危険物取扱者 乙種第3類 危険物の性質と消火 練習問題 第47問: 第3類危険物 (禁水性物質) の消火に際し、CO₂消火剤やハロゲン化物消火剤が不適切とされる理由として、最も適切なものはどれか。
第3類危険物 (禁水性物質) の消火に際し、CO₂消火剤やハロゲン化物消火剤が不適切とされる理由として、最も適切なものはどれか。
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正解: 2. CO₂やハロゲン化物は第3類禁水性物質と反応する可能性があり、安全性が確保できないから
CO₂消火剤やハロゲン化物消火剤は第4類危険物 (引火性液体) に対しては有効であるが、第3類危険物 (禁水性物質) には基本的に不適とされている。「CO₂やハロゲン化物は第3類禁水性物質と反応する可能性があり、安全性が確保できない」が正答である。具体例として、カリウム・ナトリウム等のアルカリ金属は CO₂と反応して炭素を析出する (4K + 3CO₂ → 2K₂CO₃ + C、または 2K + CO₂ → K₂O + C のような還元反応) ため、消火剤として用いると逆に可燃物 (炭素) を生成し延焼を助長する恐れがある。アルキルアルミニウムも反応性が高く、CO₂やハロゲン化物と反応する。ハロゲン化物消火剤も同様にアルカリ金属・アルキルアルミニウムと反応してハロゲン化金属を生成し得る。乙4学習者が乙3を受験する際に最も混同しやすいポイントである。「CO₂は空気より軽いため、燃焼面を覆えないから」は誤りで、CO₂は空気より重く(比重約1.5)、本来は窒息消火に適する。「CO₂は水分を含むため、禁水性物質と反応してしまうから」は誤りで、CO₂消火剤に水分は含まれていない。「ハロゲン化物消火剤は価格が高く、経済的に使用できないから」は経済的理由であって禁忌理由ではない。「CO₂消火剤は第4類危険物にも効果がないから」は誤りで、CO₂は第4類に有効である。第3類禁水性物質の消火には乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩が有効である。
関連キーワード: CO₂消火剤・ハロゲン化物消火剤・禁水性物質・不適切・第3類
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