技術士 第一次試験 専門科目 上下水道部門 下水道 練習問題 第14問: 嫌気好気活性汚泥法による生物学的りん除去の仕組みに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
専門科目 上下水道部門 下水道
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第14問
嫌気好気活性汚泥法による生物学的りん除去の仕組みに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 嫌気槽でりん蓄積細菌がりんを放出し、好気槽で放出量より多くのりんを取り込み、そのりんを多く含む汚泥が余剰汚泥として系外へ引き抜かれる。
適切なのは、嫌気槽で放出し、好気槽で放出量より多く取り込み、余剰汚泥として系外へ出すとする記述です(US EPA Nutrient Control Design Manual (2010) 5.1 の生物学的りん除去の手順)。嫌気槽では、りん蓄積細菌が細胞内のポリりん酸(りん酸が鎖状につながった物質)を分解して得たエネルギーで揮発性脂肪酸を取り込んで蓄え、このときりん酸を水中へ放出します。
好気槽では蓄えた有機物を酸素で分解し、そのエネルギーで放出量を上回るりんを取り込みます(過剰摂取)。返送汚泥は反応タンクへ戻るだけで、りんは系外へ出ません。
嫌気槽に硝酸性窒素が入ると、他の細菌がそれを使って有機物を消費し、りんの除去は悪くなります(同 5.4.1)。嫌気槽で放出し、好気槽で放出量より多く取り込み、りんを多く含む汚泥を余剰汚泥として引き抜くことで、りんが除かれます。
関連キーワード: 生物学的りん除去・嫌気好気活性汚泥法・りん蓄積細菌・余剰汚泥・高度処理
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