銀行業務検定試験 財務3級 資産の会計 練習問題 第32問: 融資の担当者が取引先の貸借対照表を読むときの前提として、企業会計原則の貸借対照表原則が定める資産及び負債の項目の配列に関する記述として、最も適切なものはどれか。
融資の担当者が取引先の貸借対照表を読むときの前提として、企業会計原則の貸借対照表原則が定める資産及び負債の項目の配列に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 資産と負債のいずれも、原則として流動性配列法によって配列する。
「資産と負債のいずれも、原則として流動性配列法によって配列する」が適切です。企業会計原則の貸借対照表原則は、資産及び負債の項目の配列は原則として流動性配列法によるとしています。
流動性配列法は、資産を流動資産から固定資産へ、負債を流動負債から固定負債へと、現金化や支払の早いものから順に並べる方法です。「固定性配列法が原則で、流動性配列法は金融機関に限られる」と「業種や規模を問わず固定性配列法によらなければならない」は、原則とされる方法を取り違えています。
固定性配列法は固定資産を先に並べる方法で、原則とされる方法ではありません。「資産は流動性配列法、負債は固定性配列法」は、資産と負債の両方について流動性配列法を原則とする定めに反します。
「配列の方法に原則はなく自由に選んでよい」は、原則として流動性配列法によるという定めに反し、期間ごとの比較や会社間の比較もしにくくなります。融資の担当者は、流動性配列法の並びを前提に、上の段の流動資産と流動負債を見比べて短期の支払能力をつかみ、下の段の固定資産と純資産・固定負債の関係から長期の資金の安定を読みます。
関連キーワード: 流動性配列法・貸借対照表原則・貸借対照表の配列
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