技術士 第一次試験 専門科目 上下水道部門 下水道 練習問題 第11問: 活性汚泥法の反応タンク(容量6,000 m³、MLSS 2,500 mg/L)で、最終沈殿池から濃度8,000 mg/Lの余剰汚泥を120 m³/日引き抜いてい
活性汚泥法の反応タンク(容量6,000 m³、MLSS 2,500 mg/L)で、最終沈殿池から濃度8,000 mg/Lの余剰汚泥を120 m³/日引き抜いている。同じ濃度の返送汚泥は8,000 m³/日、処理水量は20,000 m³/日、処理水のSSは10 mg/Lである。固形物滞留時間(SRT)を「反応タンク内の汚泥量を、1日に系外へ出る汚泥量で割った値」とし、最終沈殿池内の汚泥は考えないものとする。SRT(日)に最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 13
SRTは約13日です。系外へ出る汚泥は、引き抜く余剰汚泥と処理水に含まれるSSの2つで、返送汚泥は反応タンクへ戻るので数えません。
1 mg/L=0.001 kg/m³とします。
反応タンク内の汚泥量=6,000 m³×2.5 kg/m³=15,000 kg
余剰汚泥=120 m³/日×8.0 kg/m³=960 kg/日
処理水のSS=20,000 m³/日×0.010 kg/m³=200 kg/日
SRT=15,000÷(960+200)≒12.9日
検算として、系外へ出る1,160 kg/日を13日分ためると約15,000 kgとなり、反応タンクの汚泥量と合います。「16」は処理水のSSを落とした値、「0.30」は容量を処理水量で割った水理学的滞留時間(HRT)、「0.23」は返送汚泥64,000 kg/日も系外へ出る量に入れた値、「50」は容量を余剰汚泥の引抜き水量で割った値です。
SRTの分母は系外へ出る汚泥量(余剰汚泥+処理水のSS)で、返送汚泥は数えません。
関連キーワード: 固形物滞留時間・SRT・余剰汚泥・返送汚泥・HRT
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