危険物取扱者 乙種第3類 危険物の性質と消火 練習問題 第49問: 【消火剤選定ひっかけ問題】第4類危険物 (ガソリン等) の消火に有効な CO₂消火剤について、第3類危険物の禁水性物質に使用できない理由として正しいものはどれか
【消火剤選定ひっかけ問題】第4類危険物 (ガソリン等) の消火に有効な CO₂消火剤について、第3類危険物の禁水性物質に使用できない理由として正しいものはどれか。
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正解: 2. CO₂は禁水性物質と反応する可能性があるため不適切とされているから
CO₂消火剤は第4類危険物 (ガソリン・アルコール等の引火性液体) の消火には有効であり、乙4試験でも「有効な消火剤」として学習する。しかし第3類危険物の禁水性物質に対しては、CO₂が物質と反応する可能性があるため不適切とされている。具体例として、カリウム・ナトリウム等のアルカリ金属は CO₂と反応して炭素を析出(2K + CO₂ → K₂O + C 等の還元反応)し、可燃物を生成して延焼を助長する恐れがある。アルキルアルミニウムも CO₂と反応し得る。これが「CO₂は禁水性物質と反応する可能性があるため不適切とされている」が正答となる理由で、乙4合格後に乙3を受験する受験者が最も混同しやすいポイントである。「CO₂は燃焼を助けるガスであり、すべての火災に有害だから」は誤りで、CO₂は消火効果のある不燃性ガスである。「CO₂は水分を多く含んでおり、禁水性物質を溶かすから」は誤りで、CO₂消火剤に水分は含まれていない。「CO₂消火剤は第4類にも第3類にも等しく有効だ」は誤りで、第4類には有効だが第3類禁水性物質には不適である。「CO₂は常温で固体であり、第3類物質に触れると爆発するから」は誤りで、CO₂消火剤は液化ガスとして充填され放出時に気化する(一部はドライアイス状になるが「常温で固体」ではない)。第3類禁水性物質の消火には乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩のみが有効である。
関連キーワード: CO₂消火剤・第4類有効・第3類不適・乙4との違い・ひっかけ
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