赤色の固体であり、水だけでなく弱酸とも反応して、有毒で自然発火性のあるりん化水素 (ホスフィン、PH₃) を発生する (選択肢1が正しい)。水との反応式は Ca₃P₂ + 6H₂O → 3Ca(OH)₂ + 2PH₃↑ である。常温で固体であ…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
炭化カルシウム (CaC₂) に関する記述として、正しいものはどれか。
解説: 炭化カルシウム (CaC₂、カーバイド) を高温で窒素と反応させると、石灰窒素 (カルシウムシアナミド、CaCN₂) が生成する (選択肢2が正しい)。石灰窒素は肥料などに利用され、炭化カルシウムの工業的な用途の一つである。炭化カルシウム自体は不燃性であり、自然発火性は持たない …
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
トリクロロシラン (SiHCl₃) の貯蔵・取扱いに関する記述として、正しいものはどれか。
解説: トリクロロシラン (SiHCl₃) は無色で刺激臭のある液体で、水と激しく反応 (加水分解) して有毒・腐食性の塩化水素 (HCl) を発生する禁水性物質である。したがって容器を密栓し、水分・湿気を避けて換気のよい冷暗所に貯蔵するのが正しい (選択肢3)。禁水性であるため水中貯蔵…
根拠・参照資料: 消防法別表第一(第3類)
ぴよパスに収録している危険物取扱者 乙種第3類「危険物の性質と消火」のオリジナル練習問題 全88問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級39問・中級38問・上級11問の全88問構成です。うち16問の解説には、根拠・参照資料を記載しています。
試験では「黄りんは禁水性がない」というひっかけが頻出です。→ Q22 第3類危険物の分類に関して、「自然発火性のみ」で「禁水性のない」品名として正しいものはどれ… で確認する
乙4学習者が乙3を受験する際に最も混同しやすいポイントである。→ Q47 第3類危険物 (禁水性物質) の消火に際し、CO₂消火剤やハロゲン化物消火剤が不適切とされ… で確認する
紹介文と対象読者を見比べて、学びたい内容に合う書籍を選んでください。
乙3の試験本番で出題されるのは『性質・消火』10問のみで、自然発火性・禁水性物質(カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・黄りん等)の細部知識がそのまま得点を左右する。公論出版例題集は本試験で実際に出た問題を網羅しており、これを潰さずに受験することは過去出題と同型の問題で失点する『取りこぼし損失』を自ら抱え込むに等しい。最新版でないと正誤訂正・新傾向反映を逃す。
こんな人に: 乙4合格済で科目免除を使い乙3を含む乙種他類を一気に取りに行く受験者、および本試験形式の出題感覚を最優先で身につけたい独学者
乙3の自然発火性・禁水性物質は同じ『ナトリウム』でも乙1の塩素酸ナトリウム、乙3の金属ナトリウムで挙動が全く異なるなど混同事故が起きやすく、いきなり過去問演習に突入すると物質名と性質がリンクせず暗記が砂のように崩れる。1冊で各類を比較整理できる体系テキストを持たないことは、応用問題で『どこかで見た物質』のまま誤答する典型的失点パターンを招く。
こんな人に: 化学が苦手で公論出版の問題集にいきなり入ると挫折しそうな初学者、乙3の性質・消火を物質ごとにまず体系で押さえたい受験者
書籍情報の確認日:
本試験は60%以上で合格だが乙3の性質消火は10問構成で5問落とすと不合格圏で、模擬試験を本番形式で複数回回した経験の有無が直前期の得点を左右する。テキストと過去問を別々に買って模擬演習機会を失うのは、初見問題への耐性を作らないまま本試験に臨むという最大級の取り返しのつかない損失。改訂新版は2023年11月刊で内容も新しい。
こんな人に: 1冊で完結させたい時間制約のある独学者、過去問書とテキスト書を行き来する余裕がなく本試験形式の模擬演習を厚めに回したい受験者
間違えた論点を、書籍と練習問題で確認しましょう
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
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危険物乙3のテキストは合本3冊から状況で選ぶのが現実的。乙4保持者・初学者・1冊完結派それぞれの最適解と編集部の推奨順位、価格・版年・演習へのつなげ方まで整理します。
危険物乙3で講座を使うべきか迷う人へ。SAT、独学教材、ぴよパス演習の役割を分け、向く人・向かない人・買う順番と失敗しない判断軸を整理します。
危険物乙3(自然発火性・禁水性物質)は、乙1・2・3・5・6類をまとめた合本で対応するのが定番。乙4取得者は法令・物化が免除され「性質・消火」に集中できます。公論出版の過去問、ナツメ社・技術評論社のテキスト&問題集を役割で比較し、免除の有無別の買い方まで解説します。
乙3の短期合格の現実性は受験形態で全く違います。乙4など乙種免状の科目免除なら性消10問・35分の試験になり、第3類に絞った短期集中が現実的。新規3科目 (35問・2時間) での一夜漬けは乙4同様に非推奨です。直前期の優先順位を形態別に整理します。
乙4など乙種免状を持っていれば、乙3は法令・物理化学が全部免除され、性質・消火10問を35分で解くだけの試験になります。消防試験研究センターの公表内容に基づき、免除の3パターン・願書に必要な免状コピー・免除後の合格ラインと勉強法を整理します。
危険物乙3は科目免除の有無で受験の重さが一変する。乙4など他の乙種を持つ人は性質消火10問のみで独学一択、完全初学者も乙4と同水準で独学が基本。通信講座が活きるのは化学用語に強い抵抗がある初学者や乙種を複数類まとめて狙う人。費用と判断軸を実数値で整理する。