技術士 第一次試験 専門科目 上下水道部門 下水道 練習問題 第13問: 循環式硝化脱窒法(無酸素槽→好気槽→最終沈殿池の順)で、流入下水量に対する返送汚泥量の比を0.4とする。流入した窒素はすべて好気槽で硝酸性窒素になり、汚泥への取
専門科目 上下水道部門 下水道
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第13問
循環式硝化脱窒法(無酸素槽→好気槽→最終沈殿池の順)で、流入下水量に対する返送汚泥量の比を0.4とする。流入した窒素はすべて好気槽で硝酸性窒素になり、汚泥への取り込みは考えない。好気槽を出た硝酸性窒素のうち、返送汚泥と硝化液循環に乗って無酸素槽へ戻った分はすべて窒素ガスになり、残りは処理水とともに流出するものとし、好気槽を出る水の硝酸性窒素の濃度はどの流れでも同じとする。窒素除去率75 %を得るのに必要な、流入下水量に対する硝化液循環量の比に最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 2.6
必要な硝化液循環比は2.6です。流入下水量をQ、返送汚泥比をR、硝化液循環比をrとすると、好気槽を出る水量は(1+R+r)Qです。
硝酸性窒素の濃度はどの流れも同じなので、処理水に出る割合は1÷(1+R+r)、無酸素槽へ戻って除かれる割合は(R+r)÷(1+R+r)です。
除去率η=(R+r)÷(1+R+r)
R+r=η÷(1−η)=0.75÷0.25=3.0
r=3.0−0.4=2.6
検算: (0.4+2.6)÷(1+0.4+2.6)=3÷4=75 %
「3.0」はR+rをそのまま循環比とした値、「3.4」はRを引くところで足した値、「3.6」はη÷(1−η)の代わりに1÷(1−η)を使った値、「4.2」は返送汚泥が運ぶ硝酸性窒素を除去に数えなかった値です。返送汚泥も硝酸性窒素を無酸素槽へ運ぶので、必要な硝化液循環比はη÷(1−η)から返送汚泥比を引いて求めます。
関連キーワード: 循環式硝化脱窒法・硝化液循環比・返送汚泥比・窒素除去率・物質収支
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