銀行業務検定試験 財務3級 資産の会計 練習問題 第12問: 融資先H社 (会計監査人設置会社) の個別注記表を読み、他の金融機関の担保がH社のどの資産に付いているかを確かめたい。会社計算規則が定める「貸借対照表等に関する
融資先H社 (会計監査人設置会社) の個別注記表を読み、他の金融機関の担保がH社のどの資産に付いているかを確かめたい。会社計算規則が定める「貸借対照表等に関する注記」のうち、資産が担保に供されている場合の注記に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 担保に係る債務の金額も、資産の内容・金額とあわせて注記する。
「担保に係る債務の金額も、資産の内容・金額とあわせて注記する」が適切です。会社計算規則第103条第1号は、資産が担保に供されている場合に、担保に供されている旨、その資産の内容と金額、担保に係る債務の金額を注記すると定めています。
同規則第98条第2項は、会計監査人設置会社以外の株式会社 (公開会社を除く) の個別注記表には貸借対照表等に関する注記を求めないため、問題文では会計監査人設置会社に限っています。「貸借対照表から除き…」は誤りで、担保に供しても資産は計上したまま、その内容と金額を注記します。
「その金額は貸借対照表で読み取る」は誤りで、資産の内容とあわせてその金額も注記します。「担保権が実行されて…」は、注記の条件が担保に供されていることだけである点に反します。
「投資その他の資産に振り替えて…」は、資産の区分は性質で決まり、担保の有無で振り替えはしません。融資の担当者は、どの資産にいくらの債務の担保が付いているかを注記で読み、自行が取れる担保の余力を見積ります。
根拠・参照資料: 会社計算規則第103条第1号・第98条第2項
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