銀行業務検定試験 財務3級 資産の会計 練習問題 第20問: 小売業の融資先Q社は売価還元法で期末商品を評価している。当期の資料は次のとおりである (単位: 千円)。期首商品 原価8,400・売価12,000、当期仕入 原
小売業の融資先Q社は売価還元法で期末商品を評価している。当期の資料は次のとおりである (単位: 千円)。期首商品 原価8,400・売価12,000、当期仕入 原価51,600・売価68,000、期末商品の売価16,000。原価率は「(期首商品の原価+当期仕入の原価)÷(期首商品の売価+当期仕入の売価)」で求め、値上げ・値下げはないものとする。期末商品棚卸高として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 12,000千円
「12,000千円」が適切です。企業会計基準第9号「棚卸資産の評価に関する会計基準」は、売価還元法を、値入率などが似た棚卸資産のグループごとに期末の売価合計に原価率を掛けて期末棚卸高を求める方法とし、取扱品種の多い小売業などで使われるとしています。
問題文の式で、原価率=(8,400+51,600)÷(12,000+68,000)=60,000÷80,000=0.75、期末商品棚卸高=16,000×0.75=12,000千円です。「11,200千円」は期首商品だけの原価率0.7 (8,400÷12,000) を掛けた誤り、「16,000千円」は売価のまま計上した誤り、「4,000千円」は1から原価率を引いた0.25を掛けた誤り、「48,000千円」は売上原価 (60,000−12,000) を答えた誤りです。
小売業の融資先では原価率の取り方で在庫の額と利益が動くので、融資の担当者は期末の売価と原価率の根拠を確かめます。
関連キーワード: 売価還元法・原価率・期末商品棚卸高・棚卸資産
模試 (50問)
本試験と同じ問題数と時間で、財務諸表と財務分析を通して解く
本試験と同じ分量と時間で、財務諸表と財務分析を本試験と同じ比率で混ぜて解きます。目安は正答率60%で、分野ごとの配分はぴよパスの設定です。Premium (月980円)Premium (ご利用中)時間制限つきの実力チェック