銀行業務検定試験 財務3級 資産の会計 練習問題 第22問: 融資先の貸借対照表で、繰延資産と前払費用を見分けたい。企業会計原則に照らし、両者を分ける着眼点として、最も適切なものはどれか。
資産の会計
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第22問
融資先の貸借対照表で、繰延資産と前払費用を見分けたい。企業会計原則に照らし、両者を分ける着眼点として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 役務の提供を受け終えたかどうか
「役務の提供を受け終えたかどうか」が適切です。企業会計原則注解 (注15) は、代価の支払いが済むか支払義務が確定し、対応する役務の提供も受けたのに、効果が将来に及ぶと期待される費用を、繰延資産として計上できるとしています。
一方、注解 (注5) は、前払費用を、契約に従い継続して役務の提供を受ける場合に、まだ提供されていない役務に対して支払った対価としています。つまり、役務を受け終えていれば繰延資産の候補、まだ受けていなければ前払費用です。
「支払額が1年分の費用を超えるかどうか」は、前払費用を流動資産と投資その他の資産に分ける1年基準の考え方を持ち込んだ誤りです。法人税法上の損金算入の可否、金額の重要性、支払先が関係会社かどうかは、両者を分ける基準ではありません。
融資の担当者は、繰延資産は売って資金にできない資産なので、実質の自己資本を見るときに差し引いて考えることがあります。
関連キーワード: 繰延資産・前払費用・経過勘定・企業会計原則
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