技術士 第一次試験 専門科目 上下水道部門 下水道 練習問題 第17問: 下水汚泥の嫌気性消化と資源化に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
専門科目 上下水道部門 下水道
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第17問
下水汚泥の嫌気性消化と資源化に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 酸生成とメタン生成を別の槽で行う二相式の嫌気性消化は、中温の一段式よりSRTが長くなるのが一般的である。
不適切なのは、二相式の嫌気性消化は中温の一段式よりSRTが長くなるとする記述です。US EPA Biosolids Technology Fact Sheet: Multi-Stage Anaerobic Digestion (2006) は、段ごとに条件を最適化するので多段式のSRT(汚泥が槽にとどまる日数)は一段式より短いのが一般的で、中温の一段式の平均が約20日、多段式は14〜18日としています。
二相式は酸生成とメタン生成を槽で分ける多段式です。同じ資料は、嫌気性消化が空気のない状態で有機物をメタンと二酸化炭素に変えて汚泥を安定化し固形物を減らすこと、消化ガスはメタン55〜70 %・二酸化炭素25〜30 %程度で、発熱量は18,630〜26,080 kJ/m³と天然ガスのおよそ3分の2であることを示しています。
下水汚泥にリンの年間需要量の約2割に当たる約5万tが含まれることは、国土交通省「資源・エネルギー循環の形成」によります。多段式の嫌気性消化のSRTは中温の一段式(約20日)より短く、14〜18日程度が一般的です。
関連キーワード: 汚泥処理・嫌気性消化・消化ガス・二相式消化・下水汚泥の資源化
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