技術士 第一次試験 専門科目 上下水道部門 下水道 練習問題 第7問: 内径400 mmの円形管きょを勾配3.0‰で満流で流している。同じ粗度係数の内径800 mmの管きょに替えて、満流時の平均流速を元と同じにするための勾配に最も近
内径400 mmの円形管きょを勾配3.0‰で満流で流している。同じ粗度係数の内径800 mmの管きょに替えて、満流時の平均流速を元と同じにするための勾配に最も近い値はどれか。流速はマニング式に従うものとし、必要であれば2^(1/3)=1.26、2^(2/3)=1.59、2^(4/3)=2.52を用いてよい。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 1.2‰
勾配は約1.2‰です。マニング式V=(1/n)R^(2/3)I^(1/2)(FHWA HEC-22 第4版 式6.5を断面積で割った形)を勾配について解くとI=(nV)²÷R^(4/3)で、nとVが同じならIはR^(−4/3)に比例します。
満流の円形管ではR=D/4(径深=断面積÷潤辺。同書4.2.2.3)なので、Iは管径の−4/3乗に比例します。
I₂/I₁=(D₂/D₁)^(−4/3)=2^(−4/3)=1/2.52
I₂=3.0÷2.52≒1.19‰≒1.2‰
値で確かめると、n=0.013のとき内径400 mm(R=0.10 m)・3.0‰の流速は約0.908 m/sで、内径800 mm(R=0.20 m、R^(2/3)=0.342)でこの流速を出す勾配は(0.013×0.908÷0.342)²≒0.00119となり一致します。「1.9‰」は2^(−2/3)倍、「2.4‰」は2^(−1/3)倍、「1.5‰」は管径に反比例、「7.6‰」は比の向きを逆にした値です。
マニング式で流速を同じに保つ勾配は管径の−4/3乗に比例するので、管径を2倍にすると勾配は約1/2.5になります。
関連キーワード: マニング式・管径・勾配・径深・満流・相似則
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