技術士 第一次試験 専門科目 上下水道部門 下水道 練習問題 第8問: 汚水ポンプ場で、吐出し量4.8 m³/minのポンプ1台を、吸込み槽の水位による発停で運転する。起動水位と停止水位の間の容量(有効容量)をVとする。流入量が0〜
専門科目 上下水道部門 下水道
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第8問
汚水ポンプ場で、吐出し量4.8 m³/minのポンプ1台を、吸込み槽の水位による発停で運転する。起動水位と停止水位の間の容量(有効容量)をVとする。流入量が0〜4.8 m³/minの範囲でどう変わっても、起動から次の起動までの時間が15分を下回らないようにするために必要な最小の有効容量に最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 18 m³
必要な有効容量は約18 m³です。流入量をq、吐出し量をQpとすると、止まっている間に水位が有効容量Vだけ上がる時間はV/q、運転中にVだけ下がる時間はV/(Qp−q)なので、起動から次の起動までの1周期は
T=V/q+V/(Qp−q)=V·Qp/{q(Qp−q)}
となります。分母のq(Qp−q)はq=Qp/2で最大のQp²/4になるので、周期が最も短くなるのは流入量が吐出し量の半分のときで、Tmin=4V/Qpです。
V=Tmin×Qp÷4=15×4.8÷4=18 m³
確かめると、q=2.4 m³/minではためる時間18÷2.4=7.5分、くみ出す時間18÷(4.8−2.4)=7.5分で合計15分に戻ります。「72 m³」は4で割らない値、「36 m³」は2、「9.0 m³」は8で割った値、「0.30 m³」は時間と流量の単位をそろえていない値です。
水位で発停するポンプの1周期は、流入量が吐出し量の半分のときに最短の4V/Qpになるので、必要な有効容量はV=Tmin×Qp/4です。
関連キーワード: ポンプ場・吸込み槽・有効容量・起動間隔・運転周期
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