技術士 第一次試験 専門科目 上下水道部門 下水道 練習問題 第5問: 合理式による雨水流出量の算定の考え方に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
専門科目 上下水道部門 下水道
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第5問
合理式による雨水流出量の算定の考え方に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 下流の管きょの計画雨水量は、上流側の各管きょの計画雨水量の和に等しいとみなす。
「下流の管きょの計画雨水量は、上流側の各管きょの計画雨水量の和に等しいとみなす」が不適切です。FHWA HEC-22 第4版9.2.2は、管きょごとにその地点までの排水面積と流達時間で設計流量を求めるので、設計流量は下流へ向かって足し合わせられない(時間のずれで減衰する)としています。
下流の地点ほど流達時間が長く、IDF曲線(降雨強度・継続時間・超過確率の関係を表す曲線)から読む降雨強度は小さくなります。同書4.2.2は合理式の仮定として、流域の全体が寄与したときに最大流量が生じること、降雨強度は流達時間に等しい継続時間のあいだ一様であること、算出した最大流量の確率は降雨強度の確率と同じであること、流出係数はどの確率の降雨でも同じであることを挙げています。
流達時間は、最初の雨水ますまでの流入時間と管きょ内の流下時間とからなります(同書9.2.2)。合理式では下流の地点ごとに、その地点までの全排水面積と流達時間に対応する降雨強度で計算し直すので、上流の管きょの計画雨水量を足し合わせただけの値にはなりません。
関連キーワード: 合理式・流達時間・流入時間・流下時間・降雨強度・流出係数
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