銀行業務検定試験 財務3級 資産の会計 練習問題 第11問: 融資先G社の期末の債権は次のとおりである (単位: 千円)。G社の貸倒引当金が足りているかを確かめるため、債権の区分ごとに貸倒見積高を計算する。貸倒懸念債権は、
融資先G社の期末の債権は次のとおりである (単位: 千円)。G社の貸倒引当金が足りているかを確かめるため、債権の区分ごとに貸倒見積高を計算する。貸倒懸念債権は、債権額から担保の処分見込額を引いた残額に50%を掛ける方法 (財務内容評価法) で見積る。貸倒見積高の合計として、最も適切なものはどれか。 ・一般債権 40,000 (過去の貸倒実績率 1.5%) ・貸倒懸念債権 5,000 (担保の処分見込額 2,000) ・破産更生債権等 2,400 (担保の処分見込額 900、保証による回収見込額 300)
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 3,300千円
「3,300千円」が適切です。企業会計基準第10号「金融商品に関する会計基準」は、債務者の状態に応じて債権を一般債権・貸倒懸念債権・破産更生債権等に分け、区分ごとに見積り方を変えます。
途中式: 一般債権 40,000×1.5%=600、貸倒懸念債権 (5,000−2,000)×50%=1,500、破産更生債権等は担保と保証で回収できる分を引いた残額の全部で 2,400−900−300=1,200、合計 600+1,500+1,200=3,300。「4,300千円」は貸倒懸念債権の担保を引き忘れた値 (5,000×50%=2,500)、「4,500千円」は破産更生債権等の担保と保証を引き忘れた値、「4,800千円」は貸倒懸念債権に50%を掛け忘れた値、「711千円」は全部の債権47,400に実績率1.5%を一律に掛けた値です。
融資の担当者は、引当金の残高を区分ごとの見積りと突き合わせ、懸念先の担保の評価が甘くないかを確かめます。
関連キーワード: 貸倒引当金・貸倒懸念債権・破産更生債権等・財務内容評価法
模試 (50問)
本試験と同じ問題数と時間で、財務諸表と財務分析を通して解く
本試験と同じ分量と時間で、財務諸表と財務分析を本試験と同じ比率で混ぜて解きます。目安は正答率60%で、分野ごとの配分はぴよパスの設定です。Premium (月980円)Premium (ご利用中)時間制限つきの実力チェック