技術士 第一次試験 専門科目 電気電子部門 情報通信 練習問題 第8問: 特性インピーダンスが75 Ωの無損失の伝送線路の終端に、300 Ωの抵抗だけからなる負荷をつないだ。線路を進んできた入射波の電力のうち、負荷で消費される電力の割
専門科目 電気電子部門 情報通信
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第8問
特性インピーダンスが75 Ωの無損失の伝送線路の終端に、300 Ωの抵抗だけからなる負荷をつないだ。線路を進んできた入射波の電力のうち、負荷で消費される電力の割合として、最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 64 %
「64 %」が最も近い値です。終端の電圧反射係数Γ(反射波÷入射波の電圧)は、負荷のインピーダンスZLと特性インピーダンスZ0から、Γ=(ZL−Z0)/(ZL+Z0)で求まります。
Γ=(300−75)/(300+75)=225/375=0.60
反射波と入射波は同じZ0の線路を進むので、電力は電圧の2乗に比例し、反射される電力の割合は|Γ|²=0.36です。無損失なので残りが負荷で消費されます。
1−|Γ|²=1−0.36=0.64(64 %)
「60 %」は|Γ|をそのまま電力の割合とした値、「36 %」は反射される電力の割合、「25 %」は比75/300、「44 %」は分母を負荷の抵抗だけにしてΓ=225/300=0.75とした値(1−0.75²≒0.44)です。負荷の電圧は入射波の1+Γ=1.6倍なので、(1.6)²×75/300=0.64と求めても一致します。
電圧定在波比(電圧の最大値÷最小値。NEETS Module 10)は(1+0.60)/(1−0.60)=4.0です。負荷で消費される電力の割合は1−|Γ|²で、反射係数はΓ=(ZL−Z0)/(ZL+Z0)です。
関連キーワード: 伝送線路・特性インピーダンス・反射係数・反射電力・電圧定在波比
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