QC検定®(品質管理検定®)2級 計量値データに基づく検定と推定 練習問題 第10問: 正規分布に従う母集団から大きさn(n≧2)のサンプルを取り、母数を点推定する。点推定に用いる統計量について述べた記述として、正しいものはどれか。
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中級推定正答率 約 64%
正規分布に従う母集団から大きさn(n≧2)のサンプルを取り、母数を点推定する。点推定に用いる統計量について述べた記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 4. 不偏分散Vの平方根は、σの不偏推定量ではない
平方和Sをn−1で割った不偏分散Vは母分散σ²の不偏推定量だが、Sをnで割った値は平均するとσ²より小さくなる(1は誤り)。Vがσ²の不偏推定量でも、その平方根の期待値はc4σ(c4は1より小さい係数)でσより小さいので、√Vはσの不偏推定量ではない(4が正しい)。σを偏りなく推定するには、√Vをc4で割った値や、範囲Rをd2で割った値を使い、Rをnで割った値ではない(3は誤り)。正規分布では、n≧3のとき中央値の分散は標本平均の分散σ²/nより大きく、n=2のときは中央値が標本平均と一致するので、中央値が標本平均より精度よく母平均を推定することはない(2は誤り)。
関連キーワード: 点推定・不偏推定量・不偏分散・標本平均
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