銀行業務検定試験 財務3級 資産の会計 練習問題 第17問: 有価証券報告書を提出している製造業の融資先M社は、本業の製造には使わず、値上がりと賃料収入を見込んで土地と建物を保有している。財務諸表等規則に照らした、この土地
資産の会計
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第17問
有価証券報告書を提出している製造業の融資先M社は、本業の製造には使わず、値上がりと賃料収入を見込んで土地と建物を保有している。財務諸表等規則に照らした、この土地・建物の表示と会計処理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 投資の目的で所有する不動産として、投資その他の資産に表示する。
「投資の目的で所有する不動産として、投資その他の資産に表示する」が適切です。財務諸表等規則第33条は、投資の目的で所有する土地・建物などを投資不動産とし、投資その他の資産に属する資産として扱い、金額が資産総額の100分の5を超えるときは独立の科目で掲記するとしています。
同規則第22条は、建物や土地を有形固定資産とするのは営業の用に供するものに限っているので、事業に使っていない土地・建物を有形固定資産に表示するのは誤りです。投資用の建物も時の経過で価値が減るので減価償却の対象で、原価計算基準が投資資産たる不動産の減価償却費を製品の原価に入れない非原価項目としているのもその前提に立っています。
棚卸資産は販売などを目的とする資産で、長く持つ投資不動産は含みません。流動資産の「その他」に含める扱いも区分の取り違えです。
融資の担当者は、本業の設備と投資用の不動産を分けて、本業の資産効率を読みます。
根拠・参照資料: 財務諸表等規則第33条
関連キーワード: 投資不動産・投資その他の資産・有形固定資産・財務諸表等規則
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